hungry travelog
美しい海。うまいメシ。豪華なホテル。アジア方面の旅の記録。
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ワット・スタットを裏口から出る。表門のほうはすごい交通量だったが裏口のほうは逆に誰も歩いてないし車通りもまばらだ。タクシーをつかまえようにも、空車が通らない。この辺はスカイトレインも地下鉄も通ってないので、タクシーかトゥクトゥクを捕まえないといけない。

ようやくピンクのタクシーをつかまえた。フアランポーン・ステーションと言ったら、すんなり通じた。
フアランポーン駅は、タイ国鉄の起点となる駅で、地下鉄にも乗り継ぎができる。また、中華街の入り口あたりに位置し、これから訪れるワット・トライミットにも近い。実はこの時点でこの後の行動計画をはっきり立ててなくて、まだ元気があればワット・トライミットや中華街も見ておくか、と漠然と考えていた程度だった。

タクシーの運転手は英語はわからないながらも、一生懸命話しかけようと、ラジオに応えて何かぶつぶつしゃべったり、「チェンマイ?(に行くの?)」とか聞いてくる。フアランポーン駅がチェンマイに行く起点になるから、駅から電車で遠出すると思っているのだろう。しかし私はとっさにはその意味が理解できなかったので、「いや、バンコク」と応じておいた。後から思えば、お互いに「あー、こりゃ会話は通じないな」と思ってしまう決定打を放ってしまった気がする(笑)。

P1080770.jpg


フアランポーン駅まで送ってもらい、そこから10分と歩かずに、ワット・トライミットに到着。
かつてワット・トライミットに行ったことがある人は、上の写真を見て何これ?と思うかもしれない。実はこの丘の上の立派なお堂は、2009年になってからできたらしい。かの有名な「黄金仏」は、この丘の上のお堂に納められている。

P1080771.jpg


よそのお寺では、たとえ撮影可能でも、タイ人が仏様の写真を撮っている場面はあまり見かけず、写真を撮っているのはもっぱら外国人観光客だ。しかしここではみんな撮る撮る。

P1080777.jpg


後ろ側から。
この黄金仏、単に金箔で表面だけ金色なわけではない。それなら他のお寺でもたくさん見てきた。これは金で「できて」いるのだ。純金60%、重量5.5トン、時価120億円と言われる。時価120億円の金塊にしてはずいぶん無防備な気がしたが、改装される前の写真を見るともっとずっとチープな小屋に納められていたようだ。
タイ人は仏像を盗みだそうなんて考えもしないのかもしれないが(でも映画「マッハ!!!!」はそういう内容だったな)、外国の犯罪組織とかに目をつけられなきゃいいけど。
なお「時価120億円」というのは旅行サイトとか個人ブログとかがみんな伝聞で書いているようなのでその信憑性を一応検証しておく。普通こういう計算の仕方をするのかどうかは知らないが、まあ常識的に考えると:
金地金1キロの小売価格 345.1万円(三菱マテリアル2/19相場)×5500(5.5トン)×0.6(純度60%)=11,388,300,000円
ということで、120億円というのに近い数字になった。

P1080781.jpg


他のお寺でもこういう話があったが、この黄金仏も、ビルマ軍に見つかってしまわないように周りを漆喰で塗り固めて隠してあったのが偶然見つかったというもの。
1953年に移転のため、何の変哲もない仏像を動かそうとしたものの、大きさの割に異様に重く、吊り上げたクレーンが壊れてしまった。仕方ないので仏像を一晩野ざらしにしておいたら、その夜嵐があり、漆喰が一部はがされて、中の黄金の仏像が300年ぶりに姿を現したそうだ。

P1080785.jpg


お寺の本堂は地面にあるが、黄金仏の納められた仏堂は丘の上。階段を登っていくと、別にそう貼り出されているわけでもないのに、途中でみんな靴を脱ぎ始める。よそのお寺でも、建物にあがる前には靴は当然脱ぐものだが、ここでは随分手前からみんなが脱ぎ始める。こっちの人たちはサンダルにしても靴にしても、あまり靴下を履いていないので、すっと裸足になれるのだが、こっちは靴下をゴソゴソ脱いだりして手間がかかる。でもコンクリートの地面でも、裸足で歩くのは、この地に直に触れている感じが、ちょっと気持ちいい。

P1080789.jpg


これだけ立派な仏堂を建てるんだからよほど収入があるんだろうと思うが、ここは入場料は取られなかった。古いガイドブックには10バーツと書いてあるが、とりあえず新しい仏堂建設という目標を達成したので無料化したのだろうか。
いかにも中国系タイ人が好きそうな黄金の仏様が、中華街の入り口という絶妙のロケーションに置かれているって、まるで狙ったようだ。


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