hungry travelog
美しい海。うまいメシ。豪華なホテル。アジア方面の旅の記録。
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また渡し船に乗って、ワット・アルンを後にする。ぜひまた見に来たいと思わせる、カッコいい寺だった。
次に向かうのは、ワット・ポー。チャオプラヤ川を渡るのはものの3分か5分。わずか3バーツ、10円の旅だ。それでこれだけバンコク風情が味わえるなんて、めちゃめちゃコストパフォーマンスの高い観光スポットだ。
船を降りると、また街のにぎわいが戻ってくる。ワット・ポーは船着き場のすぐ目の前にある。
船着き場前の屋台とか出てる様子を写真に撮っておこうと思ったら、目の前でものすごいデブなお姉ちゃんがつまみぐいしてた。そうやって売り物の揚げ物をずっとつまみ食いしてるんだろうなー。

さて、ワット・ポーと言えば、もちろんこれ。

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リクライニング・ブッダ。日本語にすると寝釈迦仏、と言うらしい。全長46メートル、高さ15メートル、足のサイズが5メートルという桁外れの巨大な仏像だ。しかもこれ、全身が金箔で覆われている。
お寺自体は古くアユタヤ時代の建立で、バンコクで最初の仏教寺院。寝釈迦仏は1832年の建立だそうだ。クレーンとかトラックとかがない時代にこういう建造物を造ってしまう根性と創意工夫。恐るべきタイ人。

船着き場からいちばん近い門から50バーツの入場料を払って入ると、もうすぐ目の前の建物には寝釈迦仏のある仏堂。靴をぬいで仏堂に上がると、さすがにどんな観光ガイドにも載ってる超定番スポットだけあって、かなり観光客で混み合っている。が、単に物珍しくて写真を撮っている観光客だけでなく、熱心に手を合わせて拝んでいる仏教徒もかなり多い。

しかしこのお堂、意図的にこういう構造にしてるのかわからないが、柱の位置がちょっと意地が悪い。柱の数がけっこう多く、しかも一本一本が太く立派なので、角度的に仏像の目の前の部分しか見えない。顔の部分を一度通り過ぎてしまうと、もうそのお顔は拝見できないのだ。こんな感じで、今見てるのはどの部分なのかもよくわからない。これは腿のあたり?
写真左のほうが建物の入り口なのだが、入り口付近だけやけに大混雑で、その先はガラガラなのは、そういうわけだった。

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足の先まで行くと、まあ一応もう一度お顔は拝める。50メートル向こうに。いやはや遠い。デカい。
足の裏には、バラモン教の宇宙観を表現するという模様がびっしりと彫られていて、これだけを一生懸命写真に撮ってる人もいる。

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仏様の周りはぐるっと一周できるので、後ろ姿も拝見できる。頭の裏側にくると、実は二段重ねの枕を使ってるのが分かったりする。そして改めて気づくのが、枕にしろ柱も天井も、至る所がびっしりと隙間なく緻密な模様で飾られていることだ。
こんなものすごいインパクトの仏様を見せられてしまっては、それを収める箱になんて誰も注目しないのも、まあ仕方ないのだが、この建物はそれ自体見る価値がある。局所的に見るとけっこう派手な色使いでうるさい模様でも、建物全体がそれで埋め尽くされると、不思議と落ち着いた雰囲気なのだ。
そもそもこの寝釈迦仏、寝そべって何をしてるのかというと、これは涅槃(悟りの境地)に入る直前の姿。日本ではなかなか想像つかないが、タイにはけっこうこのポーズの仏像がある。悟りの境地に至る仏様を包むのは、やっぱり不思議に落ち着くこの空間じゃなくちゃいけない。

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仏様の背中側では、みんなが一列に並んで、壺に硬貨を入れている。壺は煩悩の数と同じ108つあり、そのすべてに、1つ1つ、硬貨を入れていくことで、煩悩を一つずつ捨てていくという意味があるらしい。流石にこれをやっているのはタイ人と思しき人がほとんどだった。

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みんながどんどん硬貨を入れるので当然壺はいつかいっぱいになる。それを空けに、寺の若い衆がひっきりなしに壺からざざーっと硬貨を回収しにくる。何だよなんか味気ないなーと思って見てたが、並んでる人たちは気にするでもなく淡々と進んでいく。
タイでは、おばちゃんが籠に入れた鳥を売ってて、それを買った人が籠から鳥を逃がしてやることで徳を積む(タンブン)という、おまじない的な行為がよく行われている。逃げた鳥はどうせまたすぐにつかまって籠に入れられるんだろうが、そういう問題ではないのだ。今壺に入れた硬貨を、小僧がすぐ回収して行っちゃっても、それは別に問題ではないのだ。きっと。(本当はちょっとムカッとしてるかもしれない)


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