hungry travelog
美しい海。うまいメシ。豪華なホテル。アジア方面の旅の記録。
≪04月   2017年05月   06月≫
1  2  3  4  5  6  7  8  9  10  11  12  13  14  15  16  17  18  19  20  21  22  23  24  25  26  27  28  29  30  31  
スポンサーサイト
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
前の晩に偶然、屋台で会話した家族。お母さんの「うちに遊びにいらっしゃいよ」という言葉がどこまで本気だったのかは分からない。僕らも本当に電話しちゃっていいものか迷いつつ、思い切ってかけてみて、じゃあ昨日のパンケーキ屋台のところで逢って一緒にランチを食べましょう、ということになった。
車で出迎えてもらい、まずはご自宅へ。
うちの方とは違う方向で路地に入っていくと、みるみる高級住宅街になる。やっぱりそうだよな〜家族みんな英語しゃべれるなんて、ちょっといい家庭に決まってるよな〜という予想が的中。

DSC_0132026.jpg


家の中は、リビングにソファが並んでて、その奥にダイニングとキッチンがあって、2階には家族それぞれの部屋があって... と、日本の家庭とほとんど変わらない。が、唯一違うのが、これだ。礼拝コーナー。
僕らが1階でお茶をいただいている間も、パパが「ちょっとお祈りしてくるわ」と2階に上がったり。イスラムのお祈りの時間ってのは厳格なものだと我々部外者は勝手に思ってるが、1日に5回もそんなことやってられないわけで、実態は柔軟に運用してる、らしい(教義上も、旅行中ややむを得ない場合は時間をずらしたり、まとめて行ってもいいと許容されてるようだ)。
ママも出かける前にやっていたが、どうも娘はお祈りをしてる気配がない(笑)。

DSC_0126025.jpg


それはともかく、娘の運転でランチに出かける。
まあ、自分たちだけだったら、まずこの店に入ろうとは思わない外観。

DSC_0140028.jpg


でも結構な人気店と見えて、満席だ。
日本の焼き肉屋とかで渡されるような注文シートに数字を書き込んで店員に渡す。要はご飯+魚かチキンの主菜+野菜炒めなどの副菜。これをバナナの葉のお皿に乗せて、指で混ぜながら食う。とてもシンプルな食事なのだが、美味い。手で食うかどうかはともかく、他の東南アジアの国でも同じようなものを食うので味の予想はついていたが、それでも思ったより美味かった。わざわざ連れてきてくれるぐらいだから、このお店が特に美味いということなんだろうけど。

DSC_0137027.jpg


食事のあと、どこか行きたい?というので、連れがイスラム女性が頭に巻くスカーフ(ヒジャーブ)が欲しいと伝え、専門店へ。これはなかなか貴重な経験だ。
インドネシアは国民の90%がムスリムで、女性のヒジャーブ着用率も非常に高い。ただ、中東諸国のような黒一色というイメージではなく、こちらは完全にファッションの一部としてみんなが個性を発揮しているのが面白い。ヒジャーブは女性抑圧の象徴だという欧米メディアもあるが、イスラムの教義を守りつつも女性たちが自由に暮らす、こんな大らかな国もあるのだと知っておくべきだろう。

DSC_0147029.jpg


とても華やかで明るい店内。
ヒジャーブは普通のスカーフのように1枚の布を頭に巻くものもあれば、はじめからあの形になってて、すぽっとかぶるだけのものもある。連れは後者を購入。この時、次の旅行先としてイランを想定していたので、地味めな色のにしておいた。

ここで面白かったのが、イランに行こうと思ってると伝えたときの家族の反応だ。とくに娘ははっきり「どうしてenemyの国に行くの?」と口にした。発想が完全にアメリカだ。同じイスラムの国なんだから、もうちょっとシンパシーを持ってるだろうと思ったのだが、日本人と同様、メディアを通じたイメージしかないので、インドネシア人にとっても「悪の枢軸(なぜそうなのかはよくわからないけど)」なのだ。
オバマさんがインドネシアと関係が強いので錯覚してしまうが、別にインドネシアはアメリカの同盟国というわけではない。それで、それなりにインテリな女子大生から「enemy」なんて言葉が出てしまうとは。アメリカという存在の巨大さを実感するとともに、僕はイラン好きなので、ちょっと寂しかった。

DSC_0148030.jpg


さて、一行はアルンアルンと呼ばれる王宮前広場へ。広場の中央に2本の大木があり、目隠しをしたままこの2本の間にたどり着けたら、願いが叶うと言われる。広場には目隠しレンタル屋がいる。
僕も連れも、ファミリーも全員挑戦するが、途中まではけっこうまっすぐ行けるが、なぜか途中でみんな変な方向へ行き始め、誰もたどり着けず。不思議だ〜(笑)。

DSC_0153017.jpg


で、僕らが泊まってるジョグジャ市内のホテルが1泊約1万円は高すぎる!おかしい!とママが主張するので、いや、ちょっと並のホテルじゃないよ、行ってみようか、と。実際、現物を見たら何も言わなくなった(笑)。

DSC_0159001.jpg


数時間一緒に過ごしただけだが、なんだか随分仲良くなれたような気がして、特にママは連れのことを随分気に入ってくれた。僕らはここにもう1泊した後、20キロぐらい離れた郊外のホテルへ移る予定なのだが、そっちにもファミリーで遊びに来ることになった。
かくして、僕らにはインドネシアン・ファミリーができた。たかが、偶然通りがかったパンケーキ屋台で声をかけただけの出会いだったんだけど。

DSC_0160002.jpg


ママたちが帰った直後から天気が急に悪くなり、ざーっと一雨きた。しばし、ホテルの部屋でのんびり過ごす。
ビーチリゾートじゃなくても、のんびり過ごす旅ってのもいいものだね。


にほんブログ村 旅行ブログ 海外旅行へ 人気ブログランキングへ  blogram投票ボタン
関連記事
スポンサーサイト
コメント
この記事へのコメント
こんばんは!
出会いってすごいですね!
パンケーキ屋さんでの出会いから、
その人のお宅におじゃましたりなんて♪

モロッコで、
仲良くなったと思ったら、
絨毯屋に3時間監禁されて、
買うまで返さない!って言われて海外での出会いに慎重な私でも、インドネシアでなら大丈夫そうなくらい、インドネシア人はいい人多いと思います。

同僚のインドネシア人はおおらかすぎてイラッときたりしますが(笑

それにしても良いホテル見つけましたねー、
ロケーションはどのあたりですか?

では!
2014/12/14(日) 23:10 | URL | ぽっつ #-[編集]
Re: こんばんは!
ぽっつさま こんにちは!

> 出会いってすごいですね!
> パンケーキ屋さんでの出会いから、
> その人のお宅におじゃましたりなんて♪

本当に、しかもお互い何も構えずに自然な流れでそうなった感じがして、こういうのが運命ってやつなのかな〜と思いました。こっちから知らせてないのに、パパとママがFacebookでこの記事にいいね!くれたりして。

> モロッコで、
> 仲良くなったと思ったら、
> 絨毯屋に3時間監禁されて、
> 買うまで返さない!って言われて海外での出会いに慎重な私でも、インドネシアでなら大丈夫そうなくらい、インドネシア人はいい人多いと思います。

中東系ってそういうことありそうですね...
僕もトルコとかチュニジアでは、「フレンドリーに近づいてくる奴」にはだいぶ警戒させられました。逆にそういう警戒心を持ちすぎてて、ミャンマーでは本当はいい奴なのに(たぶん)冷たくあしらってしまった、なんてこともありました。

> 同僚のインドネシア人はおおらかすぎてイラッときたりしますが(笑

一緒に仕事をする相手ではないですね(笑)。まあこれは中東人もそうですが。

> それにしても良いホテル見つけましたねー、
> ロケーションはどのあたりですか?

繁華街を南に行くと王宮があって、それを越えたさらに南側です。
どこかのタイミングで地図載せますね。
2014/12/20(土) 09:07 | URL | hungrykaz #-[編集]
こんばんわ!
現地で知り合いができるのって、旅行が更に楽しくなりますよね~。
特に現地のお宅訪問ってなかなかできるものではないし貴重な体験ですよね。
良い方に出会えて羨ましいです!
2015/01/12(月) 20:06 | URL | prego #-[編集]
Re: タイトルなし
pregoさま こんにちは!
明けましておめでとうございます!今年もよろしくお願い致します。

> 現地で知り合いができるのって、旅行が更に楽しくなりますよね~。
> 特に現地のお宅訪問ってなかなかできるものではないし貴重な体験ですよね。

正直、今まではガイドと仲良くなるとか、旅行者どうしで仲良くなるところまでで、地元の人との交流ってのはあまり経験がなかったので、今回は新鮮な経験でした。

> 良い方に出会えて羨ましいです!

今回はたまたま、英語という共通言語がなければコミュニケーションが成立せず、あちらで英語でそれなりに会話でできるのはやっぱり学がある人=いい家庭の人だった、というラッキーさがあったと思います。
今年もお互いいい旅をしましょう!
2015/01/18(日) 09:58 | URL | hungrykaz #-[編集]
URL :
コメント :
パスワード :
管理者にだけ表示を許可する
 
トラックバック
この記事のトラックバックURL
Template designed by アクセラと+αな生活

Powered by .
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。