hungry travelog
美しい海。うまいメシ。豪華なホテル。アジア方面の旅の記録。
≪07月   2017年08月   09月≫
1  2  3  4  5  6  7  8  9  10  11  12  13  14  15  16  17  18  19  20  21  22  23  24  25  26  27  28  29  30  31  
スポンサーサイト
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
2300歳の菩提樹のお寺、スリー・マハー寺院。
前回、柵があって菩提樹のふもとギリギリまでは近寄れないと書いたが、そこに一人の男性が立つ。
この人は、菩提樹を護ることに生涯を捧げている。それどころではない。この一族は、先祖代々この木を護るというカーストなのだそうだ。
前回も書いたように、時には変な人間が故意に木を傷つけようと狙うこともあるが、ほとんどは猿や鳥を追い払うのが仕事らしい。そうは言っても仏教の聖地なので動物だって傷つけてはいけない。だから彼らの武器はパチンコ(笑)。いや笑ってはいけない。

DSC04580 (1)016


菩提樹そのものよりは、その場の雰囲気を堪能。やっぱりそんじょそこいらのお寺と比べると、人々の真剣度が違う。たまたま他に観光客も居なかったので、とても神聖な場面を覗き見させてもらった気がした。
日本人の多くは宗教は何かと聞かれれば仏教徒と答えるだろうが、手を合わせる相手は「神様、仏様」であり、あまり「仏陀(釈迦)」を直接的に意識することはないと思う。そういう意味では同じ仏教と言っても、ちょっと感覚が違うな、というのは正直なところ感じた。

参拝を終えて戻って来る。
履物預かり小屋には相変わらず人がおらず、猫が番をしていた。

DSC04598 (1)017


「友の会」会員証(前記事参照)を受け取って、菩提樹の寺を後にする。
お次は、すぐ近くにあるルワンウェリ・サーヤ大塔。
ここまででも大きなストゥーパを見てきたが、ここはまた見事だ。

DSC04607 (1)018


敷地を囲む壁には象がずらりと並ぶ。こういう装飾の凝り方からして、ちょっと他とは格が違う。

DSC04612 (1)019


もとは紀元前2世紀、当時のドウッタガーマニー王によって建てられ、実に高さ110メートルだったという。
このサイトで、知っている建物と比べてみていただきたい。およそ30階建てのビルの高さだ。紀元前2世紀に、周囲に何も高い建物がない中で、110メートルの高さの塔って、どれだけ迫力があり、どれほど絶大な権力を象徴していたか。
再建、修復を経て現在の高さは55メートル。

DSC04616 (1)020


昔の仏教には釈迦を、あるいは仏像を拝むという概念はなく、ギリシャの影響を受けて像が作られるようになるまで4世紀の間、釈迦の像は存在しなかったという。その代わりに崇拝の対象となっていたのが、こうした仏塔だ。
巨大で、真っ白な丸い物体というものをあまり見たことがないので、なんかちょっとワクワクする。
赤い帯が一本入ってるのがオシャレだが、これは布が巻き付けられているもので、常時こういう状態というわけではない。

DSC04625-(1)021.jpg


お祭りのときには、こうやって仏教旗の布で派手に飾るみたいだ。
シンハラ文字で書かれているので数字さえも読めないが、たぶんお祭りの日程を告知する看板なのだろう。

DSC04653 (1)018


大塔の敷地を出ると人はまばらなのだが、近くに人々が列をつくっているところがある。
どうやらガイドのナンダナ氏によると、この看板のおっさんが、食事を無料で提供しているらしい。「徳を積む」行為なのだろう。お寺に仏像を寄進したり、身近なところでは捕えられた魚や鳥を逃がしたり、というのがタイあたりではよく聞く徳の積み方だが、こういう方法もあるんだな。

DSC04656 (1)001


にほんブログ村 旅行ブログ 海外旅行へ 人気ブログランキングへ  blogram投票ボタン
関連記事
スポンサーサイト
コメント
この記事へのコメント
スリランカ
hungrykazさん、こんばんは〜♪

真っ白な仏塔綺麗ですね!!
たくさんの象もかわいいで〜す♡

スリランカも魅力的な国で大好きです♪ さすがに、私がスリランカを旅してから10年以上経てば停電も解消されていますね(笑)
当時は毎晩、停電したんですよ(笑)。情報ありがとうございました。

イモリ? ヤモリ? が壁をはっていたシーギリヤのとあるロッジ宿泊で、シャワー中にいきなり停電で真っ暗になって怖い思いをした体験だけは、いまだに忘れられません。

今、スリランカ・モルディブは人気みたいですね〜♪

Myブログがブログ村に記事UPされたか確認したら、一つ前の記事がhungrykazさんのスリランカ記事でビックリ!!しました。
何かとご縁があるようで(笑)
2014/02/15(土) 20:36 | URL | たーりん #-[編集]
2300歳の菩提樹、すごいですねぇ。
先祖代々の木護の人には、2300年前から
この樹を見続けてきた人間のDNAが受け継がれているとはいえ、
菩提樹は一代で2300年なのですねぇ....。

植物の命と、動物の命....そのありようの違いが、
まるで人間と仏陀が平行して存在してるみたいな感じで....、
でも、それを一番悟ってるのが、お昼寝してるねこさんだったりして~(笑)!!
2014/02/16(日) 17:32 | URL | キュウ親 #-[編集]
でっかいストゥーパですねえ~~!
これがミャンマーだと全部金色でピカピカなんですけどね~~。
確かにこんな巨大な白い球体って見ませんし。

kazさんも行かれた、アマラプラのマハー・ガンダーヨン寺院の食事作り!あれも徳積みですよね~、迫力ありました!

chempakaでした!
2014/02/17(月) 00:07 | URL | Chempaka #-[編集]
Re: スリランカ
たーりんさま こんにちは。
まず返信がとても遅くなってごめんなさい。先週なんか土日両方とも出勤するありさまで、家に帰ってきてパソコンに向かう気力のない日々が続いてました。

そうですか、スリランカは停電が多かったんですね。僕が滞在中は、たぶん一度もなかったと思います。停電を当たり前のことと受け止められたインドとはずいぶん違うなあ、と思ってました(笑)
しかしロッジみたいなとこでシャワー中にいきなり停電はいやですねえ。
今はすっかり安全な国になったことだし、たーりんさんもぜひまた。僕もまた、今度は海のほうでバワ建築のリゾートホテルに泊まってみたいです。
2014/03/08(土) 14:30 | URL | hungrykaz #-[編集]
Re: タイトルなし
キュウ親さま こんにちは。
たいへん遅くなってしまい申し訳ございません。このところ仕事が。。

ブッダガヤのオリジナルを受け継ぐ2300年の菩提樹と言われても、若干眉唾なところがあると、普通は思ってしまうのですが、こうやってこの木を護るだけのカーストの人がいるとか言われてしまうと、理屈を超えた有無を言わせない説得力で、もう信じるしかなくなってしまいます。
それが別に仰々しくもなく、自然な姿でそこにある、という感じだったのが良かったです。観光客がゾロゾロいたり、へんに警備が厳重だったりすると、ちょっと興ざめだったと思うんですよね。
2014/03/08(土) 14:36 | URL | hungrykaz #-[編集]
Re: タイトルなし
Chempakaさま 毎度です!ご無沙汰してしまってごめんなさい。

でかいストゥーパでしょう。これが、レンガ色みたいな、見た目にも重い存在感だと、それはそれで迫力はあるんですが、真っ白だと、なんともいえない不思議な存在感なんですよ。巨大で重いものなのに、重く見えないというか。

> kazさんも行かれた、アマラプラのマハー・ガンダーヨン寺院の食事作り!あれも徳積みですよね~、迫力ありました!

たしかに、食事作りで徳積み、ってのもありますね。
日本にも、貧富の差をなくすべきだという考え方は今でもありますが、自分が直接手を出して助けるわけではなく、政治家や行政がなんとかしろ、という姿勢なんですよね。信仰心をなくしてしまったからなのか、GHQが仕組んだ洗脳教育のせいなのかは分かりませんが、なんか寂しいですよね。
2014/03/08(土) 14:48 | URL | hungrykaz #-[編集]
URL :
コメント :
パスワード :
管理者にだけ表示を許可する
 
トラックバック
この記事のトラックバックURL
Template designed by アクセラと+αな生活

Powered by .
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。