hungry travelog
美しい海。うまいメシ。豪華なホテル。アジア方面の旅の記録。
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スリランカの世界遺産には「聖地」とつくのが2か所ある。ひとつは既に訪問したキャンディ。この国の歴代王朝が護ってきた仏歯が今も祀られるということでの「聖地」だ。
もうひとつの聖地が、ここアヌラーダプラ。2500年前から文明が栄えたスリランカ最初の都であり、仏教の中心都市であった、というだけではない。やっぱりここを聖地たらしめているのは、一本の木の存在だ。

やって来たのは、スリー・マハー寺院。
まずはガイドに連れられてお坊さんの住居棟へ。普通の観光コースではこんなところには来ないと思うが、ガイドのナンダナさんはアヌラーダプラで働いていた頃にここのお坊さんと知り合って以来懇意にしてもらってるそうで、こうやって時々訪問するらしい。
ちょうどその時、このお寺で一番偉いというお坊さんがガードマンを連れてやって来た。え、そんなに凄い人と知り合いなのか?と思ったら知り合いは別の人らしい(笑)。

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なんて思ってたら、知り合いのお坊さんもここではNo.2、次期トップ候補だそうだ。
少し談笑し、手首にミサンガのように糸を巻いてもらう。本当はここで左手を右手に添えるのが礼儀だったらしい。失礼しました。
有名寺院の高僧となるとちょっとした政治家みたいなもので(?)僕らの前も後も、他のグループとの面会で忙しそうだった。
ちなみにあるブログでたまたま見つけたが、冒頭の写真の偉いお坊さんは日本で何年も暮らしたことがあり、流暢に日本語を話すんだとか。会ってみたかったなあ。

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ガイドのナンダナ氏から「1000ルピー出しなさい。早く」と言われるので、言われるがままに差し出すと、何やら会員登録用紙が出てくる。どうもこれでスリー・マハー寺院友の会の会員になれたらしい(笑)
帰りがけにもう一度ここに寄って、ちゃんと会員証を受け取った。でも有効期限は1年だって... ちょっとケチくさい。

それにしてもきれいな建物だ。華美な装飾は何もないが、シンプルであるが故に美しい。
我々が居るのが居間のようなところで、隣に事務所があり、おそらくこの奥がお坊さんの住居だと思われる。

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これが今の建物の外観。
で、ここに来たのは、お坊さんに会うのが目的ではない。

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スリランカの仏教寺院はタイやミャンマーと同様、靴を脱いで入るが、ここではずいぶん手前から靴を脱ぐ。
靴を預ける小屋があるが誰もおらず、猫が昼寝中。

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さあ、いよいよ近づいてきた。
一段高くなって、仏教旗が掲げられているあたり。

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これが、紀元前288年に植樹されたという菩提樹。インドのブッダガヤで、仏陀が菩提樹のふもとで悟りを開いた。その菩提樹の分け木だ。当時インドの王家からスリランカの王家に嫁いだ王女がもたらしたこの菩提樹は、その後2000年以上も大切に護られてきた。
ブッダガヤのオリジナルの菩提樹は、5世紀に仏教が弾圧された際に切られてしまった。今ブッダガヤに植えられているのは、ここアヌラーダプラの分け木から育った子孫なのだそうで、ある意味こちらが「本家」である。
またこの木は、人の手で植えられた木として最古のものだという。
周囲にも菩提樹が植えられているが、これは動物や風などから最古の木を護るためだそうだ。

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段の上に上がる。さすがにここは白い正装でお参りする人ばかりだ。

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正直、段の上に上がってもあまり見るものはない。菩提樹にお祈りするための場があるだけだ。
菩提樹に近づけるのはここまでで、更にもう一段登るための階段はあるものの、一般人は登ることはできない。
過去100年の間、嵐で枝が折れてしまったことが二度、狂人が枝を折ってしまったことが一度、これしか事故はないらしい。ただ、内戦時代に、仏教(≒シンハラ人)の聖地であるこの地をLTTE(タミル人民解放の虎、タミル人≒ヒンドゥおよびムスリム)が襲撃し、僧侶や信者を銃撃するという痛ましい事件があったそうだ。

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2300歳の菩提樹は、そんな僕らを見守りつつ、何を想うか。


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コメント
この記事へのコメント
友の会会員(笑)
hungrykazさん、こんばんは〜♪

スリランカ記事UPされたんですね!
待ってました〜☆

ミサンガみたいな糸を手首に巻く儀式? され、貴重な体験されましたね! 一年間有効のスリー・マハ寺院友の会会員にまでなられて(笑・笑・笑)
また、スリランカまで更新手続きに行かないといけないですね〜。
スリランカがhungrykazさんを呼んでいますよ〜。

来月、家族がスリランカに旅行する事になったんですが、停電は解消されてますか? 私は残念ながらお留守番です(泣)
私が旅した時は決まって夜8時位に停電していたんですが…
2014/02/11(火) 19:39 | URL | たーりん #-[編集]
もうなんだか訳が分からなくなるほど歴史のある場所なんですねぇ
アンコールワットっていつくらいのもの?と昔っぽいものと比べないと分からなくなるくらいの気持ちでした。
スリー・マハー寺院友の会入会おめでとうございます!(笑)
会員証もあるなんて、しっかりしていますね。
会員特典とかあるんでしょうか?ちょっと気になる…
紀元前288年に植樹されたという菩提樹…これまた凄いなぁ。
間近で見てみたいです。(手塚 治虫先生のブッダファンなもので。)
2014/02/11(火) 20:19 | URL | prego #-[編集]
あれれ、hungrykazさんの素顔がっ!
今から思えば、ミャンマーのニャウンウーの空港で
ニアミスした時に、タクシーから降りてカシャカシャと
写真を素早く撮っていたそっくりな方がいらしたな~・・・
あの方がhungrykazさんだったのか!(笑)

今回のミャンマーもkazさんはヤンゴン、僕はマンダレーでしたね!

スリランカは今年の年末年始に狙ってます!
僕もスリー・マハー寺院友の会に入会してきますね~(笑)

chempakaでした!
2014/02/12(水) 00:24 | URL | Chempaka #-[編集]
Re: タイトルなし
pregoさま こんばんは!

> もうなんだか訳が分からなくなるほど歴史のある場所なんですねぇ

そうなんです。2000年前に作られたんだけど、いつしか人々の記憶から消えていて、密林に埋もれていたのを、植民地支配にやってきた白人が再発見した... という遺跡はアジアにはありがちですが、ここは、2300年間、ずっとこの木を人間が「護って」きてるんですよね。これって、凄いと思います。

> スリー・マハー寺院友の会入会おめでとうございます!(笑)
> 会員証もあるなんて、しっかりしていますね。
> 会員特典とかあるんでしょうか?ちょっと気になる…

メールアドレスも書いてきたし、実際の住所も書いてきたんですが、今のところ何のご案内もいただいていません。なんか来ないかな〜

> 紀元前288年に植樹されたという菩提樹…これまた凄いなぁ。
> 間近で見てみたいです。(手塚 治虫先生のブッダファンなもので。)

おお、そうなんですね。僕は「火の鳥」を読んでからしばらく、仏に手をあわせるのにちょっと抵抗があって、古くからの日本のカミを祀る神社のほうに足が向きがちだったりしました。
菩提樹は、正直、目の前で見ても、あまり実感がわきませんけどね。というか、2300年という時間が、自分の理解を超えてしまっているので、ある意味、実感できないのは当然なのかもしれません。
2014/02/12(水) 22:16 | URL | hungrykaz #-[編集]
Re: タイトルなし
Chempakaさま毎度!

> あれれ、hungrykazさんの素顔がっ!

あはは、もう加工するのが面倒で(笑)、横顔だし、まいっかと。。

> 今から思えば、ミャンマーのニャウンウーの空港で
> ニアミスした時に、タクシーから降りてカシャカシャと
> 写真を素早く撮っていたそっくりな方がいらしたな~・・・
> あの方がhungrykazさんだったのか!(笑)

うーんそれはどうだろう...
ニャウンウーではタクシーではなく旅行会社に手配してもらった専用車だったので...
なんて細かいことは別にいいですね。いつか、必ず、どこかでご一緒しましょう(笑)

> スリランカは今年の年末年始に狙ってます!
> 僕もスリー・マハー寺院友の会に入会してきますね~(笑)

スリランカ、いいです。ぜひ堪能してきて下さい。人の雰囲気、居心地よさとか、ちょっと変な寺があったりするところとか、ミャンマーに通じるものがあると思います(笑)
2014/02/12(水) 22:27 | URL | hungrykaz #-[編集]
Re: 友の会会員(笑)
たーりんさま こんばんは!

> ミサンガみたいな糸を手首に巻く儀式? され、貴重な体験されましたね! 一年間有効のスリー・マハ寺院友の会会員にまでなられて(笑・笑・笑)

お坊さんに巻いてもらった糸は、基本的には自然に切れるまでそのままにしとかなきゃいけないみたいなんですよ。少なくとも、ハサミで切ったり、自分で外したりしてはいけないと。
以前チェンマイのお寺でやってもらったことがあって、数ヶ月はそのまま頑張ったんですが、ぼろくなって、変色してきて、流石に如何なものかと思って、人に外してもらいました(笑)
今回も、あまりひどくなる前に外しておきました〜

> また、スリランカまで更新手続きに行かないといけないですね〜。
> スリランカがhungrykazさんを呼んでいますよ〜。

何か特典があるんなら更新に行きますけどね〜、今のところ何もないんですよね...

> 来月、家族がスリランカに旅行する事になったんですが、停電は解消されてますか? 私は残念ながらお留守番です(泣)
> 私が旅した時は決まって夜8時位に停電していたんですが…

あれ、そうなんですか。さすが内戦中ですね。
僕が行ったときには停電には一度も遭ってないので、大丈夫だと思いますよ。しかしお留守番とは残念ですね。たーりんさんの次の旅は、いつ、どちらへ?
2014/02/12(水) 22:35 | URL | hungrykaz #-[編集]
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