hungry travelog
美しい海。うまいメシ。豪華なホテル。アジア方面の旅の記録。
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古都ポロンナルワに到着。
ここは10世紀から12世紀の間、シンハラ王朝の都だった。インドのチョーラ王朝の侵攻により、北部の都アヌラーダプラから少し南へ後退した格好だ。チョーラ王朝はその後も侵攻を進め、13世紀にはシンハラ王朝は更に島の中央へと後退していく。
都だった頃はたくさんの寺院が造られ仏教都市として栄え、タイやビルマからも僧侶が訪れたという。そんな頃の遺跡群を中心に、古代都市ポロンナルワ Ancient City of Polonnaruwa として世界遺産に登録されている。この一帯は数十キロの範囲に5つの世界遺産がひしめいている。

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まず来たのは、石がゴツゴツして何もない公園の一角。
この、岩から掘り出した像は、お札に描かれていることもあり、スリランカ人なら知らぬ者がいないほど有名な像だそうだ。と言っても、これが誰なのかは未だ謎で、ポロンナルワ王朝時代の王、パラークラマ・バーフ1世だとの説が有力ながら、哲学者だとかインドの宗教家だとか諸説あるらしい。手に持っているのは仏教の経典。

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スリランカには湖が多い。その多くは、人造湖だという。
もともと乾燥した土地なので、開拓する際、時の王様はまず水源の確保を命じたそうだ。
パラークラム・サムドラという、長辺が7キロぐらいある巨大な人造湖はポロンナルワの水がめとして、今でもこの土地を潤している。
制服のまま水遊びに興じる女の子たち。何とも言えない素朴な、のどかなスリランカの田舎の空気。

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湖の向こう側にはなんと!象の群れを発見。かなり遠いので思いきりズームしてもこれが限界。
外国人は日本語の濁点が苦手な人が多いが、ガイドのナンダナさんも「象」のことを「そうさん」と言うので、時々何を言ってるか分からないw 

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町の中心部を通り抜けて、次にやって来たのは宮殿跡。
そういえば、どこに行っても猿をよく見かけたが、犬もよく見かけた。ここでも階段の上で寝ている。さっきのダンブッラの石窟寺院に行ったときも、岩山のてっぺんに居た。そんなところに食う物はないと思うのだが、何か他の目的があるのか?

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なんとこの宮殿、7階建てで部屋数は50以上だったという。今も3階部分まで残っていると言われるが、すっかり崩れているので何階なのかと言われてもよくわからない。しかし10世紀に7階建ての建物ってすごくないか?多分当時は土地なんていくらでもあるので高層建築なんてあまり必然性はなくて、圧倒的な存在感を演出した、権力/国力の象徴だったのだろう。

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宮殿の隣にあるのが閣議場跡。天井や壁は完全になくなっているが、土台と柱はほぼ残っている。それぞれの柱には大臣の名前が彫られ、そこが指定席だったそうだ。ちょうど僕がこの写真を撮っている位置はライオンが彫られた玉座。

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閣議場跡を正面から。土台や柱がこんなにしっかり残ってるのに壁や天井は跡形もないということは、例えば木造とか、何か別の素材で建てられていたのだろうか。意図的に破壊されたとしても柱だけは残すってのも変だし。

階段を降りたところにある半円形の石はムーンストーンと言って、スリランカの寺院や、こういう歴史的な建物の入り口には必ずある。外側から内側に向かって層になって、象とか馬とかが描かれ、仏教の世界観(輪廻転生)が表現されている。そういう有難いものを踏みつけるのもどうかと思ったが、これを踏むことで体が清められ、聖域に入ることが許される、ということらしい。むしろ、踏まないといけないのだ。スリランカでお寺に入るということは当然裸足なので、(靴で)「ふみつける」というより、「接する」(ことでパワーをもらう)という発想なのだろう。

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コメント
この記事へのコメント
こんにちは!

岩から掘り出した像、
顔は慈しみを感じるけど、体つきが何となく...なよっとしていて、
少しユーモラスに見えちゃいます!?

そして、パラークラム・サムドラ。
10世紀頃に、長径7kmの人工湖ですか~!
科学技術と治水・土木工学がすすんでいたのですねぇ。
説明が無いと、自然の湖にしか見えませんね(笑)!!
2013/11/10(日) 17:52 | URL | キュウ親 #-[編集]
こんばんは!
地元の人達が水浴びしているのどかな風景、
私はこういうのをぼけーっと眺めているのが好きで、
よく旅先でぼけーっと無為に時間を過ごしてしまいます^^;

それにしても、
10世紀に7階建てってかなりの建築技術ですね。
湖も人工のようですし、
かなり土木建築技術が進んでいたんですね。
恐るべしスリランカ。

では♪
2013/11/11(月) 17:47 | URL | ぽっつ #-[編集]
Re: タイトルなし
キュウ親さま こんばんは!

岩から掘り出した像、おっしゃる通り、なんとなくユーモラスな感じはします。
王様だという俗説ですが、そうなのかな〜 という感じはしますよね。服装も王様にしちゃあやけに質素だし。

湖は本当に多くて、ガイドによるとどれもこれも人造湖とのことでした。
でも都を建設するにあたり、まず水源を確保するというのは指導者として立派ですよね。
最初は人工でも、作られてから1000年も経てば、もうわざわざ人造湖と言わずに普通に湖と認めてあげていい気がしますがw
2013/11/14(木) 22:33 | URL | hungrykaz #-[編集]
Re: こんばんは!
ぽっつさま こんばんは!

地元の人たちが水浴びしてるのどかな風景、いいですよね。
まあ、あんまりじーっと見てると変な勘違いされるかもしれませんがw

10世紀に7階建ての建物って、どのぐらいすごいんだろう?とちょこっとだけ調べてみたんですが、結局よくわかりませんでしたw
ヨーロッパにはローマやギリシャに色々立派な建物が建ってたでしょうし、日本にも結構な高層建築があったようです。まあ日本のは木造なので現存してないわけですが。
でもやっぱり当時のスリランカで7階建ての建物って、ものすごいインパクトだと思うんですよね。今だってコロンボ以外には7階建ての建物なんてどんだけあるか分かりませんがw
2013/11/14(木) 22:38 | URL | hungrykaz #-[編集]
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