hungry travelog
美しい海。うまいメシ。豪華なホテル。アジア方面の旅の記録。
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世界遺産・ダンブッラの石窟寺院は、5つの部屋に分かれている。
入り口に近い側がいちばん古く、なんと紀元前1世紀にまで遡るという(さらにその前に僧院として使われていた時代を含めると、前3世紀まで遡る)。
但し、中の壁画や仏像がみんな2000年前のものというわけではなく、歴代の王によって幾度となく修復を重ねてきており、今のものが正確にいつの時代のものなのかは、わからないらしい。

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第2の洞窟は幅52メートル、奥行き25メートルもある巨大なもの。
ガイドは、以前は照明があったと言っていたが、今は入り口や窓から差し込む光だけが頼りなので、すみっこのほうに行くとかなり暗い。つい携帯でライトを点けたくなるぐらいだ。

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光の当たり方によっては、何か神聖な感じというよりは、ちょっと怖い印象も受ける。
何と言うか、仏像の表情に優しさがない気がする。もっとも、仏に「優しさ」を求めてしまうのは大乗仏教的な発想なのかもしれないが。

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第三の洞窟は、18世紀後半とぐっと新しくなる。まあそうは言っても第一も第二も、後の世代が手を加えているので、結果としてどの洞窟を見てもあまり違いがわからない。

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ぼこぼこした岩に、一面びっしり描かれる壁画と、静かに佇む黄金の仏像たち。なんとも言えない迫力がある。

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全長9メートルという寝釈迦も。
この大きさだと入り口を通らないので、外から運び込まれたのではなく、この洞窟の中で彫られたのだろう。

我々は無意識に寝釈迦と言ってしまうが、正確には涅槃仏と寝釈迦とがあって、前者は亡くなったお釈迦様、後者は瞑想中の、存命中のお釈迦様。タイやミャンマーでは目が開いているかどうかで区別すると教わった気がするが、スリランカでは足が揃っているかどうかで見分けると教わった。足が少しずれてるのが寝釈迦すなわち存命中、両足が揃っているのが涅槃仏だそうだ。

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第4、第5の洞窟は比較的新しい(と言っても100年ぐらいは経ってる)。規模はだいぶ小さい。
この、仏様の周りの飾りはスリランカのお寺のあちこちで見かけた。上の鬼?の口から出たモノから、白い奇妙な生き物が生まれている。仏教の世界観を表しているのだろうけど、これがメキシコでよく見られるものと似ているところに、単なる偶然ではない何かを感じる。メキシコでは水不足に悩んだ土地が多く、水の神様が多く祀られる。その多くは、口から水を出している姿で表現されてて、この「鬼」と見た目がおんなじなのだ。

第4の洞窟には、以前ドイツ人観光客の女が写真を撮るために腰掛けてしまい、それで効力を失ってしまったとされる仏像がある。もとの塗装を全部はがして、新しく塗り直すことで効力は取り戻したらしいが。
スリランカのお寺では、写真を撮るのはOKなんだけど仏様と人物が並んで撮る、すなわち仏様に尻を向けるのはNGだという注意書きをよく見かけた。観光地化されていても、地元の人にとっては現役の祈りの場であるだけに、気をつけないといけない。

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洞窟の中の、暗くて濃密な空間を出ると、さわやかな白い廊下と、やわらかい光。なんだかやけにほっとする。
もともとこの石窟寺院は、当時南インドからタミル軍が攻めてきたので、王様が都のアヌラーダプラから南に逃れて、一時的に身を隠すための場所だったという。だからこそ閉塞感と、何やら得も言われぬパワーを感じるのだろう。

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