海の中で迎えた「雨季の初日」と、ミャンマーの母(2012/5 ミャンマー その8)
ミャンマー西岸のビーチリゾート、ガパリでシュノーケリングツアー中。
さっき通過した小島の「海の家」へ戻ってきて、昼食。
こういうところで出されるバーベキュー料理は、見た目は美味そうだが、実はどうってことがない ...ことが多いのだが、ここの魚は美味かった。痩せた魚に見えるが、身は柔らかくて、ナンプラーほど癖の強くない醤油風のタレをちょっとつけるのがいい。
しかし、どうも雲行きが怪しくなってきた。雨。

メシの間に一気に天気が悪化し、激しい雨と風。風雨を防ぐためにおっちゃんがベニヤ板を用意してくれるが、風が強くてそれを押さえてるのが精一杯で、メシを食うのもままならないw
横殴りの雨なのでびしゃびしゃに濡れるのは、まあもともと海遊びに来たんだし、水着だから構わないのだが、気温が一気に下がって風雨が冷たいのは辛い。
そしてここでおっちゃんがトドメの台詞。「雨季がやってきた」
なんと、乾季から雨季へ変わる瞬間に立ち会ってしまった。
さっきまで青空が広がって穏やかだったのが、ものの1、2時間で劇的に変化してしまったこの瞬間を、海のど真ん中で迎えるなんて、ミャンマー人でさえなかなか体験できることではないだろうw

海も大荒れで、ボートが出せない。
見かねたオーナーが、風雨をしのげる2階へ招き入れてくれた。
30代前半だろうか、昼間から焼き魚をつつきながらビールを飲むご身分のオーナーは、少し英語がしゃべれる。まあ観光客相手の商売だから当然といえば当然だが、これは有難い。お茶を振舞われ(ビールはくれなかった)、いろいろ話を聞いたが、印象的だったのは、殺風景な小屋の壁にスーチーさんのカレンダーが貼ってあったこと。スーチーさんだね、と言ったら、「Our mother」と答えが返ってきた。これほど端的にスーチーさんの存在感を表す言葉はないだろう。
写真は、左からボートの船頭、オーナーの兄ちゃん、その友達、僕の連れ。連れが着ている白いTシャツは、寒いだろ、とオーナーの兄ちゃんが貸してくれたもの。僕は何も着るものがなく上半身裸のままだったので、寒かったw

1時間ほども小屋に避難していると、風雨はだいぶ収まった。オーナーたちはオーナーたちで、本島に行く用事があるから一緒に乗せてってよ、というので、一緒に出ることになった。

まあ「本島」ってのは船に乗ってしまえば1分で着いてしまうのだが。
彼らは水着ではなく普通の短パンなのだが、何も気にせずざばっと海の中に降り、下半身はびしょ濡れになっている。さすがは島の民。
気のいい兄ちゃんたちと別れ、我々もホテルへ戻る。

曇り空ではあるが、海はだいぶおだやかになり、無事にホテルへ帰ってきた。
シュノーケリングツアーとしてはかなり消化不良だが、違う意味でかなり得難い体験だったので、これはこれで面白かった。

だれもいない海。
雨季に入り、ガパリビーチに立ち並ぶビーチリゾートはみな営業をやめ、スタッフもそれぞれの故郷に帰っていくらしい。それもあるので観光客がやけに少なかったわけだ。後で聞いたら僕らは本当にギリギリのタイミングで、日程を組むのに旅行会社がだいぶ苦心してくれたらしい。

もっと海遊びをしたかったところだが、自然を相手にそんなことを言っててもしょうがない。
曇り空ではあるが、雨はあがったので、ちょっとその辺を探検してみよう。

さっき通過した小島の「海の家」へ戻ってきて、昼食。
こういうところで出されるバーベキュー料理は、見た目は美味そうだが、実はどうってことがない ...ことが多いのだが、ここの魚は美味かった。痩せた魚に見えるが、身は柔らかくて、ナンプラーほど癖の強くない醤油風のタレをちょっとつけるのがいい。
しかし、どうも雲行きが怪しくなってきた。雨。

メシの間に一気に天気が悪化し、激しい雨と風。風雨を防ぐためにおっちゃんがベニヤ板を用意してくれるが、風が強くてそれを押さえてるのが精一杯で、メシを食うのもままならないw
横殴りの雨なのでびしゃびしゃに濡れるのは、まあもともと海遊びに来たんだし、水着だから構わないのだが、気温が一気に下がって風雨が冷たいのは辛い。
そしてここでおっちゃんがトドメの台詞。「雨季がやってきた」
なんと、乾季から雨季へ変わる瞬間に立ち会ってしまった。
さっきまで青空が広がって穏やかだったのが、ものの1、2時間で劇的に変化してしまったこの瞬間を、海のど真ん中で迎えるなんて、ミャンマー人でさえなかなか体験できることではないだろうw

海も大荒れで、ボートが出せない。
見かねたオーナーが、風雨をしのげる2階へ招き入れてくれた。
30代前半だろうか、昼間から焼き魚をつつきながらビールを飲むご身分のオーナーは、少し英語がしゃべれる。まあ観光客相手の商売だから当然といえば当然だが、これは有難い。お茶を振舞われ(ビールはくれなかった)、いろいろ話を聞いたが、印象的だったのは、殺風景な小屋の壁にスーチーさんのカレンダーが貼ってあったこと。スーチーさんだね、と言ったら、「Our mother」と答えが返ってきた。これほど端的にスーチーさんの存在感を表す言葉はないだろう。
写真は、左からボートの船頭、オーナーの兄ちゃん、その友達、僕の連れ。連れが着ている白いTシャツは、寒いだろ、とオーナーの兄ちゃんが貸してくれたもの。僕は何も着るものがなく上半身裸のままだったので、寒かったw

1時間ほども小屋に避難していると、風雨はだいぶ収まった。オーナーたちはオーナーたちで、本島に行く用事があるから一緒に乗せてってよ、というので、一緒に出ることになった。

まあ「本島」ってのは船に乗ってしまえば1分で着いてしまうのだが。
彼らは水着ではなく普通の短パンなのだが、何も気にせずざばっと海の中に降り、下半身はびしょ濡れになっている。さすがは島の民。
気のいい兄ちゃんたちと別れ、我々もホテルへ戻る。

曇り空ではあるが、海はだいぶおだやかになり、無事にホテルへ帰ってきた。
シュノーケリングツアーとしてはかなり消化不良だが、違う意味でかなり得難い体験だったので、これはこれで面白かった。

だれもいない海。
雨季に入り、ガパリビーチに立ち並ぶビーチリゾートはみな営業をやめ、スタッフもそれぞれの故郷に帰っていくらしい。それもあるので観光客がやけに少なかったわけだ。後で聞いたら僕らは本当にギリギリのタイミングで、日程を組むのに旅行会社がだいぶ苦心してくれたらしい。

もっと海遊びをしたかったところだが、自然を相手にそんなことを言っててもしょうがない。
曇り空ではあるが、雨はあがったので、ちょっとその辺を探検してみよう。




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