hungry travelog
美しい海。うまいメシ。豪華なホテル。アジア方面の旅の記録。
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キューバ、トリニダー郊外のトペ・デ・コリャンテスで迎えた朝。
朝食の後は昨日乗ってきたバスではなく、「ロシアン・リムジン」で山の中へ。

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キューバ人ガイドが言い出して、みんながやたらウケるこの「ロシアン・リムジン」のフレーズ。我々がちょっと悪意を込めて「中国製」と言う感覚に通じるものがありそうだ。ちなみにこのトラックは本当にロシア製だそうだ。ロシア人のお姉ちゃんは内心面白くなかっただろうが「また言ってる〜」と苦笑していた。

山道をノロノロと移動して、トレッキングコースの入り口へ。ここから2時間ほどかけて山道を歩く。
何かはっきりと観光スポットがあるとか、珍しい動物がいるとかいうわけではなく、淡々と山道を歩く。途中に滝があり、その滝壺で泳げる、というのが、まあ目玉といえば目玉か。

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キューバとは言えここは山だし朝なので、長袖じゃないと肌寒い。そこで泳げるよと言われても、ああそうですかで終わりなのだが、やはり恐るべきはガイジン。服の下にばっちり水着を着てきていて、みんなばんばん服を脱ぎ捨てて水の中に入っていく。正気とは思えないw 最初こそうわー冷たいとか言いつつ、滝のほうへずんずん泳いでいく。おっとロシア人のお姉ちゃんも泳ぎ始めた。いやあ、この頑丈さはまさにロシアン・リムジン。

その後淡々と森の中を歩き、特に激しい登り降りがあったわけでもなく、あっけなくトレッキングは終了。さすがにゴールに着く頃には日も高くなって暑くなってきて、今だったら泳いでもいいよね〜 とポーランド人と軟弱どうしで会話。
屋外でキューバ風家庭料理だというランチを食う。米と、柔らかく煮込んだチキンという非常にシンプルなメシなのだが、このチキンが実に美味い。なんでこんな簡単な料理なのにこんなに美味いんだ、と話題になるぐらい。運動の後、自然の中で気持ちいい環境で食ったからか?実際のところ美味かったのか?

メシの後は、いよいよこの旅のハイライト、トリニダーへ移動。
人口5万人ほどの小さな町だが、カリブ海に面した港があり、かつて砂糖貿易と奴隷貿易で栄えたため、その頃の立派な建物が残されている。たいていこういう町は古い建物が残る旧市街と、新しいビルが建つ新市街に別れていて、旧市街のほうが世界遺産になっていたりするが、この町には「新市街」はなく、町全体に古い建物が建ち並ぶ。まさにタイムスリップ感覚。

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まず、富豪の邸宅を改装したという博物館へ。博物館といっても展示物はぱっとせず、建物そのものの雰囲気を楽しむところだ。

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展望台の狭い階段を登って屋上へ出ると、町が一望できる。
ただ、建物の壁はパステルカラーでカラフルに彩られているのだが、屋根はみんな茶色なので、実は上から見るよりも道路から見たほうが、町は綺麗だ。
階段の踊り場は土産物屋になっていて、何もこんなところで... と苦笑したくなるが、まあ確かについ足を止めて見てしまう。1000円弱でチェ・ゲバラTシャツと、500円ぐらいでゲバラのトレードマークのベレー帽を買った。

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ラ・カンチャンチャラという店でラ・カンチャラというカクテルを飲むのが超定番観光コースらしく、その甘〜いカクテル(蜂蜜ベース)を飲み、いかにも観光客向けのチャラい音楽演奏と、葉巻作りの実演を見る。
この後は、石畳の町を、ゆっくり歩いて移動。
いやあ、なんだか居心地のいい町だ。観光客が多すぎるわけでもなく、観光客目当ての店が並ぶ通りを一本逸れれば、人々が普通に暮らす住宅街になる。時々物売りが声をかけてくるが、こちらが興味を示さなければすぐに諦める。物腰は実に柔らかい。

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子供たちは、手を振れば素直に振り返し、カメラを向ければ笑顔を見せてくれる。
石畳の、車にやさしくない道路ということもあり、車は滅多に通らない。
どの家も開放的で、窓もドアも全開で、玄関に腰掛けて通りを行く観光客を眺める。まあそれは単に家の中が暑いからだという話だが。
そうやって随所に人の気配が感じられるんだけど、うるさくない。
いや〜これは、本当に素敵な町だ。ここに一泊してみたいところだが、明日の早朝にはもうキューバを発ってメキシコへ移動だ。

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学校さえも町並に完全に同化している。見てるほうにとっては新鮮だが、狭苦しくてちょっと子供たちにはかわいそうだ。

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おっさんたちがやけに集まっているのは、ビールの移動販売車。ボトルは自分で持参し、巨大な樽から注いでもらう。ガイドいわく薄くて美味くないとのことだが、ちょっと気になる。

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こうして陽が暮れる頃になって、そろそろハバナへ帰ろうか、とガイドがバスを呼ぶ。なんともゆるいツアーだ。みなトリニダーでは満足して、いい雰囲気だが、これからハバナへ5時間の道のりだと聞いてちょっと気が萎える。
もともと8時頃にはハバナに着く予定だったのが、10時はゆうに過ぎることになりそうだ。
翌日何も予定がなければそれでもいいんだけど、僕は6時のフライトに乗らないといけないんで、3時起きなんだよね... この帰りのバスで寝ておけばいいんだけど、後ろではカナダ人が酔っ払ってどんちゃん騒ぎしてるし、ガイドは「じゃあ映画でも上映しましょう」と言って大音量でフォレスト・ガンプを流し始めるし(僕はトム・ハンクスが嫌いなので見たくない)、仕方なく自分のiPhoneの音楽で思い切り音量を上げて自分の世界に入る。映画が終わる頃には皆もいいかげん疲れてお休みモード。ああ、これで落ち着ける。
次に気がついた時はもうハバナ市内。自分のホテルで車を降りる時はみんなと握手しながら別れの挨拶。ほぼまる2日を一緒に過ごしたので、それなりに名残惜しいね。


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コメント
この記事へのコメント
「ロシアン・リムジン」、
お隣に写っている小型自動車に比べると、
デカくてイカツくって、いい命名ですね~(笑)!!

トリニダーの建物も、石畳も、古くてゆるい雰囲気で、
ハバナから片道4~5時間かけて、このゆるさを味わうのも、
キューバに行ったならではで、なかなかオツですねぇ♪
石畳の写真の自転車が、車よりもオンボロっぽくて、
絵になっている感じです(笑)!!

フォレスト・ガンプ....欧米資本主義国モノの映画(ビデオ)とか、
キューバでは特に規制されてはいないのですね~。
2013/02/17(日) 17:06 | URL | キュウ親 #-[編集]
トレッキングは大好きだけど、僕も軟弱組なので
川とか滝はノー・サンキューです(笑)
旅先でツアーに参加したり、目的地を同じくする
観光客向けの車に乗ったりすると、いろんな国の
人々とコミュニケーションが取れたり、人間観察が
できて楽しいですよね!

移動時に身体を休める。。。騒々しい中でも寝る事が
できるというのは旅行好きの必須能力ですよね!(笑)
よ~~くわかります!

chempakaでした!
2013/02/17(日) 17:08 | URL | Chempaka #-[編集]
トリニダー、素敵な街ですね!
なんだかこじんまりしていて良さげなのが写真からも
うかがえました。
家族の写真の女の子の笑顔がとてもかわいく、いい笑顔!
トリニダーの一枚目の写真にhostelと書いてある建物があり、どんなホテルなのかな?と気になると同時に、
数日滞在してゆっくりしてみたいなという気持ちになりました~
それにしても一日お疲れ様でした!っていいたくなるスケジュール!!
次はメキシコですね!
2013/02/17(日) 18:44 | URL | prego #-[編集]
Re: タイトルなし
キュウ親さま こんばんは!

> 「ロシアン・リムジン」、
> お隣に写っている小型自動車に比べると、
> デカくてイカツくって、いい命名ですね~(笑)!!

20人ぐらいを乗せて、かなりの坂道をぐいぐい登っていくんですが、サスペンションとか全然効いてなくて、まさに力任せの、日本車の対極にあるような車でしたw

> トリニダーの建物も、石畳も、古くてゆるい雰囲気で、
> ハバナから片道4~5時間かけて、このゆるさを味わうのも、
> キューバに行ったならではで、なかなかオツですねぇ♪

町の中に大きなホテルがない、というのが気に入りました。まあ外資を受け入れないキューバならではなのかもしれませんけど。メキシコにもそういう町がありましたが、役所とか会社とかも、こういう歴史的な建物に入居してるんですよね。

> 石畳の写真の自転車が、車よりもオンボロっぽくて、
> 絵になっている感じです(笑)!!

キューバでは本当にモノが大切にされてます。好きでやってるわけじゃないんでしょうけどね。。
外の世界にいる我々は、「私達が忘れてしまったモノを大切にする気持ちが残っている理想郷」みたいに見てしまいがちですが、現実はもうちょっとシビアですよね。

> フォレスト・ガンプ....欧米資本主義国モノの映画(ビデオ)とか、
> キューバでは特に規制されてはいないのですね~。

そういえばそうですね。
でも帰りの空港へのタクシーでも、運転手の若者はアメリカのR&Bをかけながら運転してましたし、一般庶民はむしろ憧れをもってるのかもしれません。
そういえば、今考えると、ツアーバスは中国製でしたが、バス内AVシステムも中国語メニューだったし、あまりちゃんと見てなかったけどフォレスト・ガンプも中国語字幕が出てた気がします。となると、中国からバスを買ってきた時点で映画ソフトまで一式セットになってたということですかね。いま一つ謎を自己解決しました。ありがとうございますw
2013/02/17(日) 22:13 | URL | hungrykaz #-[編集]
Re: タイトルなし
Chempakaさま 毎度です!

> トレッキングは大好きだけど、僕も軟弱組なので
> 川とか滝はノー・サンキューです(笑)

僕はもともとトレッキングにさえ興味ないんですがw
暑ければまだ考えましたけど、まだ陽が昇る前の、山の上ですからねえ。長袖でちょうどよかったから気温は20度そこそこではなかったかと。

> 旅先でツアーに参加したり、目的地を同じくする
> 観光客向けの車に乗ったりすると、いろんな国の
> 人々とコミュニケーションが取れたり、人間観察が
> できて楽しいですよね!

楽しかったです!
あちこちで色んな人と一緒になって、やっぱりアメリカ人ってのは付き合い易い、いいヤツが多いな〜と思いました。逆に苦手だったのはフランス人ですね〜 あと、意外とドイツ人ともあちこちで仲良くなりました。

> 移動時に身体を休める。。。騒々しい中でも寝る事が
> できるというのは旅行好きの必須能力ですよね!(笑)
> よ~~くわかります!

いやーあのバスの騒々しさではさすがに難しかったですがねw
あと、バスだとけっこう無理な姿勢で寝ることになるので、かえって首や肩が疲れたりしませんか?まだまだ僕は修練が足りないかも。。
2013/02/17(日) 22:38 | URL | hungrykaz #-[編集]
Re: タイトルなし
pregoさま こんばんは。

> トリニダー、素敵な街ですね!
> なんだかこじんまりしていて良さげなのが写真からも
> うかがえました。

トリニダーは本当に良かったです。
実はキューバって行く前はすごーく期待してたので、ハバナでは、あれ?こんなもんか?意外とつまんないぞ?と思ったりしてたんですが、トリニダーで一気に挽回しました。

> 家族の写真の女の子の笑顔がとてもかわいく、いい笑顔!

ラテンアメリカでは女の子は愛嬌よく育てられているので、ちゃんと照れずに笑顔を返してくれるんですよね。
アジアではなかなかこうはいかない気がします。

> トリニダーの一枚目の写真にhostelと書いてある建物があり、どんなホテルなのかな?と気になると同時に、
> 数日滞在してゆっくりしてみたいなという気持ちになりました~

トリニダーの町中にあるホテルは、みんなああいう感じみたいです。
というか、この町には大型ホテルがないので、団体ツアーはみんな少し郊外に泊まるんだそうです。僕が泊まった山の中のリゾートも、こんなところになんでこんな団地のような巨大リゾートが?と思いましたが、トリニダー目当ての観光客に支えられているようです。

> それにしても一日お疲れ様でした!っていいたくなるスケジュール!!
> 次はメキシコですね!

はい。キューバから日本には直接帰れないので、メキシコ経由で。最初はそのぐらいの気持ちだったんですが、実は良かったです、メキシコ!お楽しみに。
2013/02/17(日) 22:47 | URL | hungrykaz #-[編集]
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