hungry travelog
美しい海。うまいメシ。豪華なホテル。アジア方面の旅の記録。
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ハバナ到着から一夜明けて。この日はお昼過ぎまでの半日市内ツアーに申し込んでいる。やっぱり効率よく見どころを回るのはツアーに参加するのが手っ取り早い。
なおハバナは英語ではHavanaと表記するのでハヴァナと発音したくなるが、現地(スペイン語)ではLa Habanaと表記し、ラハバナと発音する。

昨日も旅行代理店のおっちゃんと待ち合わせしたメリア・コヒーバ・ホテルでツアーのピックアップを待つ。
成り行き上、ここのWiFi利用IDを高値で買わされていたのだが、実はこれがキューバ滞在中大活躍。何しろ宿ではWiFiって何?というレベルで、パソコンを立ち上げてWiFiスポットを探してもいっこも電波を拾わない。イランでさえ、ホテルでWiFiスポットを探せばホテル内はもちろん近隣のもいくつか拾ってきてたのだが、キューバでは完全に沈黙状態。なので、ネットにつなぎたい時はわざわざこのホテルのロビーに来るしかなかった。おそらく旧市街の中心部など外国人が多いエリアではもう少し便利なんだろうけど。

さて市内ツアーのバスが最初に向かったのは、革命広場。
広場じたいは本当に広大な単なる「広場」なのだが、メーデーにはカストロ議長の演説が行われ、何十万人もがここに集まるという。
広場の脇には内務省の壁に掲げられたチェ・ゲバラの肖像。

DSC04046010.jpg


ゲバラというのは実に不思議な存在の人で、確かにカストロ兄弟らと共にキューバを独立に導いた英雄ではあるものの、外国人(アルゼンチン人)だし、まあいわばゲリラであって、「建国の父」みたいな重々しい存在とはちょっと違う。一方で医学に通じてたり、写真家としての顔もあったり、風流な人なので大衆人気があるということなのだろうか。ちょっと、日本で坂本龍馬がやたら人気があるのと通じるものがあるかもしれない。

ゲバラの肖像が掲げられた内務省の建物から200メートルぐらい離れたところに、同じ大きさでカストロの肖像を掲げる建物(郵政省)もあるのだが、バスの観光客たちは一目散にゲバラのほうへ写真撮影に行き、カストロには見向きもしない。
キューバ革命達成後、カストロは国を護る役に就き、ゲバラは意の赴くまま、アフリカ諸国の独立闘争に参加しに大陸を渡った。同じ独立の父であっても、カストロはアメリカはじめ西側諸国からの非難を一身に浴びる役目となり、今でも欧米人にとっては狂信的な死に損ないのジジイみたいに見られてしまっているのだろう。
カストロを筆頭にアフマディネジャドとかチャベスとか、「国際平和をかき乱す独裁者」みたいな言い方もできなくはない一方で、欧米が優位な「国際ルール」に抵抗し、あくまでも自分たちの尊厳と権益を守り抜こうとした英雄だという見方も、僕は、できると思う。

バスは続いて世界遺産でもあるハバナ旧市街へ。まずは旧国会議事堂(今は博物館)へ。
アメリカのクラシックカーを並べて観光客に記念写真を撮らせている。ただ、別にここに来なくても、国内到るところに1950年代までのクラシックカーが走っている。実は2011年に車の売買が解禁されたので、時々真新しい車も見かけるのだが、それまでは1959年の革命以前に造られた車しか国内に流通していなかった。
もちろん当時の車がそのまま走るはずはなく、外装はアメ車でエンジンはソ連製だったりするらしい。

DSC04152011.jpg


旧市街はミニ・ヨーロッパの様相。スペイン植民地時代の19世紀までに建てられた建物が多く、キューバ独特の経済事情もあり、それらが建て替えられもせず、よくメンテナンスされて現在まで使われ続けている。
さすがに海岸沿いは老朽化が激しかったようで、何軒もまとめて立て替えしていた。世界遺産に登録されてしまうと「立て替え」とかって安易にできない筈だが、そこはキューバのことだから。。

DSC04227013.jpg


こういう建物はだいたい中庭があって、中に入るとびっくりするぐらい広々している。暑さ対策で天井を高く、開放的に造っているせいかもしれない。
博物館やらアートギャラリーやらがやけに多く、入場料(意外と高い)や写真撮影料を取られたりするのでほとんど中には入らなかった。
おそらくほとんどの建物にはエレベータがないと思われ、こうやって上の階から道路までバケツを下ろして、物を運搬している光景に何度か出くわしたw

DSC04216012.jpg


なんとなくいい絵。もちろんしょせんはチップ目当ての「商行為」であって別にロマンチックでも何でもないのだが、普通こんなことしない過剰な演出も、桃源郷のキューバなら許されるというか。

DSC04242014.jpg


しかしこのツアーはすごくて、フランス人老カップル、スペイン語を話すおそらく南米のどこかの一家、そして僕(英語)の3組混載なのだが、ガイドが3カ国語を自在に切り替えながら案内していく。外国ではこういう凄いガイドにけっこうよく出会うが、日本でもガイドを専業にやってる人はこのぐらいのことができるのだろうか。なんか、出会うたびに、なんでこんなに... この才能を他に活かしようがないのか、と思ってしまう。
写真はオールドハバナの代名詞とも言われる建物、1704年建立のカテドラル(教会)。

DSC04282015.jpg


この後バスは旧市街を離れ、海底トンネルを通ってカバーニャ要塞へ。海峡の向こう側に、旧市街が一望できる。
再び旧市街を通り、新市街のホテルまで送ってもらって、2時頃ツアーは終了。これで19CUC(この頃のレートで1500円ぐらい)はかなりお得だ。

DSC04298016.jpg


昼飯を食うレストランを探しつつホテルの周囲を歩いてみるが、中流の住宅街という感じで、店などはあまりない。が、普通の住宅街の雰囲気が見られたのは、それはそれで良かった。
途中でたまたま見つけた一軒家レストランに入る。「どこでこの店を知ったの?」の問いに「いや、たまたま通りかかっただけ」と答えると、あらそう、という感じの反応をされたので、有名店なのかもしれないw
エビの揚げ物を頼んだら、ご飯は茶色いの?白いの?と聞かれた。米と一緒に食うのが大前提のようだ。

DSC04347017.jpg


メシをゆっくり食って、ぷらぷら散歩して、日が傾き始めたので宿に帰る。夜また出かけても良かったんだけど、翌日は早朝から出かけることもあり、昼飯が遅くて腹が減ってないこともあり、この日は早寝しちゃおうかと部屋でダラダラ。そしたら7時頃停電に。インドやミャンマーでは滞在中何度も停電に遭ったが、ほとんどは一瞬で、長くても3分ぐらいで回復した。ところがこいつは長い。ちょうどパソコンを立ち上げていたのでその灯りでしのげるが、暗闇と静寂の中では10分でも随分長く感じる。結局15分ぐらいで回復。


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コメント
この記事へのコメント
こんにちは!

ハバナの街並、
写真をみていると、クルマがクラッシックだと、
街並みの雰囲気も...古き良き趣きって感じがしますね♪

エビの揚げ物、外見はエビにみえないけど、
大きめのエビをブツ切りにしてあるのですか?
日本の洋食屋さんの、唐揚げ定食みたいにみえますね~。

チェ・ゲバラさん、
日本でも、団塊世代で学生運動してた人たちとかには、
人気がありそうですねぇ(笑)。

自分的には、
ベトナムのホーチミンさんも、キューバのカストロさんも、
すぐ近くの国の「偉大なる●×様」より、だいぶイメージがよいけど、
欧米の人は...逆かもしれませんね~!?

前記事の、南アからキューバの移動、
これだけで、普通の欧米旅行より体力気力を消耗しそうで、すごいです!
2013/02/11(月) 13:34 | URL | キュウ親 #-[編集]
Re: タイトルなし
キュウ親さま こんにちは!

> ハバナの街並、
> 写真をみていると、クルマがクラッシックだと、
> 街並みの雰囲気も...古き良き趣きって感じがしますね♪

町並も100年前で、車も少なくとも外見は50年前で、町にファーストフードの看板やネオンがいっさいない、ということで、本当に、何十年か前の世界みたいです。

> エビの揚げ物、外見はエビにみえないけど、
> 大きめのエビをブツ切りにしてあるのですか?

いや、これはちっこいエビのフリッターみたいな感じです。
衣が厚いので形がわからないということでw
衣にスパイシーな何とも言えない味付けがしてあって、日本では食ったことのない味でした。

> 日本の洋食屋さんの、唐揚げ定食みたいにみえますね~。

あはは。あと、今回の旅で、すべての国で共通して出てきた野菜がキュウリだと気づきました。

> チェ・ゲバラさん、
> 日本でも、団塊世代で学生運動してた人たちとかには、
> 人気がありそうですねぇ(笑)。

日本ではむしろ、ゲバラってどういう人だかよく知らないけどなんとなくカッコイイという、漠然とした人気があるのではないかとw 

> 自分的には、
> ベトナムのホーチミンさんも、キューバのカストロさんも、
> すぐ近くの国の「偉大なる●×様」より、だいぶイメージがよいけど、
> 欧米の人は...逆かもしれませんね~!?

ホーチミンさんも微妙な感じですね〜
ベトナム雑貨店で「ホーおじさん」Tシャツを買うかどうか迷ったんですが、あまりカッコ良くないんですよね〜(苦笑)。そういう意味ではゲバラは絵になります。
20年ぐらい前にマルコムXがブームになったとき、「Tシャツに顔がプリントされ、若者がこぞってそれを着るような政治家はマルコムしかいない」と思ってたんですが、一時的なブームに終わらないゲバラのほうが上手でしたね。

> 前記事の、南アからキューバの移動、
> これだけで、普通の欧米旅行より体力気力を消耗しそうで、すごいです!

たしかに、あれだけで丸一回の旅行分ぐらい移動したし、疲れました!w
2013/02/11(月) 15:12 | URL | hungrykaz #-[編集]
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