hungry travelog
美しい海。うまいメシ。豪華なホテル。アジア方面の旅の記録。
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ヤンゴン観光最終日。
市街地を通り抜けて、ヤンゴンの南端までやってきた。ヤンゴン川をはさんで、対岸はトワンテーという隣町だ。
やっぱり大河がすぐそばにあると、空気が違う。

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繁華街のすぐ近くで、この辺は線路沿いの空地に、びっしりと露店が並ぶ。観光客向けではなく、これから向かうボータタウン・パヤーへの参拝客向けの店だ。夕方なので、これから仕事帰りの、或いは涼しくなってから行動し始める参拝客が増える時間帯なのだろう。

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ボータタウン・パヤーの向かい側の建物に人だかり。もしやアウンサン・スーチーでもいるのか?と勝手な想像をするがそんなはずもなく、坊さんが説法していた。

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さあ、ここがボータタウン・パヤーの入り口。この手前で外国人は入場料、カメラ持ち込み料を払う。お寺の門をくぐる時点でサンダルを脱ぐが、そこにいた花売りのおばちゃんがしきりに何か言ってる。どうも、脱いだサンダルを、料金徴収小屋の中に入れとけ、ということらしい。ここまでミャンマーを旅して、お寺に入るたびに入口に無造作にサンダルを脱いで置いといて、間違われたり持っていかれたりしたことはないし、そんな心配もしていないので、いいよ別に、という反応をしたのだが、おばちゃんがまだ言うので、言われる通りにしておいた。料金徴収小屋のおばちゃんとも目が合ったが、いかにも黙認という感じで、むこうが目を背けた(笑)。

なんか今までのお寺とはちょっと雰囲気が違うぞ。参道を通らずにいきなり建物の中に入る。建物の中は狭くて、参拝客で混み合っている。

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実はここは、仏陀の聖髪を納めてあるという仏塔の中なのだ。そう、あの、金色の三角形の塔の中。ミャンマーでいくつものお寺を訪れたが、仏塔の中に入れたのは、バガンの遺跡は別にして、ここが唯一だ。

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もう、キンキラキンで何がなんだかわからない。この空間の中が、ぜんぶ金。
これは覗き窓のようなところから撮った写真で、これ以上は近づけない。

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壁も天井もぜんぶ金。
写真ではあまりわからないが、壁は金箔の壁の上に透明のアクリル板があるので、金に直接触れることはできない。

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ここは円形の仏塔の中なので、扇形に切られた部屋がいくつも連なっている。丸いケーキをカットして、ケーキの1辺1辺がそれぞれ部屋になってる、と考えると分かりやすい。

隣の部屋に、坊さんが座ってお経を唱えている。
結局最後までミャンマー式の「坊さんに対する敬意の示し方」がわからないので、タイ風にワイ(合掌)をして通りすぎようとしたら、「お、タイの人かね。ちょっとお待ちなさい」と(たぶん)言われ、何かわからないがお札(お金)に言葉を書いた、きっとお守りとか御札の役目があるであろうものを、くれた。しかも何やら話しかけられたのだが全くわからず、しかも受け取るときについ「サンキュー」と言ってしまい、あーしまったーチェーズーティンパーデー(ミャンマー語のありがとう)か、せめてコップンクラーと言うべきだった〜と瞬間後悔。しかもこのまま立ち去っていいのか、少しは寄進すべきなのかも分からず、ちょっと困った。
上に文字が書いてあるとは言え、お金をもらっておいて、それに対してお金を渡すのもおかしい。
でも一般庶民が、坊さんから一方的にお金をもらうのはもっとおかしい??それじゃ逆?みたいな考えが瞬時に頭を巡るが、ここはもう「何もわからない外国人」ということでもう一度深々とワイをして許してもらうことにした(笑)
ちなみにいただいたのは、観光客の目にほとんど触れることもない最小額紙幣だったのでちょっと安心。

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天井を見上げたところ。見事に細かい模様と、金箔が一面を覆う。スタート地点の、仏陀の聖髪がある部屋以外は人もまばらだ。ひとつひとつの部屋は狭いということもあり、たいてい部屋には1人しかいない。
静寂。密室。窓も何もないので、淀んだムシッとした空気。金の壁が、迫ってくる。不思議な迫力がある。

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それぞれの部屋の、外周側(三角形の底辺側)は展示コーナーになっていて、いかにも古そうな小さな仏像などがびっしり並んでいる。しかし、こんなにしなくても、というぐらいしっかり金網が張られた上に、ガラスケースが汚くて、あまりちゃんと見る気にならなかった。
この仏塔は第二次大戦の爆撃で崩されてしまったが、その瓦礫を片付けていたら、今まで知らなかったお宝がザクザク出てきたんだそうで、多分このガラスケースの品々がそれなんだろう。

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20部屋ぐらいあったのだろうか。途中には緑色というか銀色というか、マンダレー・ヒルの頂上にあったような、鏡張りの部屋もあった。密室が続き、いつ終わるかわからないので、閉所恐怖症の人が来るとちょっとやばい。

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仏塔を出たところに説明書きがあったが、中のことには一切触れられておらず、外側の装飾の説明だった。でもこれはこれで有益で、塔の途中にあるひとつひとつの飾りが単なる模様ではなく、ちゃんと意味があることが分かった。
仏塔からは出るが、実はこのお寺はけっこう敷地が広く、見どころ満載なのだ。続く。


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コメント
この記事へのコメント
金色の仏塔の中も、
金色ワールドが広がっていたのですね!
やっぱり金色には、不思議な有り難味がありますねぇ。

ミャンマーの人たちは信心深そうだから、
金箔の壁を、アクリルで保護しているのは...、
一部の不埒な外国人観光客のラクガキやイタズラ対策!?、
なのですかね...。

お坊さんがくれた言葉入りのお札、良い記念ですね(笑)!!
ミャンマーが順調に経済発展して...、
いずれ、その最少額面の紙幣も無くなっちゃったりして!?
2012/08/13(月) 12:37 | URL | キュウ親 #-[編集]
Re: タイトルなし
キュウ親さま こんにちは。
コメントいただいたのに、なぜか気づいておらず、たいへん返信が遅くなりまして申し訳ありませんでした。

> 金色の仏塔の中も、
> 金色ワールドが広がっていたのですね!

そうですね。ここの仏塔は、参拝客が中に入れる珍しい構造になっていますが、よその仏塔はどうなのか興味津々です。

> やっぱり金色には、不思議な有り難味がありますねぇ。

下品さとありがたさ、紙一重なんですよね。まあ、そういう意味でヨーロッパあたりでは全面金々という装飾をあんまりしないんでしょうけどね。。

> ミャンマーの人たちは信心深そうだから、
> 金箔の壁を、アクリルで保護しているのは...、
> 一部の不埒な外国人観光客のラクガキやイタズラ対策!?、
> なのですかね...。

それもあるでしょうし、けっこうひとつひとつの室内が狭いので、意図せずしてぶつかってしまうことはありそうです。仏塔から出てきたら、気づかないうちに肩や肘あたりに金箔がついてたりして。

> お坊さんがくれた言葉入りのお札、良い記念ですね(笑)!!
> ミャンマーが順調に経済発展して...、
> いずれ、その最少額面の紙幣も無くなっちゃったりして!?

こっちで言うところの1円玉みたいなもんですかね。お金そのものの価値はない、という代物で本当に良かったです。お互いまったく言葉が通じない中、あのときはどう反応するのが正しかったんだろう。。
2012/08/19(日) 11:28 | URL | hungrykaz #-[編集]
こんばんは!
あうー、ボータタウンパヤーよさそうですねー…。
時間がなかったのと、
某歩き方で大したことなさそうだったので、
行かずでした…。
電車とか乗ってないで、行っておけばよかったです^^;

でも金とはいえ、
ミャンマーでアクリル板での保護って珍しくないですか?
美術品としての保護の意味もあるんでしょうか?

では^^
2012/08/22(水) 22:37 | URL | ぽっつ #-[編集]
Re: こんばんは!
ぽっつさま こんばんは。

> あうー、ボータタウンパヤーよさそうですねー…。

よかったです。観光客が全然いなくて地元民ばかりだったのと、このゆるい空気が、なんとも言えず良かったです。仏塔の中に入れるのもポイント高いです。

> 時間がなかったのと、
> 某歩き方で大したことなさそうだったので、
> 行かずでした…。
> 電車とか乗ってないで、行っておけばよかったです^^;

あははは。でもヤンゴン環状線は、あれはあれで貴重ですよ。僕はまったく鉄ちゃんの気はありませんが、ちょっとだけ乗ってみたいです。

> でも金とはいえ、
> ミャンマーでアクリル板での保護って珍しくないですか?
> 美術品としての保護の意味もあるんでしょうか?

んーどうでしょうねえ、しょせん戦後再建されたものなので、歴史的価値があるわけではないですし。
細かい模様で飾られてますから、そういう意味では美術品的な価値はあるかもしれませんが。
ま、いくらミャンマー人の感覚でも、これムキ出しはやり過ぎだろ、という限界点を超えてしまったようですね。
2012/08/24(金) 00:21 | URL | hungrykaz #-[編集]
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