hungry travelog
美しい海。うまいメシ。豪華なホテル。アジア方面の旅の記録。
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ミャンマーのインレー湖にて。
ここまでは、ホテルに寄って、メシを食って、あとは湖上を船でスイスイと来ただけなので、ここが最初の観光らしい観光スポット立ち寄り。シルクの織物工場。

この辺は湖上ではなく、湖畔ぎりぎりのところ。但し僕が行った1月というのは乾季なので、雨季になって水位が上がると、ここも「湖上」になるようだ。

P1200494017.jpg


シルクの織物もたしかにやってるんだけど、ここの目玉は、蓮の織物。
「蓮の糸」なんて今まで聞いたこともなかったけど、蓮といえば仏教では仏の智慧や慈悲の象徴である有難い植物。
なるほど、日本でも「蓮の糸」(ミャンマー産)を扱ってる業者さんは、仏教関係のようだ。

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目の前でやって見せてくれた。
蓮の茎をぽきっと折って、すーっと引っ張っていくと、中の白い繊維が、糸状になって現れる。これを、集める。
ものすごい地道な作業だ。

P1200474012.jpg


ここは工場と言っても電気の通った機械なんぞひとつもない。
さっき紡いだ繊維は、このばあちゃんがぐるぐる回す器具で、糸になる。たぶん。

P1200486015.jpg


こちらは模様をつけているところだが、たぶんこれは蓮ではなく、普通のシルク。僕が見たところ蓮は色を染めにくいようで、細かい柄が入ったものとかあまりなく、見た目にはかなり地味だ。

P1200483014.jpg


ひと通り見学を終えて、隣のショップに連れて行かれるのはお約束。
目を惹くのは鮮やかに染められた、華やかなシルクのロンジーなのだが、シルクは僕の眼中にない。
「お坊さんの着る服で、いちばん高級なのは蓮の布です」というガイドさんの言葉にコロっとやられた。
シルクに比べると色あいも地味だし、触り心地もざらざらしているので、店内ではすみっこに追いやられている蓮の布。ビルマ僧の袈裟の色である深い赤の、ストールを手にとってみる。80USドル。げ、高い!少し大きめの、マフラーぐらいの布だと、100ドル越えだ。うわ~高いなあ...

P1200488016.jpg


でも結局買っちゃった。あはは。何に使うんだろうこれ。(これは帰国後、自宅での撮影)
ちゃんとタグには「100% LOTUS」の表記。

P1210494001.jpg


なお蓮の茎からとれる糸は、藕絲(ぐうし)と言って、日本にもこれを作っているところがある。町田にある知的障害者の就労支援施設だそうで、逆に言えば、そういう特別な目的でもない限り、普通には手間がかかりすぎて商売ベースに乗らない代物なのだろう。

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コメント
この記事へのコメント
蓮の糸、初めて見ました。
ものすごく細かいのですね!
折るとこんな館゛の繊維が出てくるとは。
本当に細かい作業…
こういう織物結構好きなので、とても興味があります。
ショップに飾ってある布も素敵ですが、本当に、た、高いですね。
手間を考えれば当たり前なのかもしれませんが(^^;)
2012/06/24(日) 19:33 | URL | prego #-[編集]
今日は。

蓮の糸なんてものがあるんですね。知りませんでした。茎をおってすーっと繊維が出てくる写真は、ちょっと衝撃的でした(笑)

確かに、アジアの見学ツアーとか、ショップへの連行はもうコースの一部ですよね。でも、買われた織物、素敵だと思いますよ。「100%ロータス」という表記自体にも、なかなかお目にかかれませんよね。
2012/06/25(月) 10:06 | URL | tabigata #-[編集]
蓮から糸を紡いで布を作るって...、
手間がかかるのですね、全く知りませんでした!!

自分も、もしその場に居たら...、
たとえ食事が5ドルなのに、蓮の織物製品が80ドル~でも、
楽しい旅の無駄遣い!?だけど思い出、ということで、
きっと買っちゃうと思いま~す(笑)!!
2012/06/25(月) 12:53 | URL | キュウ親 #-[編集]
Re: タイトルなし
pregoさま こんばんは!

> 蓮の糸、初めて見ました。

僕も初めて見ました。

> ものすごく細かいのですね!
> 折るとこんな館゛の繊維が出てくるとは。

よくもまあ、これで布をつくろうなんて思いついたものです。
「こんな館゛」はいったい何の変換ミスだろうと考えたのですが、わかりませんでした(笑)。濁点が可愛いです。

> 本当に細かい作業…
> こういう織物結構好きなので、とても興味があります。

本文にも書きましたが、どうも日本でも町田あたりで手に入るようです。
しかしミャンマーでこの価格ですからねえ...

> ショップに飾ってある布も素敵ですが、本当に、た、高いですね。
> 手間を考えれば当たり前なのかもしれませんが(^^;)

それにしても、ミャンマーでこの値付けだと、日本に持ってくるだけで数倍の値段になるわけで、えらいことですね。ちなみに店内には「No Discount」みたいな張り紙が出てました。
いったいこれをミャンマー人向けにはいくらぐらいで売るものなのか興味深いです。
2012/06/25(月) 20:58 | URL | hungrykaz #-[編集]
Re: タイトルなし
tabigataさま こんばんは。

> 蓮の糸なんてものがあるんですね。知りませんでした。茎をおってすーっと繊維が出てくる写真は、ちょっと衝撃的でした(笑)

僕も知りませんでした。こともなさげに作業して見せてくれるんですが、なんか、後で考えると不思議な感じがします。真似してやってみると、こんな風になるんだろうか?

> 確かに、アジアの見学ツアーとか、ショップへの連行はもうコースの一部ですよね。でも、買われた織物、素敵だと思いますよ。「100%ロータス」という表記自体にも、なかなかお目にかかれませんよね。

工場併設の店に連れて行かれるのは、そんなにイヤでもなくなってきました。少なくとも、その土地の名産品だから、まあ買えば思い出にはなりますし、伝統工芸を維持するための寄付をしたんだと思えば、多少ボラレても、まあいいやと思えるし。一方で総合お土産店みたいなところは、店員も妙にガイジン慣れしてたりして、たいていはイヤな感じですよね。あんまり嬉しがる観光客もいないと思うんだけど、客の心情を悪くしてもモトが取れるほど、リベートが大きいんでしょうかねえ?
布は、いいと言っていただけてよかったです。
2012/06/25(月) 21:05 | URL | hungrykaz #-[編集]
Re: タイトルなし
キュウ親さま こんばんは!

> 蓮から糸を紡いで布を作るって...、
> 手間がかかるのですね、全く知りませんでした!!

僕も知りませんでした!みんなのコメントに同じこと書いてますが...

> 自分も、もしその場に居たら...、
> たとえ食事が5ドルなのに、蓮の織物製品が80ドル~でも、
> 楽しい旅の無駄遣い!?だけど思い出、ということで、
> きっと買っちゃうと思いま~す(笑)!!

いやいや無駄使いってほどでもないですよ!(笑) ちゃんと気に入って買ってますから!(笑)
蓮だから、仏教の世界ではいちばん有難い布なんですよ、という説明にはコロっとやられちゃいましたね~
2012/06/25(月) 21:12 | URL | hungrykaz #-[編集]
おおお!買われたのですね!!うらやましい~

僕もね、アジアの布を集めているのでこれは買っておかなければ!と思ってたのですが、ちょっと高いので諦めました(苦笑)でも、記事を読んでいたらやっぱり買っとけば良かったかな?と後悔の念が!(笑)

替わりにバガンで漆のお盆とインレーで托鉢の僧侶3体セット(木彫り)を購入しました。。。もちろんバックパックは機内持ち込みです!(笑)

銀細工でも布でも傘でも強気のフィックス・プライスでしたね(笑)これから観光地化がますます進んでもっと高くなりそうです。。。

chempakaでした!
2012/06/25(月) 21:18 | URL | Chempaka #-[編集]
Re: タイトルなし
Chempakaさま 毎度です!

> おおお!買われたのですね!!うらやましい~

へへへ。買っちゃいました。

> 僕もね、アジアの布を集めているのでこれは買っておかなければ!と思ってたのですが、ちょっと高いので諦めました(苦笑)でも、記事を読んでいたらやっぱり買っとけば良かったかな?と後悔の念が!(笑)

これで、次回ミャンマーに行く理由ができましたね!
昆明〜ラオス〜タイ北部〜ミャンマー北部〜インド東部という「西南シルクロード」をたどる旅ってかなり魅力的だと思ってるんですが。如何ですか?

> 替わりにバガンで漆のお盆とインレーで托鉢の僧侶3体セット(木彫り)を購入しました。。。もちろんバックパックは機内持ち込みです!(笑)

托鉢の僧侶3体セットというのが気になります。(最初、木彫りという部分が目に入ってなかっただけに)

> 銀細工でも布でも傘でも強気のフィックス・プライスでしたね(笑)これから観光地化がますます進んでもっと高くなりそうです。。。

ま、たしかに工場直売の類で、ディスカウントにいちいち応じてたらやってられない気はしますね...
そこで働いてる人のモチベーションに直に影響しますし(笑)
2012/06/27(水) 23:47 | URL | hungrykaz #-[編集]
hungrykazさん!再びまいどです!

>昆明〜ラオス〜タイ北部〜ミャンマー北部〜インド東部と>いう「西南シルクロード」をたどる旅ってかなり魅力的だ>と思ってるんですが。如何ですか?

西南シルクロードは密林に消える。。。高野秀行氏ですね?

非常に魅了的な旅だと思います!昆明からラオスのルアンナムターへ行って色んな山岳民族と出会い、ナムター川を下ってファイサーイへ。そこからメコン川を渡ってタイに入ってチェンセーンへ!そこで、ゴージャスホテルのフォーシーズンズtented campに泊まって、ゴールデントライアングルツアーに参加!3日ぐらいゆっくりしたら、メイサーイへ行ってミャンマーへ入国。。。

ただ、ミャンマーで陸路で入国すると原則入国した所からしか出国できなかったような。。。←勉強不足(笑)
東インドへどうやって行くか?と治安が気になります。。。

ミャンマー入国までなら、がんばれば一週間ぐらいで行けそうな気がします。。。

盛り上がってしまったchempakaでした!(笑)
2012/06/29(金) 00:07 | URL | Chempaka #-[編集]
Re: タイトルなし
> hungrykazさん!再びまいどです!

CHempakaさま!毎度毎度です!

> >昆明〜ラオス〜タイ北部〜ミャンマー北部〜インド東部と>いう「西南シルクロード」をたどる旅ってかなり魅力的だ>と思ってるんですが。如何ですか?
>
> 西南シルクロードは密林に消える。。。高野秀行氏ですね?

高野さんの本にもちろんヒントは得てますが、ヘタレな僕はあんな旅はできませんし、しようと思ってません(笑)
実はあの辺って飛行機のルートもそれなりにあるんですよね、

> 非常に魅了的な旅だと思います!昆明からラオスのルアンナムターへ行って色んな山岳民族と出会い、ナムター川を下ってファイサーイへ。そこからメコン川を渡ってタイに入ってチェンセーンへ!そこで、ゴージャスホテルのフォーシーズンズtented campに泊まって、ゴールデントライアングルツアーに参加!3日ぐらいゆっくりしたら、メイサーイへ行ってミャンマーへ入国。。。
> ただ、ミャンマーで陸路で入国すると原則入国した所からしか出国できなかったような。。。←勉強不足(笑)
> 東インドへどうやって行くか?と治安が気になります。。。

おっと、すっかりその気にさせてしまったか...
そうですね、今ミャンマー西部はちょっと心配ですね。しかしあの民族紛争も、結局は宗主国・イギリスが引いた国境線に端を発してるわけですが、どうしてもっと欧米列強を非難するような世論にならないのかが不思議です。当事者の国は、今でも補助金とかもらえるから、機嫌を損ねるわけにいかないのでしょうか?

ネタ振っておいてなんですが、僕は今年の年末は、会社に一定期間勤めた褒美で少し長めの休みをとれるので、スターアライアンスの世界一周チケットで、禁断の世界一周の旅!を検討しはじめました。

> 盛り上がってしまったchempakaでした!(笑)

なんかこういう企画モノで、そのうちご一緒しましょう!
2012/06/30(土) 09:55 | URL | hungrykaz #-[編集]
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ミャンマーのインレー湖にて。ここまでは、ホテルに寄って、メシを食って、あとは湖上を船でスイスイと来ただけなので、ここが最初の観光らしい観光スポット立ち寄り。シルクの織物...
2012/06/30(土) 07:27 | まとめwoネタ速neo
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