hungry travelog
美しい海。うまいメシ。豪華なホテル。アジア方面の旅の記録。
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僕がホテル選びで信頼を寄せるのが、TripAdvisorだ。口コミの数が多いし、都市ごとにホテルをランキングして見せてくれるのも、わかりやすくていい。
そのTripAdvisorで、マンダレーのホテルの1位にランクしているのが、僕が泊まったホテル・バイ・ザ・レッド・カナル。大手や老舗を抑えて、新しいブティックホテルが1位に選ばれているんだから、きっと何か素晴らしいものがあるに違いないと思って、立地とかはあまり考えずに選んだ。

かなりこじんまりとしていて、駐車場さえもないので、門の前に路駐する。
何だかやけにスタッフがフレンドリーで、わらわらと集まってきて、いきなりここで立ち話。宿泊者のウェルカム・ボードを記念に撮るので、ついでにそこに立って写りなよ、とお兄ちゃんのスタッフに言ったら、わざわざ少し離れたところにいた女性スタッフを呼んできて立たせた。ま、ある意味、素晴らしく機転の効いた対応である(笑)。

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部屋はとてもシックで、きれいだ。が、狭い。そして致命傷は、カーテンを開けると目の前が建物で、景色が何も見えない。欧米人好みの暗めの照明なので、とにかく暗い。

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水まわりにも木がふんだんに使われていて、落ち着いた雰囲気だ。バスタブもしっかり深さがあるのは、日本人好み。

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狭い敷地ながらちょっとした庭があり、こっちに面した部屋にはベランダもある。僕の実質窓なし部屋は裏側なので、庭に面した部屋は当たり、裏側はハズレだ。
まあ、あまり長居するわけでもないので、深く考えずにおく。

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この日は12月31日。夜は庭で大晦日パーティのガラ・ディナーなのでスタッフはその準備に余念がない。
スタッフの格好や飾り付けを見ると、どう考えてもクリスマスパーティなのだが、クリスマスを過ぎても一週間ぐらいはクリスマスを祝い続けるのは、東南アジアでは普通のことだ。
1月1日に宗教的な意味を持たせて新年を祝う習慣もないので、クリスマスから元日は「単なるお祭り」という感じだ。その由来や意味を深く考えたりすることなくバレンタインデーで盛り上がるのと同じレベル。なので、仏教の国なのにクリスマスを祝うのか?と眉を顰めることもない。

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8寺頃になると館内放送で、ゲストはみんな庭に出てきてくれと言う。わざと少しダラダラして、ベランダ側の共用エリアから様子を見たら、もうすっかり満席になってる。あれ、みんな真面目だなあ。慌てて降りていく。

今回は一人旅だったので、こういうパーティ風のガラ・ディナーはあまり気が進まなかった。
降りていくと、席は決まっていて、他の一人客と相席だという。まあ、一人で黙ってるよりはいいかな、と案内されると、僕より少し年上ぐらいの、ガタイのいいシンガポール人がお相手だった。

これが、僕なんかよりずっと旅慣れてて、かつ裕福な人で、お互いに旅自慢をするのだが、ほとんど負けっぱなしだった(笑)。それでも、楽しい時間を過ごさせていただいた。こういう出会いは有難い。

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ミャンマーワインを飲んで、たらふく食って、ミャンマーの伝統芸能の踊りやらを見る。この旅では毎晩せいぜいビール1本ぐらいしか飲んでなかったので、ワインを半分ぐらい空けると、もうだいぶ気持ちよくなっている。

ちなみにワインって案外東南アジア各国にあって、タイのもベトナムのも飲んだが、その中では意外にも元フランス領のベトナムではなく、元英領のミャンマーのワインがいちばんおいしい気がする。

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出し物はほとんどが、伝統的な楽器の演奏+踊りなのだが、ちょっと異色で盛り上がったのが、この蹴鞠。
空港でも売ってるメジャーなミャンマー土産に籐で編んだボール(毬)がある。これは単なるお土産物ではなく、実際にミャンマーの人達は蹴鞠が好きで、田舎ではあちこちの道端でやっている、いわば国技のようなもの。なので、こういうところに登場する蹴鞠のプロは、半端な技では許されない。ぐらぐらの台の上に片足で立ち、片手で皿を回しながら、延々とリフティング(サッカー風に言うと)する。これを見てたときは、なんちゅう余興だ、と半分小馬鹿にしながら見ていたのだが、どうもこれはミャンマーの伝統芸らしいのだ。太めのお姉ちゃんが蹴鞠を続けながら苦しそうに輪っかをくぐったりする姿に、隣のシンガポール人と一緒に笑い転げながら、2011年は暮れゆく。

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その後も出し物は延々と続くが、さすがに8時からやってるので周囲も飽きてきて、客は半分ぐらいになっていた。僕もさすがにこのまま12時まで待つのはきついので、10時過ぎぐらいでいったん部屋に退散した。
シンガポール人の兄さんとは12時のカウントダウンでまた会おうと言って別れたのだが、12時に再び庭に来てみると、兄ちゃんはいなかった。というか、居るのは全員ホテルのスタッフ(笑)。しかも超盛り上がって、みんなお互いにプールに投げ込んだりし始めた。カメラを抱えた僕はさすがに身の危険を感じて退散。いいかげん酔っ払ってたので、とくに2012年を迎えた感慨に浸るでもなく、あっさり眠りに落ちた。そういえば海外で正月を迎えるときも、だいたいNHKで「行く年来る年」は見て。パッタイとかその国の麺を食うのだが(時差の関係上、現地の22時ぐらいに)、この時ばかりはミャンマーワインに酔いしれて、そんなことはすっかり忘れていた。

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ちょっとコミカルな、華やかな踊りには目もくれず、ただ黙々と木琴を演奏するじいちゃんが渋い(笑)

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コメント
この記事へのコメント
素敵なホテルですね!
シックな感じで素敵です。
ただ、おっしゃってらっしゃるように、窓の外が…
残念でしたねー。
でもバスルームも広々していていいですね!
ミャンマーって、政治的なことを考えると、もっと暗い感じを想像してしまいますが、写真を拝見していると
皆さん結構ノリがいい感じ?!

早くアライバルビザが取れるようにならないかなー☆
2012/05/30(水) 12:53 | URL | prego #-[編集]
Re: タイトルなし
pregoさま こんにちは。

> 素敵なホテルですね!
> シックな感じで素敵です。

さすがに口コミ1位だけあって、それなりのところではあったんですがね...

> ただ、おっしゃってらっしゃるように、窓の外が…
> 残念でしたねー。

いったいホテルの部屋から、どれだけの間、外を眺めるのか?と言われれば、たしかに窓からの眺めにはそんなにこだわる必要もないのですが、でもやっぱり残念ですよね。。。
大都会なら仕方ないと諦めもつくんですが。

> でもバスルームも広々していていいですね!
> ミャンマーって、政治的なことを考えると、もっと暗い感じを想像してしまいますが、写真を拝見していると
> 皆さん結構ノリがいい感じ?!

いやー、全く普通ですよ。
思ったんですけど、例えば1年前の我々って、大震災もあって、福島の件もあって、政治はボロボロで、その映像が世界中に流れて、なんだか日本はえらいことになってる、というイメージだけが伝わったじゃないですか。東京にいる僕なんか、節電を別にすれば全然普通に、ほとんど不自由なく暮らしてたのに。
しょせんそんなもんだと思うんですよね。ニュースで伝わるのは極端な情報ばかりだし、一方で、内戦状態とか、ほんとに極限状態にあればまた別でしょうけど、政治や社会がヘンな程度だったら、庶民は逞しく生きてると思います。

> 早くアライバルビザが取れるようにならないかなー☆

商用ビザは取れるようになったみたいですね!
なので、観光ビザも時間の問題かと。そしたらぜひ行ってきて下さいねー。
2012/06/02(土) 12:02 | URL | hungrykaz #-[編集]
ミャンマーxミャンマーワインxガラディナー、
楽しい組み合わせで、シンガポールの旅人さんもいて、
印象に残る大晦日ですね~(笑)!!

敬虔な仏教徒・寺院の様子と並行して、
刻々と変わっていくミャンマーの姿を見せて頂いて...、
進み始めたミャンマーの時計の針、
もう戻らないというか戻せないというか、
そんな雰囲気が伝わってきます~!

ホテルのお部屋、洗面台のベイスンが、
横長でとっても使いやすそうですね~(笑)。
2012/06/03(日) 21:26 | URL | キュウ親 #-[編集]
こんばんは!
窓の外がすぐに壁でも、
とても素敵なホテルですね。
場所はマンダレー市内ですか??
私が探している時には引っかからなかったような気がします。

部屋の内装とか見る限り、
結構値段張りそうですが、
ガラパーティーも込みでしょうか??

でも仰るように、
東南アジアだと、
年明けまでクリスマスツリー飾ってたりしますよね。
前にタイでは2月なのにまだツリーが残ってるのに遭遇しました(笑
2012/06/03(日) 22:06 | URL | ぽっつ #-[編集]
Re: タイトルなし
> ミャンマーxミャンマーワインxガラディナー、
> 楽しい組み合わせで、シンガポールの旅人さんもいて、
> 印象に残る大晦日ですね~(笑)!!

いやーほんとに印象に残りました。
ミャンマーでこんな年末年始を過ごすとは(笑)。

> 敬虔な仏教徒・寺院の様子と並行して、
> 刻々と変わっていくミャンマーの姿を見せて頂いて...、

そう言われると、こんな西洋風のガラディナーなんて、いつ頃からやってるんだろう。軍事政権色が強かった頃か、こんなことやってなかったかもしれませんね。

> 進み始めたミャンマーの時計の針、
> もう戻らないというか戻せないというか、
> そんな雰囲気が伝わってきます~!

たしか総選挙は来年ですから、それまではあまり派手な変化はないのかもしれませんが、さすがにもう後戻りすることはないんでしょうね!
2012/06/03(日) 23:08 | URL | hungrykaz #-[編集]
Re: こんばんは!
ぽっつさま、こんばんは!

> 窓の外がすぐに壁でも、
> とても素敵なホテルですね。

そうですね、さすがに口コミ1位ですからね。
新しいブティックホテルということで、手入れが行き届いてます。

> 場所はマンダレー市内ですか??
> 私が探している時には引っかからなかったような気がします。

場所は市内北東部、マンダレーヒルとかに近いほうで、繁華街からはかなり外れてます。いちどホテルに帰ってきてしまったら、その後は出かける気にならないですかね、まあいい意味でも悪い意味でも。

> 部屋の内装とか見る限り、
> 結構値段張りそうですが、
> ガラパーティーも込みでしょうか??

そうです。普段泊まるのよりも80ドルぐらい多く取られた気がします。
普段泊まるんでも100ドルクラスですから、マンダレーでは最高級レベルですかね?

> でも仰るように、東南アジアだと、
> 年明けまでクリスマスツリー飾ってたりしますよね。
> 前にタイでは2月なのにまだツリーが残ってるのに遭遇しました(笑

日本の場合は、クリスマスの後に、日本人にとってより重要なお正月が控えているので、浮かれた気分はさっさと片付けて、身を引き締めて年末年始を迎えるというケジメをつける意味でも、クリスマスの飾りをいつまでも出しておくのはだらしない、という感覚があるんでしょうね。
しかし2月はいくら何でも遅い(笑)
2012/06/03(日) 23:18 | URL | hungrykaz #-[編集]
さすがTripAdvisor1位だけあって、良さそうなホテルですね!内装がオリエンタルでいいですね。スタッフの方の制服(?)もすてきです。
パーティーが楽しそう~!!
ミャンマーでワインが作られていることを始めて知りました。写真のブドウ品種を見ると結構パンチのきいた赤ワインを想像しますが、どんな味なんでしょう。
2012/06/04(月) 11:09 | URL | Ms Traveler #-[編集]
Re: タイトルなし
Ms Travelerさま こんばんは!コメントありがとうございます!

> さすがTripAdvisor1位だけあって、良さそうなホテルですね!内装がオリエンタルでいいですね。スタッフの方の制服(?)もすてきです。

制服と言いますかコスプレと言いますか... あ、サンタの格好のほうじゃないですね。
ミャンマーはホテルのスタッフだけじゃなく街を行く全員が民族衣装なので、逆にホテルのスタッフがどんな格好だったか記憶に残ってません(笑)

> パーティーが楽しそう~!!

なんか田舎くさい感じがアットホームで楽しかったです!

> ミャンマーでワインが作られていることを始めて知りました。写真のブドウ品種を見ると結構パンチのきいた赤ワインを想像しますが、どんな味なんでしょう。

僕も行ってみるまでは知りませんでしたが、山間部はそれなりに寒暖の差が激しく、東南アジアと言っても随分南のほうとは違う気候なので、まあ納得できなくもないですね。イギリスの植民地が、いつ、どういうきっかけでワインを作り始めたのかは、ちょっと分かりませんが。
お土産に何本か買ってきたのは、フルーティで、ややスパイシーな感じです。ガラディナーで飲んだ、写真に写ってるやつは、記憶にありません(笑)
2012/06/04(月) 23:14 | URL | hungrykaz #-[編集]
はい。。。僕もこの日、一人バガンのホテルで
高~~いガラディナーを食べつつ、ミャンマー舞踊を
鑑賞してました(笑)

カウントダウンまで、起きていられず僕も部屋に戻って
寝てたんですが、花火がドッカンドッカン鳴るので目が覚めて
会場に行くと、やっぱり従業員だけが盛り上がってましたよ!(笑)

ワインの生産は結構、盛んなようですねえ~
インレー湖郊外のブドウ園を訪れましたが本格的な栽培環境に
びっくりしました!

ん~~、一人旅の夜は一人寂しく酒でも飲んで、その勢いで
ベッドに潜り込みます!(笑)

chempakaでした!
2012/06/06(水) 01:25 | URL | Chempaka #-[編集]
Re: タイトルなし
Chempakaさま 毎度。

> はい。。。僕もこの日、一人バガンのホテルで
> 高~~いガラディナーを食べつつ、ミャンマー舞踊を
> 鑑賞してました(笑)

あわよくばご一緒してたかもしれなかったんですけどね。
超すれ違いでしたね。

> カウントダウンまで、起きていられず僕も部屋に戻って
> 寝てたんですが、花火がドッカンドッカン鳴るので目が覚めて
> 会場に行くと、やっぱり従業員だけが盛り上がってましたよ!(笑)

まー、その田舎くささがまた、ミャンマーの良さなのでしょうね。これがタイだったら全然ノリが違うでしょうからね。

> ワインの生産は結構、盛んなようですねえ~
> インレー湖郊外のブドウ園を訪れましたが本格的な栽培環境に
> びっくりしました!

へえ、僕は栽培してるところまでは見ませんでした。
市内の普通のスーパーでも、たいがいワインの品揃えはそれなりにあるし、我々が想像する以上にメジャーな存在なのかもしれませんね、ミャンマーワイン。

> ん~~、一人旅の夜は一人寂しく酒でも飲んで、その勢いで
> ベッドに潜り込みます!(笑)

まあ基本、日中の観光でヘトヘトになってますから、あまり余計なことを考えなくても素直に眠れますけどね(笑)
2012/06/07(木) 00:25 | URL | hungrykaz #-[編集]
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僕がホテル選びで信頼を寄せるのが、TripAdvisorだ。口コミの数が多いし、都市ごとにホテルをランキングして見せてくれるのも、わかりやすくていい。そのTripAdvisorで、マンダレーのホテルの1位にランクしているのが、僕が泊まったホテル・バイ・ザ・レッド・カナル。大?...
2012/05/30(水) 00:16 | まとめwoネタ速neo
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