hungry travelog
美しい海。うまいメシ。豪華なホテル。アジア方面の旅の記録。
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マンダレー空港から、アマラプラを観光してからマンダレー市街に入る。
まず連れて来られたのは、シルクの織物工場。名産品の工場見学と称して、隣のショップで買い物させるのがツアーのお約束なので、たいてい僕はこういうのはスキップしてもらうのだが、この国ではあんまり押し売りに会う気もしなかったので、連れて行かれるがままに行ってみた。

P1190777006.jpg


ほんとに手織りで、シルクの布を編んでいる。
幅1.5メートルぐらいの布に、模様を編みこんでいく。通常は2人ペアで作業し、もっと複雑な模様になると、3人がかりで1枚に取り組むんだそうだ。

工場、というかこういう機織り機が6台ぐらい並んでるだけなのだが、そこを見終わるとお約束通り隣のショップに連れて行かれるが、ちょうど大型の観光バスからぞろぞろと白人の団体客が入店した直後だったので店内は混んでて、店員もその応対で手一杯。僕はまったく店員の勧誘を受けることもなく、店内をぐるっと一周してあっさり出てくる。声をまったくかけられないのは、それはそれで寂しい(笑)。

P1190780007.jpg


その後、舗装されてない道をガタガタ、ノロノロと車は進む。
マンダレーという100万都市の中心部に向かっているというのに、こんな道しかないのか?と思っていたら、そのうちこんな光景が。
大理石工房だ。大理石から仏像を削りだす小さな工房が、道の両側にびっしりと建ち並ぶ。

P1190796009.jpg


ミャンマー国内はもちろん、お隣タイからも発注があるという。
ルアンパバーンを旅したとき、たまたま入った路地の、お寺の裏手で、仏像を彫る若い僧侶に出会ったことがある。仏像というのは、専門の職人が造るものだと思っていたので、僧侶が自ら彫るものなのか!と、あのときはびっくりしたものだ。やっぱり、普通はこういうところで造られるものだろう。

P1190787008.jpg


ピンクの法衣を着ているのは、少女の集団。上座部仏教では、女性は僧侶になることができない。女性も修行者になることはできるが、ティーラシンという、男性とは区別した名前で呼ばれる。
彼女たちはこのあと、一軒の大理石工房に入っていった。発注した仏像の様子を見に来たのだろうか?どういうやりとりが行われるのか興味津々だが、これ以上深追いするわけにもいかない。

P1190789006.jpg


硬い大理石なので、もちろん機械で削る。あたりに建設現場のようなキーンという音が響き、なんとなく空気も粉っぽい。後から写真を見てると、もっとゆっくり1時間でも散歩できたんじゃないかという気になるが、案外その場は長居したくない雰囲気なのだ。

P1190797010.jpg


ややわかりにくいが、下の写真や、何枚か上の写真でも、体の部分は細部までできているのに、顔はゴツゴツで未完成のままにされているものがある。
こっから先は僕の想像だが、この仏像はこのまま未完成の状態でお寺に納品され、いちばん大事な顔の部分は、そのお寺の僧侶が完成させることで、「魂を入れる」のではないだろうか。石の塊が、いつから「ありがたい存在」になるのか。やっぱりこの工房でガリガリと形が削り出された瞬間ではなく、お寺で僧侶によって魂を入れられた瞬間だろう。
そういえば、さっき書いたルアンパバーンで若い僧侶が仏像を掘っていたのも、顔の部分だった。おお、つながったぞ(笑)。

P1190799011.jpg


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コメント
この記事へのコメント
うわ~、見事に石像が全てお釈迦様ですねえ~!
これがバリ島だとヒンドゥーの神様一色になるんですけど
所変わればですよねえ~。

インレー湖でも銀細工やロータスファブリックの店に連れて
行かれましたけど、最後はショップに連れて行かれました(笑)
何も買わなかったけど(笑)

僕も間近ではじめて機織の様子を見たのですが細かな作業ですよね!
黙々と作業する女性たちの姿が非常に印象に残ってます。

chempakaでした!
2012/04/15(日) 00:43 | URL | Chempaka #-[編集]
Re: タイトルなし
> うわ~、見事に石像が全てお釈迦様ですねえ~!
> これがバリ島だとヒンドゥーの神様一色になるんですけど
> 所変わればですよねえ~。

なるほど、Chempakaさんはああいうところで仕入れをなさるわけですね(笑)?

しかし、これほどインフラが未発達の国で、外国から注文が入るというのはすごいことです。タイから注文って言っても言葉も通じないし、電話もろくにないだろうし。実はWebサイトがすごい充実してたりして(笑)

> インレー湖でも銀細工やロータスファブリックの店に連れて
> 行かれましたけど、最後はショップに連れて行かれました(笑)
> 何も買わなかったけど(笑)

ミャンマーではそれでも全然OKって感じですよね。あの、押し付けがましくない感じを、失って欲しくないですねえ~。インドなんか大変でしたよ、店に一歩踏み入れたらもうタダでは帰さないぞ、というオーラが漂ってますからね。

> 僕も間近ではじめて機織の様子を見たのですが細かな作業ですよね!
> 黙々と作業する女性たちの姿が非常に印象に残ってます。

たしかに、ああいう地味で根気のいる作業を見せられると、値段が高いのも納得しちゃうんですよね。で、ショップに連れていかれて買っちゃう。インレー湖では僕は見事にそのパターンにはまり、「蓮の糸」で編んだ布を買っちゃいました。そのうち記事でご紹介します(笑)
2012/04/15(日) 09:55 | URL | hungrykaz #-[編集]
出来かけの仏像がお店の前にたくさんあって、
顔が未完成でも、何だかありがたい気分になりそうですね~

ミャンマーの大理石工房を見に行く時は、
地元の人たちは平気そうだけど、
マスク必須ですねぇ(笑)!!
2012/04/15(日) 16:40 | URL | キュウ親 #-[編集]
Re: タイトルなし
キュウ親さま こんばんは!

> 出来かけの仏像がお店の前にたくさんあって、
> 顔が未完成でも、何だかありがたい気分になりそうですね~

いや、やっぱり仏像は顔が命なんですかね、あんまりありがたくないんですよ、やっぱり。
でもこうやって、単なるでかい石の塊が、いつ、どの段階から「ありがたいモノ」になるのか?と改めて考えると、偶像崇拝を許さないイスラムの考えというのは筋が通ってる気がしてきます。
もっとも、僕が惹かれるのは信仰の対象としての仏像と言うよりは、芸術品としての仏像、という気もしていますが。

> ミャンマーの大理石工房を見に行く時は、
> 地元の人たちは平気そうだけど、
> マスク必須ですねぇ(笑)!!

そうですね、工房の人たちは案外マスクなんてしてませんでしたねえ。
僕は粉っぽい空気で息苦しいだけでなく、ハードコンタクトを入れてるので、目がゴロゴロして参りました。。。
都会人というのは軟弱なものです。
2012/04/17(火) 23:16 | URL | hungrykaz #-[編集]
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マンダレー空港から、アマラプラを観光してからマンダレー市街に入る。まず連れて来られたのは、シルクの織物工場。名産品の工場見学と称して、隣のショップで買い物させるのがツアーのお約束なので、たいてい僕はこういうのはスキップしてもらうのだが、この国ではあんま...
2012/04/14(土) 21:15 | まとめwoネタ速suru
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