hungry travelog
美しい海。うまいメシ。豪華なホテル。アジア方面の旅の記録。
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マンダレー郊外アマラプラのマハーガンダーヨン僧院での朝食の時間。
食堂の前で最初に列を作り始めたのは小学生ぐらいの少年僧。10時半の食事時間が近づくにつれ少しづつ年次が上の僧たちが現れる。

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左側の建物が食堂。時計の電光掲示板のところが入り口。その辺りには観光客だけでなく、食事を提供しにきた地元の信者たちも大勢いて、ごった返している。

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そして、メシが始まる。全員が揃ってから一斉に、というわけではなく、着席順にそれぞれが始める感じだ。
テーブルの上には、予め配膳された料理が4品ぐらい並ぶ。それとは別に、僧侶たちはそれぞれ自分の鉢を抱えて、建物の入り口でその中に米を入れてもらってから席に着き、おかずはテーブルの上から取る。
それ以外にも小袋に入った、遠目にはお菓子に見えるモノも、みんなそれぞれに持っている。これは信者が現物をもって寄進してきたものだろう。けっこうな量をみんなガッツリと食う感じだが、ほとんどが若者で、これが今日の最初で最後のメシとなれば、それも納得。
この僧院に身を置くのは1500人とも1700人とも言われ、それが一斉に食卓に向かうさまは壮観だ。

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慣れているとは言え、自分たちがメシを食うところを、さも珍しそうに外人からジロジロ見られるのは、気分のいいものではないだろう。あんまりお邪魔することのないよう、なるべく望遠レンズで遠くから撮るが、やっぱり一部の欧米人はアジア人をあまり同じ人間だと考えない節があり、まったく遠慮なくガンガン狭い通路に入っていき、バシャバシャと写真を撮る。
う~ん、とても興味深い光景なんだけど、なんとなく居心地の悪い、不思議なムズムズ感。

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僧侶は、托鉢でもらってきた食料は、お寺に戻ってみんなで平等に分けて食べる。...のが原則なのだが、ここみたいに1500人以上も修行僧がいると、なかなか全員で均等に分けるわけにもいかない。信者がみんなそれぞれ1500人分の料理を持ってきてくれるはずもなく、中にはお弁当のタッパーに入れて持ってくる人もいるだろう。
おそらく、そういう、みんなで分けるわけにはいかない半端モノたちは、偉い僧侶のテーブルに並べられる。その結果、こんなフルコース状態になる(笑)。
佛の教えで殺生はNGなので、肉は食べない。それにしてはずいぶんバラエティに富んで、普通にうまそうだ。

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食事を終えると、僧たちは三々五々解散して、自分の宿舎に戻っていく。
この後は瞑想したり、お経を学んだり、偉い僧侶の説法を聞いたりという修行生活をするそうだ。どうしても修行と聞くと、座禅をしてて集中力が足りんといって肩をばしっと叩かれたりとか、雪が降りしきる中で滝に打たれたり(笑)とかいう「苦行」の場面を想像してしまうが、実際はもっとずっと淡々とした、穏やかな日々なのだろう。とは言え、決して「楽」な修行なんだろうと言うつもりはない。

毎日の営みなので当たり前といえば当たり前だが、僧たちは無駄口をきくでもなく、誰に指示されるわけでもなく、皆が淡々と自分のすべきことをこなしていく。1500人が一斉に同じ場所に集まる一大イベントだが、どこかに指揮する者、監督する者がいるわけでもないのに、どこにも何の混乱も起きない。年齢的には遊び盛りの子供たちもたくさんいるのに、やんちゃな姿を見せる者は一人もいない。一人ひとりがしっかり僧としての自覚を持ち、自分を律している。これは、僧院での修行の賜物だろう。

国民の大半を占める仏教徒の男性は皆一度はこういう出家生活を経験しているミャンマーという国のポテンシャルは、とても高いと思う。

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コメント
この記事へのコメント
僕もバゴーで同じような僧院を訪れましたが
食事中ではなくて、勉強中を見学しましたよ。

しかし、食事風景は壮観ですね~。
確かここ、外国人でも修行できるんですよね!?
外国人はいませんでした??

それにしても欧米人の行動には閉口しますね!

chempakaでした!
2012/04/08(日) 13:55 | URL | Chempaka #-[編集]
Re: タイトルなし
Chempakaさま 毎度です!

> 僕もバゴーで同じような僧院を訪れましたが
> 食事中ではなくて、勉強中を見学しましたよ。

あ、ガイドブックでは知ってます。
食事中を見られるのはやっぱりレアなんですかね?

> 確かここ、外国人でも修行できるんですよね!?
> 外国人はいませんでした??

う~ん、僕は外国人の姿は見かけませんでした。
確かに外に向けてオープンな僧院なんだろうという雰囲気はありますが、ミャンマーの中でも最高位の僧院だとのことなので、立場上、そう簡単に一見さんを受け入れるわけにもいかないのかな~という気もします。

> それにしても欧米人の行動には閉口しますね!

それは今回のミャンマーの旅に限らず、東南アジアの旅ではいつも思いますけどね... お寺の本堂で子供が走りまわるのをほうっておいたりとか。自分たちも仏様に背を向けて足を崩してダラダラしてたりとか。
知らないことは罪じゃないとしても、周囲を見てれば常識的に理解できるぐらいの、最低限の地元へのリスペクト、これだけはいつでも、どこに行っても、忘れちゃいけないですよね。
2012/04/08(日) 21:19 | URL | hungrykaz #-[編集]
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