hungry travelog
美しい海。うまいメシ。豪華なホテル。アジア方面の旅の記録。
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バガンの遺跡めぐり。メシの後やってきたのはアーナンダ寺院。
馴染みがなく覚えにくい名前が多い中で、アーナンダというのは覚えやすい。そのガッカリ系の名前に反して(笑)、ここはバガンでも最大、かつ最も美しいとされる寺院。
仏塔部分は修復されて黄金の輝きを取り戻している。1091年の建立というから、ざっと千年が経つ。東西南北それぞれの入口の正面に、四体の仏像が構えるが、うち南北の二体は建立当時の11世紀のものだそうだ。

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参拝者も、観光客も他の寺院よりもだいぶ多い。高さ10メートルほどもある仏像だけでなく、その背後もすべて黄金で彩られ、薄暗い寺院の中でそこだけがまばゆく輝く。

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仏塔の中は四体の仏像をつなぐ回廊になっていて、廊下の壁にも小さな仏像が埋め込まれている。
高さ10メートルの仏様が飾られるぐらいなので天井がものすごく高い。それでも、この建物の大きさからして、更にその上に2階があるのだろう。我々は1階部分しか入れない。

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建物の白い壁は建立当時のものではなく、1975年の大地震で崩れてしまったのを修復したものだそうだ。白い壁は汚れが目立ってしまうのが残念だが、全体的に「古さ」が売りのバガンではこれでいいのだろう。一方で、1653年建立のタージ・マハルが未だにカビひとつ生えずにピカピカな姿で保たれているのは、ものすごい保存努力の賜物だろうと実感する。

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参道にはずらっと露店が並ぶが、やはり観光客が多いせいか、客引きは激しくない。
バガンには、いちばん左端に写っているような漆製品が多い。僕もこの後買うことになる(笑)。

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アーナンダ寺院を見終わって車に戻ると、車で少し走り、僕はドライバーから馬車へ引き渡される。もともとコース後半は馬車観光だと聞いてはいたものの、何やら馬車の元締め風のおっちゃんとドライバーの間で「誰だお前。聞いてねえよ」「いやいやちゃんと話がついてるはずだぜ」的な会話が交わされている雰囲気で、若干不安になる。ドライバーがもういいから乗っちゃえ乗っちゃえ、みたいな感じで慌てて僕を乗せたがるのも怪しい。
馬車のおっちゃんはミャンマー人には珍しくニコリともしない。もちろん英語はしゃべらない。場所が場所ならこんな状況でホイホイついて行ってはいけないのだが、僕は既にミャンマーの魔法にかかっている。

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そしてまずやってきた寺院。名前がわからない。
もう何しろ馬車のおっちゃんとはさっきのドライバー以上に意思疎通が難しいので、当時も名前がわかってなかったし、帰国後にWebで調べてもなかなか見つからないので、もう諦めました(笑)

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ここで興味深いのが、仏像がだんだん金色になっていく過程が見られたこと。
お寺に置かれる仏像は、はじめから金色に塗られた状態になっていることも、もちろんあるのだろうけど、こうやって漆の下地だけを塗った状態で置かれることもあるようだ。そこに、信者が、少しずつ少しずつ金箔を貼り重ねていく。腕のあたりは小さな四角の、金箔の形がわかりやすく残っている。ちなみに金箔は本堂の手前あたりで売っていて、僕がマンダレーで買ったのは3枚で1500チャット(約150円)だった。

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建物の裏側にあった仏像は、まだまだ黒い部分が目立つ。
しだいに全身が黄金になり、長い長い年月を経て、やがて金箔が何層にも重ねられて、仏像の原型がわからないほどの黄金の塊になる。

ここでも土産物屋の姉ちゃんにつきまとわれた。もうさっきのところで手口はわかっているので、ガイドしてくれても買わないよ。と初めから断っているのだが、そんなことではめげずに、とにかく付いて来て、勝手にガイドする。こっちは断ろうとしているので、どうしてもぶっきらぼうな対応になる。
これは僕の反省点で、こういう場合はもう無理に断ろうとせずに、諦めて受け入れるべきだと思った。そのほうがお互いに気分良く観光できる。

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で、ここでもお姉ちゃんから「上に登りますか?」のお誘いが。こんなの自分じゃ気づかないよ!という薄暗く、天井の低い階段を登ると、これまた見事な景色だ。
左奥の、塔の部分が金色に飾られているのが、さっきまで居たアーナンダ寺院だ。

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この、やたらと複雑な建物は王宮博物館。バガン王朝時代の王宮を再現したもので、2008年にできたばかりなのでたしかに真新しく、800年から1000年級の寺院・仏塔が立ち並ぶバガンでは明らかに浮いて見える。

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ガイド料がわりにお姉ちゃんの店で漆の器を買う。芯に馬の毛を使って、その上から漆を塗っている、という説明を聞いて半信半疑だったのだが、後から調べてみたところでは、本当に竹で芯をつくり、そこに馬の毛を巻いていって、そこに漆を塗って作っているようだ。なので、普通の器のように固くなく、ぐにゃぐにゃと曲がる。漆って、曲げたらパリッと割れてしまいそうな気がするが、意外にもとても柔軟性があるようだ。
確か、最初は1個で1500円ぐらいの値段を言われて、そりゃ高いよ!話にならんよ!という反応をしたらどんどん値が下がり、結局は2個で500円でゲット。

馬車に乗り、移動。
田舎道に、ぱかっぱかっという馬の足音が響く。馬車ってのは案外揺れないもので思ったよりは快適だが、何しろ道がこんな感じなので、油断してると時々ガタッと飛び上がりそうな揺れがくる。

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コメント
この記事へのコメント
金色の仏像に育つ?には、
信心深い人達の金箔で、徐々に金色に染められていくのですね!
それにしても仏像さん達、引き続きマッチョ系が多いですね~(笑)!!
2012/03/12(月) 07:16 | URL | キュウ親 #-[編集]
Re: タイトルなし
キュウ親さま こんばんは!

> 金色の仏像に育つ?には、
> 信心深い人達の金箔で、徐々に金色に染められていくのですね!

もちろん、はじめから金色に塗られた状態でデビューする仏様もあるのでしょうけど、ここのはだんだん黄金に育っていく過程がわかりやすいものでした。
金箔に150円って、僕達の感覚からすると、年に1回奮発して御札に3000円払う、ぐらいの感覚ですかね?

> それにしても仏像さん達、引き続きマッチョ系が多いですね~(笑)!!

そうなんですよね~
どちらかというと仏像というのは女性的な、柔らかい印象がありますよね。それだけになおさらミャンマーの仏像はマンガっぽく見えてしまうのかもしれません。
2012/03/13(火) 21:16 | URL | hungrykaz #-[編集]
このアーナンダー寺院の敷地(4枚目の画像)であまりにも裸足の足が砂利で痛かったので、一瞬だけサンダルを履いたら、スタッフ?に見つかって注意されました(笑)

chempakaでした!
2012/03/15(木) 00:47 | URL | Chempaka #-[編集]
Re: タイトルなし
Chempakaさま 毎度です。

> このアーナンダー寺院の敷地(4枚目の画像)であまりにも裸足の足が砂利で痛かったので、一瞬だけサンダルを履いたら、スタッフ?に見つかって注意されました(笑)

バガンはとくに、そういうことがありますねー お気持ちはわかります。
サンダルはいつも持ち歩いてたんですか?僕はいつも入り口あたりで無防備に脱ぎ捨ててましたが、無事でした(笑)
ユルいミャンマー人も信仰のことになると厳しくて(笑)、靴下で歩こうとしてる白人が注意されてるのを見かけました。タイでは、靴さえ脱げば、靴下はOKだった気がするのですが、ミャンマーではすっかり裸足にならないとダメですよね。
2012/03/15(木) 22:08 | URL | hungrykaz #-[編集]
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