hungry travelog
美しい海。うまいメシ。豪華なホテル。アジア方面の旅の記録。
≪08月   2017年09月   10月≫
1  2  3  4  5  6  7  8  9  10  11  12  13  14  15  16  17  18  19  20  21  22  23  24  25  26  27  28  29  30  
スポンサーサイト
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
アグラで早朝のタージ・マハル観光から始まった一日。アグラの3つの世界遺産を廻って、200キロ弱を移動してジャイプールに到着して、遅い昼飯を食って、すぐまた観光。この日はかなりハードだ。まずやってきたのはシティ・パレス。

さっきまで見てきたデリーやアグラは、もともとイスラム国家・ムガール帝国の領地として栄えてきた都市。ジャイプールは、この地を支配してきたラージプートと呼ばれる人々から生まれた有力氏族・サワーイー・ジャイ・スィン2世が1700年代に造ったヒンドゥの都市。
旧ムガール帝国領はイギリスに侵略されて直接統治を受けたため、色んな面で文化や歴史が破壊されてしまっているが、その周辺国家は「藩王国」という制度のもと一定の自治を認められていたため、昔ながらのインドらしさが色濃く残されているのだという。

ここシティ・パレスは、もともとサワーイー・ジャイ・スィン2世が建てた宮殿。現在は一部が博物館になっていたりして観光客に開放されているが、実はまだ敷地内にはマハラジャ一家が実際に住んでいるという。

P1080053026.jpg


インドで撮った写真は、撮ったときには全然気にもしてなかったんだけど、後で見たら写ってる人がばっちりこっちを笑顔で見てた、ということがよくある(笑)。基本的に写真に撮られるのが好きで、外国人を見つけるのがめざとく、かつ、相手をジロジロと見ることをまったく厭わない。

何重にも門があってどういう構造になっているのか今いち理解できていないまま、ラッキーはずんずん奥に進んでいく。

P1080060025.jpg


今まで見てきたどこのお城にもあったディワーニ・カース(貴賓謁見の間)が、ここにも。さすがに華やかだ。
ここまで見てきた建物は白大理石か、赤砂岩を使うのが定番だったが、ここはサーモンピンクの明るい色使いで、ちょっと可憐な雰囲気も。

P1080063024.jpg


ディワーニ・カースを外から見たところ。ちょっとわかりにくいと思うが、写真のど真ん中ぐらいに鏡のように銀色に光る物体がある。これは、「世界最大の銀製品」としてギネスブックにも載っているという、壺。敬虔なヒンドゥ教徒である1902年当時のマハラジャ(調べたが個人名がわからなかった)がイギリス旅行中も毎日沐浴ができるように、この900リットルの壺2つにガンジス川の水を入れて、運ばせたという。信仰心の強さとも言えるだろうけど、やっぱり金持ちはやることが違う。

P1080089021.jpg


こちらが、現在もマハラジャ一家が暮らすという建物、チャンドラ・マハール。さすがに中は見学できない。最上階はバルコニーだけのようだが、それを除いても5階建てで、この窓の多さ。一体内部はどれだけ広く、どれだけ豪華なのか。
どうも何かの催しの準備をしているようで、中庭には櫓が組まれていた。

P1080074022.jpg


これがムバーラク・マハルという建物で、現在は博物館。マハラジャたちが着ていた服とか生活用品が展示されている(写真はNG)。たしかこことは違う建物には武器博物館とかもあった。ちょうど武器博物館を見ているときに停電になったが、周りの人達も落ち着いたもので、暗くなってもみんな「やれやれ」ぐらいの軽い反応だ。

P1080094020.jpg


インドは世界最大の民主主義国だといい意味で言われることが多いが、インフラが脆弱で混沌としているのは民主主義であるが故とも言われる。中央政府に比べて州の権限が強く、全国規模でのインフラがなかなか整わない。国がだらしなくて、官僚が腐敗していても、そこに目をつけた民間サービスが登場して補ってしまうので、金持ちにとっては事足りてしまう。だから公共の電気がいくら停電しようとも、自家発電や民間から電気の供給を受けている、経済力のある人達は別に困らない。この人達が本気で動かないから、国としての整備事業はいつまでも進まない。そういえば先々週ぐらいだったか、加盟申請から何年も経た末にスターアライアンス加盟を拒否されそうだというインドの国営航空エア・インディアをつぶしてしまえという議論が出ているというニュースをInternational Herald Tribuneで読んだ。一方で民間のキングフィッシャーは、ワンワールド加盟を果たしている。

中央政府の絶大な権力で、国の利益のためなら多少の人権を犠牲にできる中国とはまったく違う政体であり、それが現在のインドと中国の国力の差である。

みんなの顔を立てるために色んなところを少しずつ犠牲にして、結局本当にやりたかったことが何もできずに労力とコストばかりが莫大に費やされてしまう日本は、インドのことを決して笑えない。


にほんブログ村 旅行ブログ 海外旅行へ 人気ブログランキングへ  blogram投票ボタン
関連記事
スポンサーサイト
コメント
この記事へのコメント
エア・インディア。。。スターアライアンスに
蹴られたのか。。でも、さもありなんという感じですね~。

インドに行かれた方のブログを見ていると
皆さんおっしゃいますね~、インド人は人の
事をじ~っと見るのに抵抗がないと!(笑)

それに写真が好きで、撮ってくれ!撮ってくれ!と
言うとか。。。(笑)

その天然の遠慮の無さ、しつこさがインド中に溢れていて
我々、日本人にはちょっとシンドイのかも?(笑)

実際にインドへ行って確かめたいなあ~~。

ところで、ミャンマーの旅程は決まりました?
僕はガイドブックを読みながら、行き先の取捨選択に
悩んでいます。バガンは決まってるんですけど(笑)

chempakaでした!
2011/06/09(木) 00:52 | URL | chempaka #-[編集]
Re: タイトルなし
chempakaさんこんばんは。

> エア・インディア。。。スターアライアンスに
> 蹴られたのか。。

まあ、今のところは「難航中」という報道ですけどね。
Hearld Tribuneに載ってた別の記事ですが、操縦席は日差しをよけるために窓全面に新聞紙が貼り付けてあるそうです(笑)。おそるべしエア・インディア。そういえば僕もインド旅行中、直射日光が差し込んでくると、ラッキーが新聞を渡してくれて、窓に貼り付けろと言われました。インドでは当たり前の行為なのでしょう。というか平気で気温が45度とかになる国では、そういう対応をしないと命に関わるわけで、笑ってばかりもいられません。

> 実際にインドへ行って確かめたいなあ~~。

ぜひ。疲れますが、楽しいです。

> ところで、ミャンマーの旅程は決まりました?

いやー年末年始にお互いミャンマーとは、なんともマニアックですねえ。
詳細はchempakaさんのサイトのほうにコメントさせていただきました。
現在こちらの旅行会社に相談してます。サイトには写真もいっぱいで、かなり参考になります。
http://www.hkakaborazi.com/index.htm
2011/06/09(木) 23:33 | URL | hungry_kaz #-[編集]
URL :
コメント :
パスワード :
管理者にだけ表示を許可する
 
トラックバック
この記事のトラックバックURL
Template designed by アクセラと+αな生活

Powered by .
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。