hungry travelog
美しい海。うまいメシ。豪華なホテル。アジア方面の旅の記録。
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13世紀、ランナータイ王国を築いたメンラーイ王は、もともと最北部チェンライに都を置いていたが、ピン川沿いに平野が広がるハリプンチャイ王朝の発展ぶりを知るや、この地を併合し、チェンマイ南部のピン川沿い、ウィアン・クン・カムに都を置いた。1288年のことである。

しかし山岳地帯から大量の水を運んでくるピン川は当時は頻繁に氾濫し、1296年には早くもウィアン・クン・カムは見限られ、チェンマイを永遠の都として遷都した。

メンラーイ王はその後もしばしばウィアン・クン・カムを訪れ、王自身のルーツであるランナー様式と、この地のハリプンチャイ様式が融合した独自の文化が花開くが、王の没後はピン川の氾濫とともに衰退し、ついには川底に沈む遺跡となった。

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1980年代に遺跡の一部が偶然発見されて以来調査・発掘が進み、ここ何年かで観光地としても整備された。
当時25のお寺があったと推測されるが、現在そのほどんとはお寺の土台が見られるだけ。まあ、川の氾濫で流されてしまったのなら、木造建築の本体部分が残っていないのは致し方ない。

数キロの範囲に遺跡が点在しているので、トローリーバスや馬車に乗って観光するのが定番らしい。さっき、ワット・チェディ・リアムに馬車がいたのも、そういうわけだった。

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遺跡と言えども発掘された仏像はきちんと祀られている。

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中にはこうして仏塔が残っているものもある。

それにしても、きれいだ。
流石に最近整備されただけあって、よく手入れされていて、美しい。街からは離れているので喧噪もなく、ただ木々に囲まれて、遺跡だけがある。観光客も少なく、ほとんどは馬車やバスですーっと通過していってしまうだけ。遺跡の中に降り立って歩いていると、本当に自分だけが遺跡と、歴史と対峙する。

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右のほうに青いトロリーバスが写っている。20箇所以上もあるという遺跡を効率よく回るには良さそうだが、好きなところで停まったり降りたりできないので、自力で(単独で)来るほうがゆっくりと堪能できる。
ちなみに馬車200バーツ、トロリーバス250~400バーツだそうだ(いずれも1台あたり)。少人数だとけっこう高くつく。

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さすがタイ、観光地には屋台。
しかしさすがにここは人が少なくてもうからなそうだ。
飲み物・食べ物屋台をいくつか見かけただけで、土産物屋の類はいなかった。馬車など乗り物の客引きもいっさいして来ないので、観光地にありがちな「声をかけてくる勧誘を断るのに忙しくて観光する余裕がない」なんていう本末転倒な目に遭うことは、ここでは絶対にない。

悠久の歴史と雄大な自然に包まれて本当にリラックスできる、素敵な場所だ。

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一箇所ずつ、こうして簡単な説明書きがある。
ガイドの治は「発掘されたお寺は名前もわかりません」と盛んに言っていたが、説明書きの看板にはすべてにちゃんと名前が書いてある(笑)。まあ、ただ、当時のお寺の名前を記した看板なんてのは流されてしまってるだろうから、当時の名前は本当はわからなくて、今のは便宜的に後からつけられた名前、ってのが事実なのかもしれない。

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ここはだいぶ端折って紹介してきたが、このワット・ナーンチャーンをはじめ5箇所ぐらいの遺跡を連れ回してもらった。
チェンマイ市街の南に5キロほど、ピン川の西側に広がる。一帯が保護区のように管理されているようで、遺跡の間に民家やお寺は点在しているが、商店などはない。

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遺跡群の中に、普通に現役のお寺として機能しているのが2つあり、うち1つがさっき訪れたワット・チェディ・リアム。もう1つのワット・チャーンカムにこれから向かう。

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