hungry travelog
美しい海。うまいメシ。豪華なホテル。アジア方面の旅の記録。
≪06月   2017年07月   08月≫
1  2  3  4  5  6  7  8  9  10  11  12  13  14  15  16  17  18  19  20  21  22  23  24  25  26  27  28  29  30  31  
スポンサーサイト
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
タイ北部・チェンマイから1時間ほどのランパーン郊外にある「タイ北部で最も美しい寺院」ことワット・プラタート・ランパーン・ルアンにて。

確かに、何もない農業地帯の真ん中の辺鄙な場所にぽつんとあるのに、参拝客はかなり多い。まあ、参拝客というか観光客というか微妙なところで、本堂の中もガヤガヤとカジュアルな雰囲気。「壁がない」というこの本堂の開放的な造りが、よけいにそういう雰囲気にさせるのかもしれない。

P1040711001.jpg


本堂のすぐ後ろにある仏塔。
上のほうは金色で丸みを帯びた、バンコクなんかでも見慣れた形だが、台座部分は四角くて黒くて重厚。この「台座が四角い」のはランナー様式に特徴的な形だそうだ。
タイのお寺全般で感じることだが、日本のお寺のように神妙にしなきゃいけないという雰囲気はあまりなく、ちょっと粗相があってもマイペンライ、みたいな空気が漂う。仏様や神様やお坊さんたちが、一般民衆を受け入れてくれているような気がする。同じ仏教でもタイのあたりは日本とは違う上座部仏教。僕が小学生の頃は、まだ「小乗仏教」と教えられていたと思う(これは大乗仏教側が相手への蔑称として始めた呼び方なので、現在は使用が禁じられている)。ざっくり、大乗仏教は念仏を唱えれば誰でも救われる、上座部仏教は、厳しい修行を積んだ一部のお坊さんだけが救われる、という風に教わったように思う。捕らえようによっては、大乗仏教は大衆みんなを救ってくれるのに対し、上座部仏教は修行した本人だけが救われる自己中心的なもの、という解釈もされているようだ。
「教義の解釈」は専門家に任せたいし別に興味もないのだが、しかし、僕は、実際に色んな国のお寺を訪ねた肌の感覚として、上座部仏教のお寺により親しみを感じたし、自然に手をあわせてお祈りする気分になったのは事実だ。

P1040704005.jpg


いや、で、ここで書きたかったのは、タイのお寺全般にそういう親しみやすさを感じていたのだけど、この黒くて角張った仏塔にはどうも違和感を感じた、ということ。
何というか威圧的な、人を寄せ付けないものを感じる。敵国との国境にある「要塞寺院」の、偉いお坊さんの遺骨を納めた仏塔だと考えればこういう造りにするのも理解できなくはないのだが。

P1040718002.jpg


仏塔の隣にある礼拝堂の入り口。
びっしりと細かい装飾が施される。が、天井は実に質素で、木の枠の間から白っぽく見えているのは瓦だそうだ。瓦が直接見えてしまうぐらいの簡素な造りにしたのは屋根の軽量化のためだろうか?

P1040723010.jpg


中には黄金の仏像があるのだが、一角に地味な人だかりが。
よ~く見ると、壁に空いた穴から光が差し込んで、それが像を映している。
下のほうにぼんやりと、さっきの仏塔と、青空が映し出されているのがわかるかな。
「ピンホールカメラの原理」でこうなるんだそうだが、正直、そう言われても何故なのかよくわからない(笑)

P1040726011.jpg


境内を奥のほうにいくと、まだいくつか建物があり、博物館のような感じで陳列棚に古い仏像などが展示されている。鉄格子の向こうにやけに厳重に管理されている仏像もあったが、これは稀少な石で造られてるということだろうか?
ちゃんと季節ごとに「服」を着替えさせるのだそうだ。

P1040732012.jpg


一通りの建物を見て、出口へ向かおうというところに、ひときわ金ピカな建物が。
新しい本堂で、お寺の機能自体はこっちに移しているようだ。しかし金ピカ嫌いなガイドさんは酷評して、近づこうともしない(笑)。なるほど、この建物には、さっきまであまり目立たなかった白人観光客の姿が多い。どぎつい金と赤の彩色と、ものすごく細かい装飾はそれはそれで見モノではある。

P1040741013.jpg


敷地の外に出て、道路から改めて見ると、門・本堂・仏塔がきれいに並ぶ。

P1040745002.jpg


この後ランパーン市内に移動して、昼飯!

にほんブログ村 旅行ブログ 旅行グルメへ 人気ブログランキングへ  blogram投票ボタン
関連記事
スポンサーサイト
コメント
この記事へのコメント
観光客多いんですね。
季節ごとにお色直しする仏様、初めて見ました。
なんだか笑顔が可愛いですね♪

金ぴかのお寺、中国的な感じですね。
2011/01/16(日) 18:27 | URL | chiruchiru #-[編集]
chiruchiruさん こんばんは。
常夏のバンコク(雨期/乾期はあるけど気温差はあまりない)と違って、チェンマイはかなり気温差があり、季節感がはっきりあるので、季節ごとに違う衣装を着せるという発想が生まれるのかもしれません。
そうですね、赤と金というとやっぱり中国を思い浮かべます。もともとタイやラオス辺りの民族というのは中国雲南省をルーツにするらしいので、感覚的に通じるものがあるのかもしれません。
2011/01/16(日) 23:08 | URL | hungry_kaz #-[編集]
タイの仏教寺は日本の厳かな雰囲気と違って、
おおらかでオープンな感じがしますね。
円柱や礼拝堂の壁画がとても美しいですね。
ここは行ってみたいです。
2011/01/16(日) 23:50 | URL | ユ #1jhbtX.k[編集]
ユさん こんばんは。
そうですね、オープンな雰囲気のタイのお寺の中でも、とくにここのお寺は観光地として賑わっていた気がします。
ただ、「北タイでいちばん美しい寺院」と言われてるそうですが、僕は必ずしもNo.1とは思いませんでした。まだまだこの後巡ったたくさんのお寺がそれぞれに魅力的だったので。と含みを持たせておいて(笑)、引き続きお楽しみ下さい。
2011/01/17(月) 23:30 | URL | hungry_kaz #-[編集]
URL :
コメント :
パスワード :
管理者にだけ表示を許可する
 
トラックバック
この記事のトラックバックURL
Template designed by アクセラと+αな生活

Powered by .
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。