小湊の山と海の散策を終えて、町に戻ってきた。昼をだいぶ過ぎて、ものすごく腹を減らして辺りで比較的繁盛してそうな店に入る。
僕が頼んだのは、メニューを見てすぐ目についた「サンガ焼き定食」。
アジやイワシなどをすり身にして、ミソやショウガなどの調味料を加え、粘り気が出るぐらいまで叩いたものが「なめろう」。それを焼いたのが、「サンガ焼き」。いずれも房総の郷土料理とのこと。食べた感じは、いわしハンバーグかな。見た目ちょっとグラタンのようにも見えるが、乳製品系は入っていない。特別に美味いという感じでもなく、素朴なおいしさだ。

連れが頼んだのは魚フライ定食。何だったかは忘れたが3種類の魚の盛り合わせで、さすがに美味かった。

遅い昼飯を終えて、荷物を預けていたホテルへ一旦戻る。
せっかく来たので、海沿いのカフェでコーヒーを飲んでいくことにした。
きれいに晴れた小春日和で、11月とは言え日差しが強い。半日歩き回って、メシ食って、あったかいところでのんびり座って、いつの間にかウトウト。

心地よい微睡みのあとは足湯でまったり。
観光地の無料足湯ってだいたい何組かの団体が占領していてあまりつかるチャンスがないのだが、ここは他に誰もお客さんがいなくて、のんびりできて良かった。

来る時は浜松町からホテルのすぐ近くまでの高速バスだったが、帰りは時間がかなり早いのでバスは使わず電車にした。ホテルからJR小湊駅までは、普通は車を使うが、歩けないことはない程度の距離だとフロントで聞いていたので、町をぷらぷら見ながら歩いていくことにした。
日蓮聖人の両親を祀っている妙連寺というのが途中にあったが、あんまり見て面白いところでもなく、あまり見所もないまま20分あまりで駅に着いてしまった。

どうでもいいが、途中にあった自販機。ほぼ全商品がポッカのコーヒーだというのも、いかにもデタラメな感じだが、同じ商品なのに100円だったり110円だったりする適当さがいい。

安房小湊駅に到着。
小さな駅だが駅舎は新しく、けっこう立派だ。
特急の時間を尋ねると、なんと1日1本だけ新宿まで行く便がもうすぐだという。通常は東京行きなので、うちまではまだそこから2回乗り換えないと帰れないのだが、新宿からだとバス1本で帰れるのでとても有難い。
実はあと1時間も時間をつぶせば、房総の海に沈む夕日を見ることができるはずだったので、少し遅い電車にしようかとも思っていたのだが、1日1本の新宿行きにたまたま巧くタイミングが合った偶然に感謝して、これに乗って帰ることにした。

車窓から何とか捕らえた夕日。

どちらかというと露天風呂付きの部屋に泊まるのが主目的の旅行だったのだが、思いの外色んな見所がある土地だった。まあ小さな町なので、一泊旅行で観光するのにちょうどいいぐらいかもしれない。
これで、安房小湊の旅はおしまい。
僕が頼んだのは、メニューを見てすぐ目についた「サンガ焼き定食」。
アジやイワシなどをすり身にして、ミソやショウガなどの調味料を加え、粘り気が出るぐらいまで叩いたものが「なめろう」。それを焼いたのが、「サンガ焼き」。いずれも房総の郷土料理とのこと。食べた感じは、いわしハンバーグかな。見た目ちょっとグラタンのようにも見えるが、乳製品系は入っていない。特別に美味いという感じでもなく、素朴なおいしさだ。

連れが頼んだのは魚フライ定食。何だったかは忘れたが3種類の魚の盛り合わせで、さすがに美味かった。

遅い昼飯を終えて、荷物を預けていたホテルへ一旦戻る。
せっかく来たので、海沿いのカフェでコーヒーを飲んでいくことにした。
きれいに晴れた小春日和で、11月とは言え日差しが強い。半日歩き回って、メシ食って、あったかいところでのんびり座って、いつの間にかウトウト。

心地よい微睡みのあとは足湯でまったり。
観光地の無料足湯ってだいたい何組かの団体が占領していてあまりつかるチャンスがないのだが、ここは他に誰もお客さんがいなくて、のんびりできて良かった。

来る時は浜松町からホテルのすぐ近くまでの高速バスだったが、帰りは時間がかなり早いのでバスは使わず電車にした。ホテルからJR小湊駅までは、普通は車を使うが、歩けないことはない程度の距離だとフロントで聞いていたので、町をぷらぷら見ながら歩いていくことにした。
日蓮聖人の両親を祀っている妙連寺というのが途中にあったが、あんまり見て面白いところでもなく、あまり見所もないまま20分あまりで駅に着いてしまった。

どうでもいいが、途中にあった自販機。ほぼ全商品がポッカのコーヒーだというのも、いかにもデタラメな感じだが、同じ商品なのに100円だったり110円だったりする適当さがいい。

安房小湊駅に到着。
小さな駅だが駅舎は新しく、けっこう立派だ。
特急の時間を尋ねると、なんと1日1本だけ新宿まで行く便がもうすぐだという。通常は東京行きなので、うちまではまだそこから2回乗り換えないと帰れないのだが、新宿からだとバス1本で帰れるのでとても有難い。
実はあと1時間も時間をつぶせば、房総の海に沈む夕日を見ることができるはずだったので、少し遅い電車にしようかとも思っていたのだが、1日1本の新宿行きにたまたま巧くタイミングが合った偶然に感謝して、これに乗って帰ることにした。

車窓から何とか捕らえた夕日。

どちらかというと露天風呂付きの部屋に泊まるのが主目的の旅行だったのだが、思いの外色んな見所がある土地だった。まあ小さな町なので、一泊旅行で観光するのにちょうどいいぐらいかもしれない。
これで、安房小湊の旅はおしまい。




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