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ジョクジャカルタの王宮を後にして、次に向かったのは、すぐ近くにある水の宮殿ことタマン・サリ。
1757年に造られたという、王宮の離れ。
あんまり王様関連施設という感じのものものしさもなく、さびれたお寺みたいな雰囲気の、ゆるい感じのエントランス。
その門をくぐると...

壁に囲まれて、青いプールが広がる。
残念ながら壁とかは薄汚いのであんまり華やかな感じはしないが、歴史の重みは感じさせる。
2003年までは朽ちゆくままに放ったらかしにされていて、最近ようやく修復が進んだのが2006年の大地震でまた崩れ、最近再度修復されたところだとか。
今はプールに水が張られているが、何年か前まではからっぽだったようで、だいぶ殺風景に見えたことだろう。ネットで古い記事や写真を探してみると、廃墟のようだというコメントがあったりする。

天気もよくて、実に美しい。白い建物と青い水と、空。この建物が現役だった頃は、さぞかし美しかったことだろう。そもそもこの建物は何かというと、王宮に使える侍女とかをプールで遊ばせて、王様は建物の中からそれを眺め、気に入った相手を見つける、というところ。
写真の正面に3階建ての建物があるが、その3階の窓から覗くと...

こんな感じ。で、気に入った女性がいたら、花束を投げて呼び寄せる。建物の中にはベッドルームがあり、反対側には少し狭いが別のプールがあり、こっちは王様のプライベート用。欲望の権化のような建物である。

ちなみにジョクジャの王宮で育った人が、長年一般人には縁のなかった「王室伝来のスパ・トリートメント」を世の中に紹介すべく、タマンサリという名前のスパを開店した。おそらくはそれにあやかった店や商品が色々あるので、単にタマンサリでググると、この宮殿じゃないものが色々出てくる。

裏庭のほう。これはこれで、ちょっと趣がある。
実はここは王の欲望を満たすだけのための施設ではなく、王宮との間や、さらにこの先に5キロに及ぶ地下通路があり、戦争などで王宮が敵に攻められた際の緊急避難場所としての機能もあったそうだ。

今もこのあたりには王家の血筋の人が住んでいて、一帯を管理しているらしい。
タマン・サリの敷地を出ると、ちょっとオシャレな感じのこぢんまりした店が何軒か並んでいる。そのうちの1軒で、ジョクジャ名物の影絵人形を作っていた。水牛の皮を使って細かい彫刻を施す。数ミリの厚みがあるので柔軟性もあるし、それなりに丈夫だ。
店の兄ちゃんが造るところを実演して見せたり、凄いだろこれ、ほらもっと凄いのもあるぞ、と次々に見せてくれる。どう考えても観光客向けの商売なので現地感覚からするとものすごく高いのは承知の上、2つ買うからディスカウント、と言って買ってきた。実はこの手の人形とか彫像とかお面とか大好きなのでちょっと嬉しい。

1757年に造られたという、王宮の離れ。
あんまり王様関連施設という感じのものものしさもなく、さびれたお寺みたいな雰囲気の、ゆるい感じのエントランス。
その門をくぐると...

壁に囲まれて、青いプールが広がる。
残念ながら壁とかは薄汚いのであんまり華やかな感じはしないが、歴史の重みは感じさせる。
2003年までは朽ちゆくままに放ったらかしにされていて、最近ようやく修復が進んだのが2006年の大地震でまた崩れ、最近再度修復されたところだとか。
今はプールに水が張られているが、何年か前まではからっぽだったようで、だいぶ殺風景に見えたことだろう。ネットで古い記事や写真を探してみると、廃墟のようだというコメントがあったりする。

天気もよくて、実に美しい。白い建物と青い水と、空。この建物が現役だった頃は、さぞかし美しかったことだろう。そもそもこの建物は何かというと、王宮に使える侍女とかをプールで遊ばせて、王様は建物の中からそれを眺め、気に入った相手を見つける、というところ。
写真の正面に3階建ての建物があるが、その3階の窓から覗くと...

こんな感じ。で、気に入った女性がいたら、花束を投げて呼び寄せる。建物の中にはベッドルームがあり、反対側には少し狭いが別のプールがあり、こっちは王様のプライベート用。欲望の権化のような建物である。

ちなみにジョクジャの王宮で育った人が、長年一般人には縁のなかった「王室伝来のスパ・トリートメント」を世の中に紹介すべく、タマンサリという名前のスパを開店した。おそらくはそれにあやかった店や商品が色々あるので、単にタマンサリでググると、この宮殿じゃないものが色々出てくる。

裏庭のほう。これはこれで、ちょっと趣がある。
実はここは王の欲望を満たすだけのための施設ではなく、王宮との間や、さらにこの先に5キロに及ぶ地下通路があり、戦争などで王宮が敵に攻められた際の緊急避難場所としての機能もあったそうだ。

今もこのあたりには王家の血筋の人が住んでいて、一帯を管理しているらしい。
タマン・サリの敷地を出ると、ちょっとオシャレな感じのこぢんまりした店が何軒か並んでいる。そのうちの1軒で、ジョクジャ名物の影絵人形を作っていた。水牛の皮を使って細かい彫刻を施す。数ミリの厚みがあるので柔軟性もあるし、それなりに丈夫だ。
店の兄ちゃんが造るところを実演して見せたり、凄いだろこれ、ほらもっと凄いのもあるぞ、と次々に見せてくれる。どう考えても観光客向けの商売なので現地感覚からするとものすごく高いのは承知の上、2つ買うからディスカウント、と言って買ってきた。実はこの手の人形とか彫像とかお面とか大好きなのでちょっと嬉しい。





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この記事へのコメント
こんにちは!
本当に水の宮殿、その通りの場所ですね♪
真っ青の空に
素晴らしい写真。
うっとりしてしまいました♪
素敵な場所の紹介ありがとうございます!!!
本当に水の宮殿、その通りの場所ですね♪
真っ青の空に
素晴らしい写真。
うっとりしてしまいました♪
素敵な場所の紹介ありがとうございます!!!
三十路オンナさん こんばんは~
水の宮殿、地味なところではありますが、なんか良かったです。
もしジョクジャに行かれることがあれば、王宮よりむしろお勧めですw
水の宮殿、地味なところではありますが、なんか良かったです。
もしジョクジャに行かれることがあれば、王宮よりむしろお勧めですw
2010/07/01(木) 23:25 | URL | hungry_kaz #-[編集]