hungry travelog
美しい海。うまいメシ。豪華なホテル。アジア方面の旅の記録。
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新聞リーダーとしてのiPadへの期待
アメリカではiPad出荷が始まった。日本でも延期にはなったものの、発売日が決まった。
iPadのおかげで、その比較対象として再び脚光を浴びたkindle。
私はkindle所有者、iPadは今のところそんなに必要だと思っていない、という立場だ。但しパソコンはここ15年ずっと代々Macを使ってるし、ケータイはiPhoneだし、音楽プレイヤーはずっとiPodだし、Apple製品にはいつも強い思い入れをもっている。
ドコモの社長が「iPadなんてiPhoneをでかくしただけじゃねえか」と言ったらしいが、私もそういう感覚だ。実は大きくなったからこそ色んな可能性が生まれ、楽しそうなアプリが出てきているのも事実なのだが、いつでもポケットに入れて持ち歩き、必要な瞬間にいつでも取り出せ、その端末で何でもできてしまう、というiPhoneから、携帯する便利さという最大のメリットを除いたものに思えてしまう。

昨年あたり、ネットブックという廉価パソコンがだいぶ流行ったが、意外と電車の中とかで使っている姿はあまり見かけない。iPhoneはかなり見かけるようになったし、任天堂とかのゲーム機を使っている人も多いし、圧倒的多数は相変わらずケータイをいじってる。電車の中=立っていることが多い=片手で操作できるほうがいい、ということを考えてもやっぱりケータイ文化というのは日本で発達するべくして発達したのだと思う。
一方で、どうしても操作に両手を要するパソコンというのは、扱いづらい。

そもそもそういう端末をどういう使い方をするか。最近見たiPadをどんな用途で使いますか?というアンケートでは大半がメール、ウェブ、ゲームと答えた。どれもケータイでもできる。
大きな画面で操作しやすいほうがいいか、ケータイのように常にポケットに入れて持ち歩けるほうがいいか。日本人、とくに都会で、平日は会社や学校に通い、交通手段は電車中心という生活スタイルであれば、やはり後者のような気がする。

そんな中、私がiPadに期待するのは、新聞だ。
kindleでも新聞は読める。日本では普通には購読できない世界各国の新聞が、印刷や配達という行程を経ないので、リアルタイムで配送されてくる。これは、海外の新聞を読みたいという人にはものすごい魅力のはずだ。ただ、kindleは徹底して「本を読む」ことの快適さを追求した機械なので、新聞となると事情が変わってくる。
本を読む場合、普通は最初のページから最後のページまで順番に読む。面白そうな部分だけ「拾い読み」をするということは、あまりない。なので、kindleは1ページずつ順番に送って読んでいくスタイルが基本だ。しかし新聞は逆に1ページ目からすべての記事を丹念に読んでいくなんてことはあまりしなくて、ざっと眺めて興味をひく見出しのところだけを拾い読みしていく。その、「ざっと眺めて興味をひく見出しだけを拾い出す」ということが、kindleにはできない。一応インデックスページがあるにはあるが、あまり実用性はない。


kindke-FT1.jpg
開くと、まず一面のトップ記事に入る。他にどういう記事があるのか、という一覧性がない。

kindle-FT2.jpg
インデックスのページもあるにはあるが、おおまかなセクションが選択できるだけで、記事一覧はない。

kindle-FT3.jpg
例えば上のインデックスで「World News」を選ぶとここに飛んできて、
あとは「World News」の中で順番にページをめくっていくしかない。


その点、IPadは期待をもたせてくれる。まだどういう新聞がどういう形で提供されるのかもわからないが、少なくとも、既にiPhone版が無料提供されている産経新聞のスタイルなら充分期待がもてる。産経新聞のアプリは、いわばPDFみたいな形で毎日の紙面が全ページ無料で読めるという画期的なもの。紙面全体をざっと見渡して、目を引いた見出しの部分だけズームしていくと、点にしか見えなかった文字がはっきり見えてくる。ズームするという操作が入るのが煩わしいといえば煩わしいが、iPhoneの小さな画面では、この操作方法が限界だろう。
それが、iPadの画面になると、ズームする手間が減り、より快適にブラウジングできるのではないか、と期待できる。


Sankei1.jpg
開くとまず一面全体のイメージ。大見出しぐらいは判読できる。

Sankei2.jpg
右上のトップ記事を一段階ズーム(ダブルタップ)。頑張れば判読できるがちょっと厳しい。

Sankei3.jpg
もう一段階ズームすれば快適に読める。iPadなら一段階ズームしただけで読めるのではないか。


新聞を読むためだけのデバイスと割り切るのも何だが、実はこういう計算もできる。
日本で購読できる海外の新聞はかなり限られていて、もともと日本の新聞であるJapan TimesやDaily Yomiuriを別にすると、朝日新聞の英語版と一体化したInternational Herald Tribune(New York Timesの国際版)、Wall Street Journal、Financial Timesぐらいだろう。うちWSJとFTは購読者が少ない(だろう)こともあって、購読料はべらぼうに高く、ざっくり年間10万円である。
仮にIHT、WSJやFTをkindleストアで購読すると、月額20~25ドルぐらい。年間にすると240~300ドル。円貨にすると22,000~27,000円ぐらい。iPad版も同じ価格で提供されると仮定する。で、iPad本体価格を、日本ではまだ発表されてないけど、6万円と仮定する。
そうすると、普通にWSJやFTを購読するより安上がりなのだ。iPadを新聞専用リーダーだと割り切ったとしても。

似たような観点で、iPadは漫画リーダーとしても日本では普及し得るのではないかとも思うが、私は漫画は読まないので、この分析は誰かにお任せしたい。
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