hungry travelog
美しい海。うまいメシ。豪華なホテル。アジア方面の旅の記録。
≪06月   2014年07月   08月≫
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軍事政権が態度を軟化したことで、ここ数年、ミャンマーは経済界から急激に注目を集めた。
同様に、情報が一般に開かれ、旅行者も増えたことで、少しずつ観光情報も伝えられてきた。
そんな中、ミャンマー特集の雑誌を見ていて、ここは何だ!と引き込まれてしまったのが、モンユワタウンボッデー寺院だった。
いよいよ僕は、その地にやってきた。圧巻だ。思っていたよりずっと広い。
いらっしゃい〜という感じで両側から仏像に出迎えてもらうと、次の小部屋もまた同じ構造。それを5回ぐらい繰り返すとようやく最深部のご本尊にたどり着く。その間、壁という壁はすべて小さな仏像で埋め尽くされる。

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58万体もの仏像がびっしりと並べられる。
凄いのは、それらがきっちりとデザインされて配置されている、この空間作りのセンス。そして、寸分の狂いもなく整然と配置され、維持されていること。

基本的には天窓からの採光のみで、ところどころ補助的に花のランプが使われる。幾何学的にデザインされた世界の中なので、何かほっとさせる存在だ。

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壁に並べられる、高さ数センチの仏像はさすがに適当な作りだが、これを58万体作らせてしまった実行力が凄い。

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大きな仏像の後ろの飾りにも、至る所に小仏像が配置される。「隙間」を許さないデザイン。
おおもとは1301年に建てられたというが、ガイドブックには1939年の建立とある。おそらく、今の建物の原型が建ったのが1939年なのだろう。

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建物はかなり大きいのだが無数の壁で仕切られていて、ひとつひとつの独立した小宇宙になっている。
正直、仏教的なありがたさはほとんど感じないが、そこに居る者を支配する、何かしらの圧倒的なパワーが漂う。表現を変えれば、このパワーは宗教をも超えた絶体的、普遍性な... いや、あんまり言うのはやめておこう(笑)。

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楽しみ方としては、宗教施設というよりは、美術館に近いのかもしれない。
が、そうは言っても周りを取り囲むのは無数の仏像。一歩間違えば悪趣味で、不気味になってしまうところを、救われている。

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これだけのものを作るのに、いったいどれだけコストがかかるんだ?と俗なことを考えてしまうが、やっぱりこちらのお坊さんには私腹を肥やすという概念がないので、信者から寄進されたお金はどんどん「寺のグレードアップ」に回されるのだろう。

いや、しかし、凄い寺だ。しかしここも、今後有名になって観光客がゾロゾロ来るようになって、ゆっくりと立ち止まって見たりできなくなってしまうと、この空間の味わい方も随分変わってしまいそうだ。それこそ、マニアックな住職が作った「変な寺」というだけの印象で終わってしまうかもしれない。
行くからにはじっくりこの空間に浸り、パワーを感じたいところだ。

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