hungry travelog
美しい海。うまいメシ。豪華なホテル。アジア方面の旅の記録。
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この世界一周の旅で、楽しいこと、うわーすげえと思ったこと、色々あったけど、本当に心にずーんと響く、「感動」を味わったのは2回。1回は今からご紹介するサファリで、もう1回は最終日のメキシコで。

カパマ・ゲーム・リザーブでの2日目の午後。これが3回目のゲームドライブとなる。
出発して早々に、ある地点に向かってまっしぐら。レンジャー同士の情報交換で、当たりをつけておいたようだ。その狙いは的中し、出発して15分で出会うことができた。
キング・オブ・キングズ。

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カパマ・ゲーム・リザーブ内を縄張りにしている何十頭かのライオンの中でも、体格も一回り大きく、ボスとしての風格を持っているというライオンに出会えた。レンジャーたちも彼を「キング」と呼んでいるらしい。
普通ライオンは一夫多妻なのだが、彼らは不動のカップルだという。
本当に仲が良さそうにずっと2頭でじゃれあっている。
ときおり、人間みたいな表情さえ見せる。
でも、人間みたいという表現は適切ではないかもしれない。彼らは、なにかもっと高貴な生き物なのではないかという、威厳が漂う。
パクッとやられればひとたまりもないのだが、そういう意味での怖さは全く感じさせない。でも、ちょっと手を伸ばして触ってみようという気は起こさせないオーラを感じる。

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後で思えば、僕は口をぽかんと開けて夢中でシャッターを切るおかしな人に見えていたのではないか、というぐらい、この時は夢中になった。うわーすげえ!すげえ!と心の中で叫びながら、単に「珍しいものを見た」という以上の、何かを感じていた。ライオンが百獣の王だと言われるのは、単に強くて食物連鎖の頂点にいるから、というだけの理由ではない。それを肌で感じた。

でかい。立ち上がると、ちょっとびっくりするぐらいの高さがある。
僕らの後にも別の車が1台やってきたが、流石にうるさいと感じられてしまったか、のっそりと立ち上がって、茂みの中に歩いて行ってしまった。

ちなみにこの間、ライオンと車の距離は3メートルぐらい。急に立ち上がったり車から手を出したりするのはダメだとレンジャーからきつく言われているが、それ以外に普通に動いたり、しゃべったりするのは大丈夫。
動物のほうは、我々を「自動車に乗った10人の人間」と認識しているわけではなく、「巨大なかたまり」として認識している。なので、例えば車を離れたりすると、「巨大なかたまり」ではなく「ちっこくて弱そうな生物」であることがバレてしまうので危険なんだそうだ。そうは言ってもライオンは、人間は自分のエサを荒らす相手ではないと分かっているので、別段敵視はしないらしい。

これで「ビッグ5」を制覇。しかもキングとクイーンが見られたということでレンジャーも上機嫌、客も充実感でいっぱいだ。
ノルマから開放されて余裕が出たか、レンジャーは今までと趣向を変えて水辺に向かう。
するとカバに遭遇。はじっこにはワニもいる。
残念ながらカバは日中は水中から出てきてくれないので、かろうじて顔の上のほうが見えるだけ。

DSC03736002.jpg


1回あたり3時間から3時間半ぐらいのゲーム・ドライブ。たぶんそのうち、車を停めて大物をじっくり観察できる時間は15分とかそのぐらいで、2時間以上ひたすら車を走らせ、動物を探している時間。
そして30分ぐらいは、こうして車を停めて、大自然の中でお茶の時間。
さすがにこの日は皆も興奮さめやらず、ライオンの話題ばかりだ。まあ会話の8割はポルトガル語なのでわかんないけどw (ブラジル人の彼らはレンジャーや、僕に話しかけるときだけは英語になる)

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すっかり日が沈んでしまうと、あとはロッジへ帰るだけ。
トラッカーが巨大なサーチライトを持って、周囲を注意深く照らしながら走っていく。これは、客に見せるために動物を探しているのではなく、車とぶつかって事故らないためだ。
ふっと、突然、キリンの群れが現れる。薄暗い中、何頭ものキリンがゆったりと走りながら、ブッシュの中へ姿を消していく。キリンとか象とか、あんなでかい奴がいればすぐに分かるはずだ、と実際にサファリを体験するまでは思っていた。

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この日の晩飯は、みんな充実感いっぱい。ビッグ5を制覇、そして何よりキングに会えたこと。
僕はレンジャーから「どう、どの動物が気に入った?」と聞かれ、「いやーヒョウとかチーターとかカッコいいと思ってたけど、ライオン見たらぶっ飛んじゃったね。次元が違うね」みたいなことを言ったら、レンジャーはそうだろうそうだろう、あっはっはと得意げで、周りの皆からも、納得の笑いが起きた。ただその姿を見せるだけで、人々にこれだけの充実感、幸せを与えてくれるキング。どうもありがとうございました(←あくまでも下から目線で)。


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