hungry travelog
美しい海。うまいメシ。豪華なホテル。アジア方面の旅の記録。
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龍山寺を出る。駅のほうには観光客向けの店がたくさん並ぶが、反対方向に行ってみると実に渋い仏具街。前にちょっと書いたけど、浅草寺の周りの雰囲気に似ている。スクーターが整然と並ぶところは、いかにも台湾らしい光景だ。

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この仏具屋さんたちも面白半分に覗いてみるのだが、うわーこりゃ本気だ。ちょっと冷やかして、お土産の仏像でもゲットしようかと思ったのだが、そんな感じではなかった。でもこういう観光客のいない地元の人のためのエリアは、歩いていて楽しい。
いま浅草暮らしをしていると、なんでこんなところをガイジンが歩いてるんだ?という観光エリアから離れたところで観光客に出くわしたりするが、彼らもそういう想いで町を見ているのかもしれないw

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本当に仏具屋ばかり並ぶ中、ようやく見つけた食い物屋。地元のお兄ちゃんたちが集団で食っていたので、きっと美味いんだろうと、ここで昼飯。今朝日本を発ってきて、既に台北のホテルに荷物を置いて、観光をひとつ済ませて、(遅めではあるが)昼飯をこれから食うって、どんだけ近いんだ台湾。

こちらの店ははっきりメニューが出ているので問題なく注文できる。漢字が理解できる安心感。こっちも油断して「ぎゅうにくめん下さい」とか言っちゃって、店員に「え、どれ?」と困った顔をされる。看板を指さしても、看板はこっちを向いてるので、向こうにいる店員からは見えなくて、ひと騒動。なんか、言葉が通じないのに、こんなやりとりでも緊張せずに済むのは有難い。

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奥が牛肉麺(小)で、手前がワンタン麺(小)。牛肉麺は期待通りの味だったがワンタン麺はスープがとっても淡泊で、タイのラーメンの感覚でかなり味を足して食ってしまったが、これで食べ方は合ってたのだろうか。
東南アジアの米の麺とはまた違って、きしめんのようなもちもちした麺が美味い。

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台北の通りはだいたいこうして歩道の上に建物の2階がせり出して、屋根になっている。
歩道の上に建物の2階がせり出す、と表現したくなるが、建物の1階部分を少し削って歩道にしている、という方が実態に近いかもしれない。この建物の構造は中国本土や、アジア各国の中華街でも見られ、中国では「騎楼」というそうだが、台湾では「亭仔脚」と呼ぶようだ。

日射しや雨をよけられていいのだが、そこにスクーターがずらーっと停車してたり、けっこう段差があったりして、バンコクのように道に穴が開いてたりはしないものの、案外歩きにくい。ところがなぜかこの通りはキレイさっぱり、真っ平らだし誰も駐車してない。建物もなんか趣がある。なんだろう。

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一本裏道に入ってみると、やはり同じようにレンガ造りの建物が並び、通りは整然としている。
実はここは古い街並みを保存した「剝皮寮(ポーピーリャウ)」という地区。このあたりは1738年に龍山寺が建つ前から先住民族の交易拠点として栄えており、木材を加工する(皮を剥ぐ)からこの名前がついたという。
日本による台湾統治が始まった際、この一角は、隣接する老松小学校の敷地とされた。が、実際には小学校の敷地にはあまりにも広かったので、周辺部は使われず、しだいにそこに商店が建ち並び始めた、という(この適当さが、ちょっと「南の国」っぽい)。それが、この町並み。
100年以上の歴史があり、現在は台北市政府が自ら管理している。
左側は商店だが、時間帯が悪いのか、どこも開いてなかった。右手の建物はギャラリーになっていて、自由に入れる。

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受付にいたおじいちゃん。
連れに、日本語で話しかけていた。僕も加わって、しばらく日本語で会話。
別れ際に、「ずいぶん久しぶりに日本語を話しました」というおじいちゃん。なんだか、たまらない気持ちになる。いいことなのか悪いことなのかも分からないが、とにかくこの国が「生き別れの兄弟」なのだと、突然実感した。

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台北の街は、どうも薄汚れた建物が多い。あと10年か20年すれば再開発が進んで、見違えるようにぴかぴかの街になるのかもしれない。ただ、汚れてるしツギハギだらけだが、道に穴が開いたままになってたり、ゴミだらけだったりしないのは、流石だと思う。たぶん、こういうちょっとした感覚で、台湾では自分の国と同じように安心できるし、インドのようなところにいけば強烈に「外国」を意識するのだろうと思う。

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みんなが同じ位置に同じ大きさの看板を掲げる通り。建物は相当年季が入ってボロいが、なんだか秩序があって、いい風景だなあ、と思う。

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