hungry travelog
美しい海。うまいメシ。豪華なホテル。アジア方面の旅の記録。
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淡水線の剣潭(日本読みケンタン、現地読みチェンタン)駅を降りる。
台北最大の夜市、士林夜市の最寄り駅だ。
市の中心部からは少し外れていることもあり、昼間は実にのんびりしたもの。駅前や大通りにオフィスビルや高級マンションが建ち並ぶ他は、これと言って何があるわけでもない。駅から徒歩10分ほどのホテルへ向かう途中にあったお寺も、爺ちゃんたちが集まって碁を打って、ゆるい空気が流れる。

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街の中心から離れて、しかも駅から10分も歩く、周囲になにもないホテルをなぜ選んだかと言えば、もちろん士林夜市が近いから。帰りの交通機関とか気にせずに夜市を楽しみたかったので、歩いて行ける範囲内でホテルを探してみたら、これが実に少ない。本命は既に満室だったので二番手の、ここ星美飯店 Star Beauty Hotelとなった。
まだお昼でチェックインできないので、ひとまずスーツケースだけ置いて、すぐに出かける。

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コンビニで飲み物を仕入れる。深く考えずにやっぱ台湾は烏龍茶だろ、と買ってきて、ゴクッと飲んで、ここがアジアであることを思い知る。こんなに本気で烏龍茶を愛でる国が、なんでペットボトルだと甘くするんだろう。

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途中にあったスーパーマーケット並に広い果物屋。周囲に商店街があるわけでもなく、みんながわざわざこの店を目当てに来るようで、車で乗り付ける客が多い。

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剣潭駅のホームから、士林夜市の跡地。
正確には士林夜市の臨時夜市の跡地。もともと士林夜市は駅から5分ぐらい歩いたところにあったのだが、建物が老朽化していたので、ここ数年は駅前の臨時夜市に移転して営業していた。で、もとの位置のリニューアル工事が終わったので、昨年12月からまた駅から少し離れたところに夜市が戻った。駅前の「臨時夜市跡地」には、これから台北芸術センターが建つのだそうだ。

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また電車に乗って、やってきたのは龍山寺(ロンシャンスー)。
今回は連れが初台湾ということもあり、市内観光バスツアーに申し込んでいるのだが、そのコースに入ってないので個別にやって来た。
1738年建立の龍山寺は台北市の中心部に近いこともあり、観光客も多いが、地元の参拝客がそれ以上に多い。なんとなくレトロな周囲の街の雰囲気といい、横手には仏具屋さんがずらーっと建ち並ぶあたりも、浅草寺に雰囲気が似ている。
駅から龍山寺までの地下通路には土産物屋のほかに洋服屋なんかも入居する普通のアーケードだが、その真ん中には早速観音菩薩様が鎮座する。

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龍山寺の立派な門。
我が国の国宝であり世界遺産の日光東照宮陽明門よりも二回りぐらい大きく、装飾も実に立派だ、と思って、ふと気づく。台湾には世界遺産がひとつもない。
もちろんこれは中国本土との関係によるもので、台湾、正式には中華民国はユネスコの構成メンバーではないため、世界遺産条約を締約しておらず、故に世界遺産はひとつも登録されていない。ただ近年は文化財保護の観点から登録への動きは出ているそうだ(参考)。

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平日の昼間だというのに境内は参拝客でいっぱいだ。観光客はむしろ少数派で、みんな熱心にお祈りしている。
台湾のお寺というのはお祈りに手間がかかって、境内に祀られる複数の仏様・神様を順々に、少しづつお線香を供えて回る。ひざまづいてお祈りするのだが、そこにクッション性のあるヒザ置き台があるのは、なんとなく合理的な中国人っぽい発想だ。

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ご本尊は観音菩薩。しかし純粋に仏教寺院というわけでもなく、同じ境内に孔子や、三国志の関羽が祀られたりしていて、道教や儒教など、いわば中国の土着宗教と渾然一体となっている。
但し仏教は台湾の最大宗教ではなく、信者数では道教、カトリック、プロテスタントに次ぐ四番手だそうだ。キリスト教の教会をそれほどたくさん見た覚えがないので、そう言われると不思議な気がするが。

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これがご本尊。しかし本殿の中には入れない上に、ご本尊は奥まったところでガラスケースに入れられており、かなり厳重に護らている。ご本尊に直接触れる(金箔を貼り付けたりする)のが当たり前のミャンマーとは、やっぱり違うなあ、と実感する。そういう意味では、台湾は日本のお寺の感覚に近い。

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このあと龍山寺周辺をぷらぷらして、西門まで歩く。

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