hungry travelog
美しい海。うまいメシ。豪華なホテル。アジア方面の旅の記録。
≪05月   2011年06月   07月≫
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ジャイプールの市街地を離れ、車で20分ほど走る。林の中からゴツゴツとした山肌が見え、ときどき、木々の間にちらっと万里の長城みたいなのが見える。これが、アンベール城。インドでは7つの世界遺産を廻ったが、そのどれにも劣らず立派だ。

世界遺産には、「暫定リスト」というものがある。UNESCOがいきなり世界のどこかを世界遺産に認定するわけではなく、各国が自国の「お勧め」を暫定リストという形で事前に提出する。先頃認定された小笠原諸島も、暫定リストに掲載されていた。
インドは現在32カ所を暫定リストに掲載しているが、アンベール城をはじめジャイプールのものは一つもない。まあ、それだけインドは広くて見どころが多いということなんだろうけど、ジャイプールがいちばん楽しかった僕としては、若干納得がいかない感じもする。

ラサのポタラ宮を思わせるこの勇姿。
丘のふもとからずっと宮殿が連なる。

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ふもとに到着すると、まず長蛇の列に並ばされる。象タクシー待ちの列だ。
象にはボロブドゥールで乗って、正直、もういいやという感じなのだが、ここでは城門までの坂道を象タクシーで登るのが当然のことらしい。ガイドたちはここで我々を象タクシーに乗せると、車で裏道に回って、裏側にある駐車場に停めてるようだが、観光客はみんな象待ちに並んでいる。

日本人だから列に並ぶこと自体はとくだん苦痛ではないが、ここにもやたらとしつこい売り子達が来るのが、うざい。幸いなことに我々の近くにカモになってる白人のおばさんがいて、売り子はその人にかかりっきりだったから、こっちはたかられずに済んだ。

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象タクシーたち。額から下と、耳に化粧をしている。みんな実におとなしいもので、象がおりこうさんなのか、インド人のしつけが厳しいのか。
象は150頭いて、山の上まで客を運ぶ仕事を1日に3巡だけ働く。450組が終わったら、その日の象タクシーの営業は終了だそうだ。見物を終えて、帰りに駐車場で「やけにジープが多いなあ」と思っていたら、象タクシー終了後はジープでの送迎がメインになるらしい。さすがにそれは味気ないな。

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こんな風に次々と斜面を登っていく。

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象の上から。
のっしのっしと横に揺られる感覚が、気持ちいいといえば気持ちいいし、ここで急に暴れ出したら振り落とされるよな~ 斜面だから、落とされたらだいぶ転げ落ちるよな~ なんていう要らぬ心配も少し。

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慣れてくると、落ち着いて眼下に広がる景色を堪能できる。
ふもとには湖があり、そこにも宮殿の離れのような建物がある。

アンベール城は16世紀はじめに、当時のマハラジャ、マン・スィンによって建築が始まり、その後何世代にもわたって増築されたもの。強大なムガール帝国をはじめとする外敵からの防御のために、こんな不便な山の中腹にお城を建てたわけだが、18世紀になって政治的に安定してくると、サワーイー・ジャイ・スィン2世は平地に住居を移しても大丈夫だろうと判断し、ジャイプールの街を建設した。

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ゆったりと象に揺られていると、時々やけにいいカメラを抱えたお兄ちゃんが脇を走って行く。
こいつらは観光客の写真を撮って、観光客がお城を見物してる間に現像し、出口で待ち構えて写真を売りつける、という商売。日本にも遊園地のスライダーとかジェットコースター系の乗り物でいつの間にか写真を撮ってたりすることがあるが、あれと同じだ。

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象はゆっくりゆっくり、10分ぐらいかけて斜面を登っていき、アンベール城の「太陽の門」から入場する。
この時は別に象に乗らなくてもいいやと思っていたが、他の選択肢がジープだと知った今となっては、象に乗れてよかったと思う。

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