
この時期に京都に行くのは「そうだ、京都行こう。」というほどお手軽なものではない。
11月23日の祝日がからむこともあり、ちょうど時期的に見頃ということと重なって、京都は本シーズンでいちばんの人出だったらしい。当然市内のホテルはどこも満室で、今回は琵琶湖沿いに泊まった(それはそれで良かった)。まだ今年これから京都に紅葉を見に行く人もいるだろうから、ざっくり旅のダイジェスト版を。
6時台に東京駅を発つのぞみに乗車。そうすると京都駅9時出発のバスツアーに間に合う。
どのぐらいの混雑なのかもよくわからないので、まずは名所を連れ回してくれるバスツアーで様子を見ようと、申し込んでおいた。で、最初に行ったのがいきなり最大級の混雑の東福寺。
まだ午前10時だというのに身動きとれないほどの混雑。いちばんの見所とされる通天橋なんて満員電車並で、連れは身の危険を感じたと言っていた。

その後南禅寺を経て清水寺へ。
とにかく道が混んでいて全然定刻通りに回れず、13時に京都駅に帰って解散の予定だったのが、13時の時点ではまだようやく清水寺に着いたところ。道が渋滞しているせいもあるし、バスが寺の目の前まで行けないので、手前で降りて歩く必要があって時間がかかるせいもある。

我々は京都駅まで戻らず清水寺でツアーを離脱。三年坂、二年坂と歩いていたら、路地に「京都バーガー」を発見(笑)!京都でわざわざハンバーガー食うことはないのだが、ちゃんと生麩や京野菜を使い、抹茶バンズに白みそソースだというので、たまらず食ってみた。まあ、特別おいしい!ってわけでもなかった。

泊まったのは大津プリンスホテル。
大津駅からバス送迎なので少し時間がかかるが、京都から大津はJRでわずか2駅、10分なので全然苦にならない。

翌日はあいにくの雨。
嵯峨野方面に行ったが、この日は平日ということもあって人出は少なめで良かった。
いちばん素晴らしかったのが、常寂光寺。ガイドブックでもまともに取り上げられてないので、お寺自体はそんなに有名ではないと思うが、JRのそうだ、京都行こう。のCMで何年か前に取り上げられたことがあるらしい。
天気が良ければもちろん素晴らしかっただろうが、しとしとと降る雨は、嵯峨野の少し寂しい雰囲気にあっていて、これはこれで味があった気がする。

ガイドブックにも載ってなかったが、嵐山公園の山をずんずん登っていくと展望台があり、山の景色が見渡せる。保津川沿いに建つ建物は、旅館だろうか。右手のほうにはトロッコの線路が通っている。

二尊院。このあと清涼寺を通って、JR嵯峨嵐山駅へ戻る。朝ゆっくりとホテルを出発して、夕方薄暗くなり始める頃に帰りの電車に乗る、まる一日コースだ。

翌日はきれいに晴れた。せっかく大津に泊まったので、大津の紅葉の名所、日吉大社へ。
日吉大社のすぐ隣が比叡山延暦寺の入り口で、時間があればぜひ行ってみたかったのだが、今回は時間切れ。参道の入り口からもう別世界のような空気が漂っていて、さすが霊峰と呼ばれるだけあるな、と実感。

ってな感じの2泊3日の旅でした。
次回からゆっくり振り返りながら紹介していきます。





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