hungry travelog
美しい海。うまいメシ。豪華なホテル。アジア方面の旅の記録。
≪10月   2017年11月   12月≫
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龍山寺を出る。駅のほうには観光客向けの店がたくさん並ぶが、反対方向に行ってみると実に渋い仏具街。前にちょっと書いたけど、浅草寺の周りの雰囲気に似ている。スクーターが整然と並ぶところは、いかにも台湾らしい光景だ。

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この仏具屋さんたちも面白半分に覗いてみるのだが、うわーこりゃ本気だ。ちょっと冷やかして、お土産の仏像でもゲットしようかと思ったのだが、そんな感じではなかった。でもこういう観光客のいない地元の人のためのエリアは、歩いていて楽しい。
いま浅草暮らしをしていると、なんでこんなところをガイジンが歩いてるんだ?という観光エリアから離れたところで観光客に出くわしたりするが、彼らもそういう想いで町を見ているのかもしれないw

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本当に仏具屋ばかり並ぶ中、ようやく見つけた食い物屋。地元のお兄ちゃんたちが集団で食っていたので、きっと美味いんだろうと、ここで昼飯。今朝日本を発ってきて、既に台北のホテルに荷物を置いて、観光をひとつ済ませて、(遅めではあるが)昼飯をこれから食うって、どんだけ近いんだ台湾。

こちらの店ははっきりメニューが出ているので問題なく注文できる。漢字が理解できる安心感。こっちも油断して「ぎゅうにくめん下さい」とか言っちゃって、店員に「え、どれ?」と困った顔をされる。看板を指さしても、看板はこっちを向いてるので、向こうにいる店員からは見えなくて、ひと騒動。なんか、言葉が通じないのに、こんなやりとりでも緊張せずに済むのは有難い。

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奥が牛肉麺(小)で、手前がワンタン麺(小)。牛肉麺は期待通りの味だったがワンタン麺はスープがとっても淡泊で、タイのラーメンの感覚でかなり味を足して食ってしまったが、これで食べ方は合ってたのだろうか。
東南アジアの米の麺とはまた違って、きしめんのようなもちもちした麺が美味い。

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台北の通りはだいたいこうして歩道の上に建物の2階がせり出して、屋根になっている。
歩道の上に建物の2階がせり出す、と表現したくなるが、建物の1階部分を少し削って歩道にしている、という方が実態に近いかもしれない。この建物の構造は中国本土や、アジア各国の中華街でも見られ、中国では「騎楼」というそうだが、台湾では「亭仔脚」と呼ぶようだ。

日射しや雨をよけられていいのだが、そこにスクーターがずらーっと停車してたり、けっこう段差があったりして、バンコクのように道に穴が開いてたりはしないものの、案外歩きにくい。ところがなぜかこの通りはキレイさっぱり、真っ平らだし誰も駐車してない。建物もなんか趣がある。なんだろう。

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一本裏道に入ってみると、やはり同じようにレンガ造りの建物が並び、通りは整然としている。
実はここは古い街並みを保存した「剝皮寮(ポーピーリャウ)」という地区。このあたりは1738年に龍山寺が建つ前から先住民族の交易拠点として栄えており、木材を加工する(皮を剥ぐ)からこの名前がついたという。
日本による台湾統治が始まった際、この一角は、隣接する老松小学校の敷地とされた。が、実際には小学校の敷地にはあまりにも広かったので、周辺部は使われず、しだいにそこに商店が建ち並び始めた、という(この適当さが、ちょっと「南の国」っぽい)。それが、この町並み。
100年以上の歴史があり、現在は台北市政府が自ら管理している。
左側は商店だが、時間帯が悪いのか、どこも開いてなかった。右手の建物はギャラリーになっていて、自由に入れる。

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受付にいたおじいちゃん。
連れに、日本語で話しかけていた。僕も加わって、しばらく日本語で会話。
別れ際に、「ずいぶん久しぶりに日本語を話しました」というおじいちゃん。なんだか、たまらない気持ちになる。いいことなのか悪いことなのかも分からないが、とにかくこの国が「生き別れの兄弟」なのだと、突然実感した。

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台北の街は、どうも薄汚れた建物が多い。あと10年か20年すれば再開発が進んで、見違えるようにぴかぴかの街になるのかもしれない。ただ、汚れてるしツギハギだらけだが、道に穴が開いたままになってたり、ゴミだらけだったりしないのは、流石だと思う。たぶん、こういうちょっとした感覚で、台湾では自分の国と同じように安心できるし、インドのようなところにいけば強烈に「外国」を意識するのだろうと思う。

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みんなが同じ位置に同じ大きさの看板を掲げる通り。建物は相当年季が入ってボロいが、なんだか秩序があって、いい風景だなあ、と思う。

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台北の龍山寺。
ご本尊の隣にあるのは、少し薄暗い建物。
参拝客は少ないが、何か趣がある。この、壁一面を埋め尽くすピンクの小さい物体はなんだろうと、カメラでズームしてみると...

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小さなお札だった。
1枚1枚に、名前と住所が書いてある。お寺に寄進するとこれを作ってもらえるのだろう。なんかとても有難い感じがするが、イマドキは個人情報保護の観点でちょっと問題あるかもしれない。

しかしこの幾何学的な斬新なデザインは、仏教のお寺っぽくなくて面白い。こんな色使いはしないだろうけど、デザインセンスとしてはむしろイスラム的なものを感じる。

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一角にたむろするおばあちゃん達。
現代の日本のお寺や神社は、こうやって知り合いが集まって、何をするでもなく、ただ世間話に興じるような、それほど日常生活に溶け込んだ空間ではない。かつては日本でもこうだったのだろうか。

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台湾のお寺は、色使いが実に華やかだ。とくに屋根飾りは、その細密さとふんだんな原色使いが、中華的なセンスを感じさせる。ヒゲだけは針金を使ってるところが、なんとなく可笑しい。

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こちらは極彩色の鳳凰。
龍山寺は都会のお寺なのですぐ隣にマンションが建ってる。興ざめとも言えるが、これはこれで独特の風情だとも言えなくもない。まあ、ちょっと小汚いのは残念だ。

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お供え物台。果物はまあいいとして、普通のスーパーやコンビニで買ってきた、ごく普通のペットボトルの飲み物とかお菓子が置いてあるのは、なんか面白い。これらは、お願い事をしにきた時のお供え物だけでなく、願い事が叶った後の「お礼」の品々でもあるそうだ。
龍山寺にはオールマイティの観音菩薩様の他に学問の神様や農業の神様、安産の神様、商売の神様に、恋愛(結婚)の神様と何でも揃っている上に、願い事がよく叶うとのこと。

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真っ赤なロウソクがめらめらと燃える。ろうそく自体がかなり巨大なのだが、それをさらに束ねたりするので炎が大きくて迫力がある。中華世界では赤が縁起のいい色なので、ロウソクは白ではなく赤。

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出口付近で人々が群がっているのは、仏教関係の本が積まれたコーナー。無料でもらっていける。日本のお寺ではこういうのって売り物だよなあ、とちょっと言ってみたくなる。
本に混じってDVDも置いてある。本はさすがにきついが、映像ならちょっとわかるかも、ともらってきて見てみたら、仏の教えを説く日本製アニメの中国語字幕版だった。

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淡水線の剣潭(日本読みケンタン、現地読みチェンタン)駅を降りる。
台北最大の夜市、士林夜市の最寄り駅だ。
市の中心部からは少し外れていることもあり、昼間は実にのんびりしたもの。駅前や大通りにオフィスビルや高級マンションが建ち並ぶ他は、これと言って何があるわけでもない。駅から徒歩10分ほどのホテルへ向かう途中にあったお寺も、爺ちゃんたちが集まって碁を打って、ゆるい空気が流れる。

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街の中心から離れて、しかも駅から10分も歩く、周囲になにもないホテルをなぜ選んだかと言えば、もちろん士林夜市が近いから。帰りの交通機関とか気にせずに夜市を楽しみたかったので、歩いて行ける範囲内でホテルを探してみたら、これが実に少ない。本命は既に満室だったので二番手の、ここ星美飯店 Star Beauty Hotelとなった。
まだお昼でチェックインできないので、ひとまずスーツケースだけ置いて、すぐに出かける。

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コンビニで飲み物を仕入れる。深く考えずにやっぱ台湾は烏龍茶だろ、と買ってきて、ゴクッと飲んで、ここがアジアであることを思い知る。こんなに本気で烏龍茶を愛でる国が、なんでペットボトルだと甘くするんだろう。

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途中にあったスーパーマーケット並に広い果物屋。周囲に商店街があるわけでもなく、みんながわざわざこの店を目当てに来るようで、車で乗り付ける客が多い。

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剣潭駅のホームから、士林夜市の跡地。
正確には士林夜市の臨時夜市の跡地。もともと士林夜市は駅から5分ぐらい歩いたところにあったのだが、建物が老朽化していたので、ここ数年は駅前の臨時夜市に移転して営業していた。で、もとの位置のリニューアル工事が終わったので、昨年12月からまた駅から少し離れたところに夜市が戻った。駅前の「臨時夜市跡地」には、これから台北芸術センターが建つのだそうだ。

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また電車に乗って、やってきたのは龍山寺(ロンシャンスー)。
今回は連れが初台湾ということもあり、市内観光バスツアーに申し込んでいるのだが、そのコースに入ってないので個別にやって来た。
1738年建立の龍山寺は台北市の中心部に近いこともあり、観光客も多いが、地元の参拝客がそれ以上に多い。なんとなくレトロな周囲の街の雰囲気といい、横手には仏具屋さんがずらーっと建ち並ぶあたりも、浅草寺に雰囲気が似ている。
駅から龍山寺までの地下通路には土産物屋のほかに洋服屋なんかも入居する普通のアーケードだが、その真ん中には早速観音菩薩様が鎮座する。

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龍山寺の立派な門。
我が国の国宝であり世界遺産の日光東照宮陽明門よりも二回りぐらい大きく、装飾も実に立派だ、と思って、ふと気づく。台湾には世界遺産がひとつもない。
もちろんこれは中国本土との関係によるもので、台湾、正式には中華民国はユネスコの構成メンバーではないため、世界遺産条約を締約しておらず、故に世界遺産はひとつも登録されていない。ただ近年は文化財保護の観点から登録への動きは出ているそうだ(参考)。

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平日の昼間だというのに境内は参拝客でいっぱいだ。観光客はむしろ少数派で、みんな熱心にお祈りしている。
台湾のお寺というのはお祈りに手間がかかって、境内に祀られる複数の仏様・神様を順々に、少しづつお線香を供えて回る。ひざまづいてお祈りするのだが、そこにクッション性のあるヒザ置き台があるのは、なんとなく合理的な中国人っぽい発想だ。

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ご本尊は観音菩薩。しかし純粋に仏教寺院というわけでもなく、同じ境内に孔子や、三国志の関羽が祀られたりしていて、道教や儒教など、いわば中国の土着宗教と渾然一体となっている。
但し仏教は台湾の最大宗教ではなく、信者数では道教、カトリック、プロテスタントに次ぐ四番手だそうだ。キリスト教の教会をそれほどたくさん見た覚えがないので、そう言われると不思議な気がするが。

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これがご本尊。しかし本殿の中には入れない上に、ご本尊は奥まったところでガラスケースに入れられており、かなり厳重に護らている。ご本尊に直接触れる(金箔を貼り付けたりする)のが当たり前のミャンマーとは、やっぱり違うなあ、と実感する。そういう意味では、台湾は日本のお寺の感覚に近い。

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このあと龍山寺周辺をぷらぷらして、西門まで歩く。

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2012年7月、台北およびその近郊を3泊4日で旅してきた。
今年の夏は色々あって、この旅は出発の2週間前に急遽決めたもの。7月の3連休を利用した日程なのでさすがに人気が高く、いいチケット/ツアーを探すのは大変だ。
羽田発にこだわると、エコノミーでさえ(チケットだけで)6万とか7万とかいう検索結果ばかり出てくるので、成田発とか日程を1日ずらすとか、最後の手段として中国本土の航空会社でも良しとするとか、色々探していたが、たまたま羽田〜台北松山 チャイナ・エアライン ビジネスクラスで5.5万円というのを発見!期せずして優雅な旅となった。

いまは羽田空港と同じ大田区内に住んでいるので羽田発にこだわっていたのだが、多分今回手に入れたチケットが安かったのは朝7時の早朝フライトだからだろう。僕のような条件でさえ、始発に乗って行っても出発2時間前には到着できない。羽田は24時間運用可能というのが売り文句のひとつだった気がするが、結局フライトは6時〜23時まで限定らしい。騒音問題とかなんだろうけど、そうなると一体何が「24時間運用可能」なのか?

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遠くから羽田の早朝便を利用する人は、もちろんエアポートホテルに前泊するという選択肢もあるんだけど、蒲田の漫喫で夜を過ごすという人も、若者には多いようだ。別にそれはそれでいいが、なんか全体的な仕組みづくりが、間違っている気もする。

もちろん空港内の店はいっこも開いていない。せっかく評判の商店街なのに残念。夜中の3時でも全店舗がガンガン営業しているドバイ並にしろとは言わないが、6時〜23時ぐらいなら営業したっていいんじゃないの?とか思いながら、ラウンジへ。

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羽田国際線は、ANA・JALがそれぞれ自社ラウンジを持ち、その他航空会社は共用ラウンジ。今回はチャイナエアラインなので共用ラウンジへ。早朝にしては、それなりに人がいる。
さすがに真新しくて綺麗だが、食い物はまったく大したことがない。一番の狙い目はカップラーメンかw
なんか空港については文句ばかり書いてるが、やっぱり成長しているアジア諸国の空港に比べて成田も羽田も負けていることは誰が見ても認めざるを得ないと思うので、声をあげておきたい。

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さて、搭乗。チェックインの時には、連れと2人並んだ席が確保できないので縦並びと言われたのだが、搭乗の時までには調整してくれていて、最前列中央横並びを用意してくれた。チャイナエアラインって安さだけで勝負の航空会社と見られてる気がするが、台湾人がやることなのでちゃんとホスピタリティが高く、僕は好きなエアラインだ。
見ての通り窓3つ分を専有できるので、足もとは相当広い。

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さっそく出てくるのは朝食。さすがに早朝なので酒は進まないのが、ちょっともったいない。
僕は洋食で、野菜とオムレツ中心の典型的な朝メニュー... に見えるんだけど、やっぱりそこはビジネスクラス。付け合せの肉はハムやソーセージではなく、ステーキだ。

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連れの和食はおかゆ中心のシンプルなメニュー。油の多い魚はキレイに温め直すのが難しいと思われ、焼き魚にサバを出すというチョイスはどうなんだろう。と思った。

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3時間半のフライトはあっという間で、松山空港に到着。って愛媛県のやつではなく、ソンシャンと読む。
台北の空港事情は東京と似ていて、基本的に国際線の桃園空港(市街から遠い、成田に相当)と、基本的に国内線の松山空港(市街に近い、羽田に相当)がある。だから今回の羽田〜松山線というのは、移動時間を節約できる最強のチョイスなのだ。

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もろもろ手続きを済ませて外に出る。いや、暑い。今年は東京の暑さは8月から9月の後半にピークが来たので、7月の時点ではそれほど暑くなかったが、一方の台北は7月前半から38度越えの猛暑でエアコンとビールの売れ行きが絶好調というニュースが流れていた。
地下に降りると地下鉄の松山機場駅がある。最近できたばかりで、後から作ったからしょうがない面もあるが、ちょっと案内がわかりにくい。ホームはぴかぴかで、線路との間に全面ガラス張りのホームドアがあるのが、東京の南北線を思わせる。2009年に開通したばかりの内湖線という路線だが、なぜか電車が他の地下鉄よりも一回り小さく、スーツケースを持った人が乗り込むことを想定しているとはあまり思えない。

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今回泊まるホテルのあるのは士林方面なので、淡水線に乗るために2回乗り換えないといけない。しかしやっぱり漢字の表示には安心感がある。そもそも乗り換えは分かりやすいし、人々はちゃんと列をつくって、実に整然としている。日本よりもよほどキチンとしているのではないか、と度々感じた。
それにしても、台湾は近い。今朝家を出てきて、台北市内を移動している今はまだ午前中だ。

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