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hungry travelog
美しい海。うまいメシ。豪華なホテル。アジア方面の旅の記録。
≪01月   2020年02月   03月≫
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朝暗いうちにホテルを出て、飛行機とバスとミニバンを乗り継いで、遺跡側から「乾いたパムッカレ」を、強い日差しの中延々と歩いて、ようやく到着した、青と白のパムッカレ。ああ、感動もひとしお。

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このあたりは石灰岩の保護のため、水がたまっているエリアには入れず、ただ眺めるだけ。
それだけでも充分ではあるのだが、この先では入って行けるというので大期待。
ここが丘の頂上なので、ずっとふもとまで続く石灰棚の中でも古くから人間が親しんでいたエリアだそうだ。

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実はここに流れる水量はコントロールされており、ハズレの時期に来てしまうと水がたまってなくて、単に白い風景らしい。それはそれで綺麗ではあるが、やっぱりこの、青い水とのコントラストがいいよね。
空の色が映って青く見えているのではなく、石灰質を含む水自体が、青く見えているようだ。

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アップで見るとこんな感じ。川のように、かなり水が流れているように見えるが、実は石灰岩がそういう筋状の形に固まっているだけで、水の流れはチョロチョロと緩やか。
30分ほどこの景色を堪能したところでガイドの兄ちゃんからお呼びがかかる。

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で、ここを見ろと。遺跡博物館。
もう終わらせたつもりになっていた遺跡側の続きw いやー別に見なくてもいいんだけどなあ、と思いつつ、場の空気を乱してもしょうがないので勧められるがままに。

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当時の人が使っていたお皿の破片とか、元・装飾品とか。トルコとは言ってもローマ帝国の遺跡なので、それっぽい彫像やレリーフ。
どうも僕は西洋美術とは相性が悪いのか、楽しめない。
こういうものを見て、人は、うわあ芸術的だと感動するのだろうか。と、わざとこういうのを選んで載せてみるw

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早々に切り上げて、次。ここは石灰棚と並んで楽しみにしていたところ!
みんなも吸い込まれるようにどんどん入って行く。

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パムッカレと聞けば、普通は白い石灰岩の丘にさらさらと水が流れる、白と青のさわやかな風景を想像するだろう。しかしここの世界遺産登録名は「ヒエラポリス-パムッカレ」であり、ユネスコの世界遺産サイトを見ても、パムッカレ側の画像はなく、ヒエラポリス遺跡の画像が2枚載っているだけである。Wikipediaで見ても、遺跡の写真が何十枚もあるのにパムッカレの画像はいっこしか載ってない(執筆時点)。
つまり世界遺産的には、ここの主役はさわやかパムッカレではなく、ゴツゴツのヒエラポリス遺跡なのである。

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ヒエラポリスとは、ローマ帝国時代の温泉保養地跡。この辺は地震が起きる地域なので、何度か地震で崩れてはその度に復興してきたが、1354年の大地震を最後に、そのまま廃墟とされた。

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つまり650年あまりも「廃墟」の状態で放置されてるわけである。やはり石の文化は、そういうところが凄い。
流石にここ何十年かは補修活動も行っているのだろうが、天日風雨にさらされ、それこそ地震などの自然の脅威や、もっと怖い観光客の脅威にさらされながらも、このぐらいの形を保っているのは大したものだと思う。

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ただし。
僕らがここに居るのは、カラカラにひからびた遺跡を見に来たかったからではない。
丘のふもとから、照りつける太陽のもと、道沿いの遺跡は充分見てきたので、早くパムッカレに行きたい。ツアー参加者一行は誰もがそう思っていたはずだが、ガイドの兄ちゃんはこれはローマ時代の何とかだ、と解説を続ける。
ふっと、どこからともなく猫が現れる。

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みんな兄ちゃんの解説そっちのけで猫をいじり、写真を撮り始める。
「僕の話よりも猫のほうがいいのは分かったからさ〜」と兄ちゃんもさすがに苦笑い。

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カラカラの大地に緑が見え始め、だんだん公園として整備された様子になってくる。丘の頂上だ。
頂上には博物館などの施設があり、その向こう側に、いよいよ石灰岩の丘がある。

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公園の端っこまで来て、ようやく、見えた!これを見に来たんだよ〜
このあたりはいちばん端っこで、白い範囲はあまり広くないし、色もあまりきれいじゃないのだが、今までの行程を通ってきて、ようやくこの景色が目に入った瞬間はやっぱり感動!ちょっと元気を取り戻した!
さあこの後いよいよこの石灰岩の丘に足を踏み入れる!

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イスタンブール到着、翌日。
まだ暗いうちに起き出す。ホテルの朝食時間はまだ始まっていない。空港への迎えの車はちゃんと時間通りにやってきて、寝ぼけたままイスタンブール空港の国内線へ。今日は、今からパムッカレへ向かう。
まずはPriority Passの使えるラウンジで朝飯。ここが、なかなか充実してて良かった。
いかにもトルコっぽいオリーブとトマトとチーズのサラダとか、豆のスープとか。

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イスタンブール空港の国内線は、さすがに国際線に比べると雑然とした雰囲気だが、それでも充分に(海外の国内線空港にしては)きれいだ。

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そしてやってきたのは、デニズリ。おそらく、パムッカレ観光の拠点として造られた空港だとは思うのだが、それでもここからはバスを乗り継いでけっこうな距離がある。
このあたりは温泉がたくさんあるらしいので、トルコ人にはそっちの需要もあるのかもしれない。
飛行機を降りてターミナルまで少し距離はあるのだが、他にまったく飛行機がいないので皆平然と歩くw

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空港は真新しくてぴっかぴか。周囲にはまったく何もない。
荒涼とした、何もない土地に突然近代的な建物が現れるのは、いかにも中央アジア〜中東あたりの雰囲気。

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空港で名前のプラカードを掲げてる人がいたので、そいつに拾われ、まずは大型バスに乗る。
見事に、何もない大地。空港のためだけに造られた立派な道を、延々と進む。

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羊を遊牧してたりする。さっきまで居た大都会イスタンブールとのギャップを、ここで実感。

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途中、全然パムッカレじゃないところでバスを降りろと言われる。どうも、ここで違うバスに乗り換えないといけないようだ。
このパムッカレ旅行は、イスタンブール発着の日帰りツアーで、一連の行程とは別の業者に自分で個別に申し込んだもの。おそらく申し込んだのはトルコの地元業者のサイトだと思うのだが、トルコでは観光の分業が進んでいるので、為されるがままにするしかない。つまり、今朝ホテルに迎えにきた車も、今待ち構えていたバスも、このあと乗り継ぐマイクロバスも、みんな違う業者。なのでこっちからは「こいつに連れて行かれて正しいのか」を判断しようがない。僕の名前が載ったリストを持ってれば、もうそいつを信じるしかない。
で、やってきたマイクロバスに、言われるがままに乗る。
やっぱり日本人はちょっとこういう扱いには不安を覚えると見えて、同じバスに乗り合わせた日本人若者カップルは不安丸出し。男は「どこへ連れて行く気だ!」みたいな喧嘩腰になり、女は「○○くん、やめて!運転手さん、ここで降ろして!」みたいなパニックになっているw 運転手の隣に座っていた僕らは、運転手がいい感じのおっちゃんなのでこっちの味方をしてあげたいのだが、どこへ連れて行く気なのかは僕らにもわからないのでフォローもできず、おっちゃんと顔を見合わせてニヤニヤしていたw
結局若者たちをそれぞれのホテルで順番に降ろし、僕らも最後に、とあるホテルで降ろされる。
ここからは、このホテルが主催するパムッカレツアーに参加することになるようだ。既に朝イスタンブールを出発してからトルコ航空を含めて5業者目に引き渡された。

で、しばらくホテルのロビーで待たされ、また違う車で運んで来られたここが、パムッカレの入り口。
例の、真っ白な石灰岩のさわやかな風景は、ここからはまったく見えない。

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そしてこの道を延々と歩く...
ガイドの兄ちゃんはいるのだが、やべえ、忘れ物した!ちょっと先歩いてて!と途中で引き返して行ってしまった。
暑い... どこまで遠いんだ、パムッカレ...

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イスタンブールの街でも、サントリーニ島ほどではなかったけど、人を見ても逃げない猫によく会った。
そういえば家猫の起源って中東らしいから、この辺の気候風土が彼らには合ってるのかもしれない。後ろに見えてる塔は、スルタンアフメット・ジャーミィのミナレット。

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夕方、広場には人がいっぱい。
この写真だとぎりぎり、ミナレット(塔)は5本しか写っていないが、実はスルタンアフメット・ジャーミィは6本のミナレットをもつ。普通のモスクには1本しかない(近所の信者にお祈りの時間を告げる放送をするためのものなので、機能上は1本しか要らない)し、大型のモスクでも4本までだ。イスラム建築ではシンメトリー(左右対称)が美の基準なので、2本か4本というのが、やはりデザインしやすい(例)

この「6本」の説明としてよく目にするのは、建築当時、スルタンアフメット1世が「アルトゥン(黄金)の塔を建てよ」と言ったのを、建築家が勘違いして「アルトゥ(6)の塔」を建ててしまったというもの。バリエーションとして、建築家が予算を抑えるためにわざと聞き間違えたふりをした、というネタみたいな話もある。
別にミナレットの数が多ければ多いほどいいという決まりはないのだが、流石に聖地・メッカのモスクと同じ数(当時)になってしまうのはまずいだろうと、スルタンアフメット1世がメッカに1本寄進して、あちらは7本になった、という話もある。ちなみに現在のメッカのモスクには9本、メディナの預言者のモスクには10本のミナレットがあるようだ。

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近所の屋台で夕食を仕入れる。
この親父にメニューはないの?と聞くと、メニュー?俺がメニューだ。何でもあるぜ、と適当なことを言うw このノリの軽さはトルコ人っぽい。後ろのほうでお兄ちゃんがこっそりポーズをとってるのもいい。
さらに後ろのほうでは、白い衣装を着た人がぐるぐると幻想的に踊るスーフィーダンスのステージの準備中。ダンスが始まらないかとしばらく待ってたがなかなかやらないので、ホテルへ帰ることにした。

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脈絡はないが、また猫。

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ホテルの部屋のバルコニーから、スルタンアフメット・ジャーミィを眺めながら、今買ってきたケバブサンドとハンバーガー。見た目は美味そうではないが、こういうのに限って、美味い。まあ少なくともケバブに外れはない。
もう一ブロック海側に行くと、レストランやバーが集まる繁華街で、音楽が流れてたり人のざわめきでかなりにぎやかな感じなのだが、この辺はレストランが数軒ある程度なので適度なにぎわいで、ちょうどいい。海がすぐそばなのでカモメがたくさん飛んでて、それも異国っぽい雰囲気を盛り上げる。

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夕焼けに浮かび上がるモスクのシルエット。
これはこれで美しいのだが...

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ライトアップが点灯すると、これはまた違った美しさ。
ミナレットそのものが輝いてるようだ。

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今朝はアテネでアクロポリスを駆け足で観光してから来たんだった。
今日はゆっくり休もう。というか、明日は暗いうちに起き出して出かけないといけないんだよね。。

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ギリシャから一路イスタンブールへ。
イスタンブールはちょうど祝日の時期で、有名なホテルはどこも満室だと旅行代理店から言われ、こちらから希望を提示した10以上のホテルが全部NGだと言われる始末。団体ツアーが行くような大型ホテルばかり勧めてくるので、もういい、自分で探す!と喧嘩別れ?して、自分で見つけたのが、このホテル。
やっぱりブルーモスクまで歩いて行ける旧市街、スルタンアフメット地区に泊まりたかった。

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そして、最上階のバルコニーつきのこの部屋を指定。
ワンルームタイプでそれほど広くはないのだが、まだ開業したばかりなのでぴかぴかに綺麗だ。

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そして何といってもバルコニーからの贅沢な眺め。左を見れば、マルマラ海の青い海原。

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右には、スルタンアフメット・ジャーミィ、通称ブルーモスク。
隣近所の建物もほとんどみな同じ高さなのでギリギリではあるが、見える。
この地区にはこういう小規模なブティックホテルが山ほどあり、逆に大型ホテルは数えるほどしかない。

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チェックインしたら、さっそく街へ!もう夕方だが、ブルーモスクだけは見ておこう。
それにしてもトルコ人たちの、日本語の堪能なことと言ったら。土産物屋の類はたいてい、我々の顔を見ればコニチハ〜と話しかけてくる。中には本当に普通にぺらぺら話しかけてくるのもいる。後で書くつもりだが、トルコでの観光オフシーズンに日本に出稼ぎに行く人って結構いるらしい。

さて、そういうのをかわしながらやってきたスルタンアフメット・ジャーミィ。
17世紀のスルタン・アフメットが命じて建てさせたジャーミィ(モスク)なので、これが正式名称。この写真だと西日を浴びているのでちょっと色味が違って見えるが、屋根が青いので誰かがブルーモスクと言い出して、一般的には(外国人には)そっちの名前が定着した。

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世界一美しいモスクとも言われるスルタンアフメット・ジャーミィ。
もちろん外観も優美で美しいのだが、やっぱりその究極の美しさは、内部装飾。天井、壁、柱、すべてが繊細にびっしりとタイルで装飾される。
ここは観光地でありながら、あくまでも現役のモスクなので、非ムスリムは中央部分には立ち入れない。1日5回のお祈りの時間には、そもそも中に居ることさえ許されないのは、世界のどのモスクでも同じ。

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青く飾られる大ドームの部分は直径が27メートルにも及ぶ。
キリスト教のような「偶像崇拝」が許されないので、神や人物や天使が飾られ、描かれるキリスト教会とは違う雰囲気。装飾に使われるデザインは幾何学模様と、アラビア語の文字だけ。

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何十分でも居られる圧倒的な空間だ。モスクという公共の場なので、もちろん入場料なども取られない。
ひとつ難を言えば、臭い。観光客も信者も、みな靴を脱いで裸足で建物に入る。全面に敷かれた絨毯は何千、何万の足に踏みつけられ、臭いを移される。ただ、イスラム教徒はお祈りの前には外の水道で体を洗って清めなくてはいけないので、これは主に観光客の仕業ということか?

まあ足の臭いはさておき。
さらに日が傾き、オレンジ色がかった陽を浴びる。ああ、美しい。

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ちなみに広場を挟んで対面にはアヤソフィアが建つが、あれはもともとキリスト教の大聖堂として当時の東ローマ帝国によって建てられたもので、その後モスクとして使われた時代を経て、現在は美術館。なので開館時間は限られるし入場料も取られるので、今日はパス。


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