ゴールデンウィークは、再びミャンマーに行って参りました。
まだブログ的には1月のミャンマー旅行を更新中なので、こちらを完了させるのが先ですが、いつも通りダイジェスト版だけ。
まずは、ベンガル湾沿い、ミャンマー屈指のビーチリゾート、ガパリへ。
すごくいいところなんだけど、到着翌日に雨季入りするというタイミングの悪さ!まあ、それはそれで面白い経験でした。

一旦ヤンゴンに戻り、お約束のシュエタゴーン・パヤーへ。参拝中にちょうど雨に振られたんだけど、その雨があがると、雲に夕日が映し出されて、なんとも神々しい黄金の景色に包まれました。

翌日、古都マンダレーへ。
ここではゆっくり3泊し、周囲の町にも色々足を伸ばしました。

そして前回の旅行で果たせなかった、ウーベイン橋でのサンセットを堪能!

そしてそして今回のハイライト。マンダレーからガタガタ道を揺られること3時間、やってきたのはモンユワ。
壁一面に豆のような仏像がひたすら並べられ、建物全体で50万体あるという驚愕の奇寺。

ヤンゴンにも、まだまだ見たことのないものが色々ありました。

旅行中、暑さと寝不足にやられてちょっと体調が優れなかったりはしたけど、今回は全体的にメシも美味く、移動もスムースで、いい旅でした。
また今後じっくり更新していきます。
まだ1月の旅を更新中ですが、金曜の夜から、再びミャンマーに出かけます!
前回は1泊しかしなかったマンダレーに3泊して、周囲の古都をじっくり回ってくるほか、ミャンマーには数少ないビーチリゾートであるガパリなどに行ってきます。
そんなわけでゴールデンウィーク中は更新できませんのでご承知おき下さい。
それでは行ってきます!
マンダレーで次にやって来たのは、仏教大学。
看板にはState Pariyatti Sasana University Mandalayとある。
本当は、ドライバーの兄ちゃんが僕をここに連れてきたのは、このすぐそばに建っている古い僧院のためだと思われるが、これはこれで面白そうなので敷地に入ってみる。

土曜日だからなのか、日中の陽射しが強い時間帯だからなのか、広い庭には誰もいない。

敷地はかなり広いので、いちばん奥までは行っていないのだが、いかにも校舎らしい建物は見あたらない。ミャンマー各地から集まった学生達が住んでいるのであろう寮らしき建物がいっぱい並んでいた。
みんなベランダに赤い袈裟を干している。

敷地内の建物。講堂みたいな感じだろうか。
それにしても誰もいないなあ。

こちらは、そんじょそこらの寺院よりも立派に装飾された建物。入り口から真正面の位置にある。
屋根にびっしりと並んでいるのは、よ〜く見ると一体一体が仏様や神様の形に、精巧に掘られている、この後見に行く木造の僧院のデザインを模しているようだ。

やっと一人、構内を歩いてる人を発見。
やっぱりお坊さんの赤い袈裟というのは目立つ。
そもそも出家者は財産、私有物をもつことを禁じられており、着るものも、他に使い道がないぐらいのボロ布を、「私は出家者ですよ」と、在家者の白い衣装と区別するために草木や鉄のサビなどで黄色っぽく染めていたのが始まりらしい。これが中国や日本に伝わるにつれ形式的に、どんどん立派になっていったそうだ。
そういえばタイやラオスでは鮮やかなオレンジ色、ミャンマーでは深い赤の袈裟が一般的だが、色の違いには特に深い意味はない、とどこかで聞いた。

道路を渡って反対側に、アトゥマシー僧院という巨大な建物がある。日本で言うと何とか文化会館とか、何とかホールとか、そのぐらいの感じの巨大さだ。
さぞかしスゴいものだろうと期待して2階の入り口を入ると...

ガラ〜ン。ただ広いだけ。奥の方にこじんまりと仏像が置かれてるだけ。
思うに、ここは、さっきの仏教大学が大勢を集めるときに使ったりするんじゃないんだろうか。何とも「体育館」を思わせる作りに、そう思った。

体育館の外に出てみるとこんな感じ。
あ、この感じ、どっかで行ったことがあるぞ!と思ったら、
チェンマイのビルマ式寺院、ワット・クータオだった。

この建物、1階部分は吹き抜けになっている。暑さ対策なのだろうか。
1階には金の装飾は使われていないので、この雰囲気がなんともイスラム教のモスクに似ている気がした。
それにしてもこんなに巨大なのに誰もいない。
平日には、仏教大学の学生でごった返したりしてるのだろうか?

マンダレーでシルク工房、大理石工房と並んでお約束なのが、この金箔工房。
その名の通り、金箔を作っている。お寺や仏像に金箔を使いまくり、参拝客も金箔を貼り付けていく、という具合に金箔を大量消費する町ならではの工場だ。
金箔ってどうやって造るかというと、金粉を叩いて固めていく、と「地球の歩き方」には書いてある。最初に金をセットする場面を自分では見ていないので、それを信じる。金って案外柔らかいみたいなので、金塊を叩いて薄く伸ばしていく方がラクな気がするが、金塊よりも金粉のほうが安いのだろうという想像もつく。
観光客が少し集まると、お兄ちゃんたちがハンマーでカンカンと叩き始める。一回一回、体が「つ」の字になるぐらいまで折り曲げる。かなりの重労働だ。

金は、竹の皮から作った紙ではさみ、それを何重にも重ねて、5時間叩き続ける。そうすると、金箔の状態になるんだとか。
金箔の状態になったものは、別室でおばちゃん達が仕上げる。
息で吹き飛んでしまいそうなぐらいのペラペラの金箔を、3センチ四方ぐらいに揃えて、竹の紙で挟む。

ひたすら地味で過酷な労働に見えるが、その隣に金製品ショップが併設されていて、ちゃんとしっかり儲けてそうな様子も伺える。観光客相手に、ベラベラ英語をしゃべるお姉ちゃんが接客。僕は小さな仏像を買おうとしたら、それは金ではないとちゃんと教えてくれたので、金箔を貼った象の像にしておいた。
棚の二段目に、チャイティーヨーのゴールデンロックを模った置き物とかもある。

このあと、少し遅めのメシ。いやしかし、今朝はまだバガンに居たことを思うと、随分と充実した半日だった。
連れてこられたのは、庭つきの洋風の建物。いかにも外国人観光客から儲けてますよ〜という感じの店だ。店員もやたらと物腰が柔らかく、英語も堪能だ。
さすがに高級店で、カレー1品さえ頼めば、おかずがじゃんじゃん自動的に出てくる、というシステムではないようだ。「カレーを頼んだらカレーしか出てこないのか?」という僕の問いに、店員はちょっとウケていた。
どうせなら色々食いたいので、少量ずついろんなものが食えるコースというのにする。
まずはスイカシェーク。くーー、やっぱり東南アジアではこれだね。少し薄い気がするが、うまい。

そして、サラダ。東京の小洒落た店にだってこのまま出せる、というぐらいきれいに盛られた生野菜サラダ。生モノには充分注意しないといけないのだが、まあ外国人慣れしてるこういう店なら大丈夫だろうと勝手に解釈して、食う。
うまい。
見た目は日本でも普通に食えるサラダっぽいが、やっぱり味付けはアジアンだ。タイのものとも違って、激しい辛さや酸っぱさはない。何かわからないけど美味い、では説明にならないが、実際のところそうなのだ。

メイン料理のひとつ、ベジタブルカレー。
カレーと言うより、野菜の煮物(カレー風味)と呼ぶべきだろう。明らかに、インドとの共通点が見える。
辛くないのは外国人向けだからかもしれないが、他の店で食べたミャンマー料理ほど油っぽくもなく、コクのある味で、ほんとに美味い。実はインドで色々食べたカレーの中でもベジタブルカレーがいちばん美味いと思ったのだが、それと同じ美味さだ。
そんなに要らないよ、というぐらいに盛られた白メシが、どんどん進む。

いちばんのメインが魚のカレー。
この、魚の肉厚っぷりを見れば、この店がどれだけ高級店であるか分かろうというもの。白身魚に衣をつけて揚げてある。柔らかくホロホロッと身が崩れるぐらいの絶妙の仕上がり。これも、魚カレーというよりは、魚フライのカレーソースがけ、という感じか。
これはこれで美味いのだが、野菜カレーがあまりに美味いので、惜しくも二番手だ。

写真を載せていない前菜の豆スープと、野菜炒めとご飯とデザート(パパイヤ)で、合計1500円弱ぐらい。ミャンマーとしてはべらぼうに高いが、これは、それだけの価値があった。実はこの旅行を通じて、ミャンマー料理は普通に美味いが、まーやっぱりタイ料理のように感動するほど美味くはないね、と思っていたのだが、ここでのメシだけは感動するほど美味かった。
A Little Bit of Mandalayという店。
半分屋外になったテラス席で、ゆっくりと休憩。他には白人の5人ぐらいの団体が一組いただけで、あまり騒がしくもなく、とてもリフレッシュできた。さあマンダレー観光の後半戦に出発!
マンダレー市街に入り、大理石工房を通って、そのすぐ先にあったのが、マンダレー最大にして最重要と言われる寺院、マハムニ・パヤー(別名ヤカイン・パヤー)。
何が凄いって、まずこの参道の商店街!仏具や、お土産物屋の類ばかりがこんなに集まってるのは、日本のお寺の門前町でもなかなか見られない。ヤンゴン最大のシュエタゴーン・パヤーもここまで凄くなかったし、やっぱりマンダレーってのはミャンマー仏教の中心地なんだと改めて認識した。

例によってお寺を中心に東西南北に参道が伸びており、僕が通ったのはどうやら東側の、約150メートルの参道。
Googleマップで見ると、北側にはさらに長い参道が伸びているようだ。
参道の終点、お寺の本堂に入る直前に、料金徴収小屋がある。ミャンマーの寺の多くでは、入場料とは別にカメラ撮影料というのを取られる(たぶん外国人だけ)。たかが1ドルなのだが、それをきっちりと手書きの帳簿に記録する。並んでる白人のオバサンは失笑しているが、僕はこの真面目な国民性に、この国の明るい未来を見た(笑)。
写真は、それとは別にあるもうひとつのカウンター。いま改めて写真で見ると記念Tシャツを売ってたりもするようだが、これは金箔販売カウンターなのだ。
おそらく外国人が買うことはないので、ミャンマー語以外での表示が一切ない。値段さえもミャンマー文字で書かれてるのでわからない。何の気なしに買ってみようと思いたつが、幾らなのかわからない。カウンターのおっちゃんにはハウマッチという英語は理解できるのかもしれないが、答えが言えない。ミャンマー文字で書かれた値段の札を困ったように指差すのだが、わかんねーよ、というポーズをとるしかない。すると通りがかりの人が1500チャットだと教えてくれた。150円。僕らにとってはなんでもない額だが、一般のミャンマー人にはちょっと奮発しないと出せない金額だ。
外国人が買うのは珍しいのだろう、おっちゃんはにっこりと笑って金箔を手渡してくれた。

そして本堂に向かうが、うわ、すごい人だ。
いちばん奥が別室のようになっていて、その中に黄金の仏像が鎮座する。中には男性しか入れない。

みんなが足もとに金箔を貼っていくので、下半身だけがおかしな形に膨らんでしまっている。それにあわせて何故か顔もふくよかに膨らんでいっている、なんていう都市伝説があるのはご愛嬌。

境内はとても広くて、ご本尊の前以外は人はまばら。しかし天井にはずーっと金箔が張り巡らされていて、ここが別格の寺院なんだと感じさせる。
ここマハムニ・パヤーは、まだマンダレーが都になる前の1784年に建設が始まったが、ちょうど100年度の1884年に火事でほとんど焼けてしまった。建物はその後立て直したものだが、さきほどのご本尊の仏像は金属製だったため、消失を免れたという。

外から見るとこんな感じ。
ヤンゴンのシュエタゴーン・パヤーほどではないが、本堂の周囲にも色々建物がある。
それにしても陽射しがまぶしい。この日は12月31日。乾季で、かつ暑すぎない時期なので旅行には最適なシーズンだというが、午前中にして充分暑い。

タイ仏教でも同じだが、ミャンマーには八曜日(日・月・火・水曜午前・水曜午後・木・金・土)というのがあり、自分が生まれた曜日の神様にお祈りする。日本人が、自分の星座とか血液型を当たり前に知ってるのと同じレベルで、ミャンマー人やタイ人は自分が生まれた曜日を知ってるそうだ。
この建物の中は八角形の仏壇のそれぞれに八曜日の神様とシンボルの動物が祀られている。
ちなみに僕は日曜日で、シンボルは鳥(ガルーダ)。
こことかで簡単に調べられる。
同じサイトに八曜日占いも載ってるが、何だか当たってる気がする(笑)。

境内のどの建物も隙がなく、美しく豪華に飾られる。建物の白い壁も汚れていない。見世物ではなく、本当にみんなが祈りにきて、きちんと手入れをしているのだということが伝わってくる。
豪華でありながら生活感もあって活気の感じられる、とても感じのいいお寺だ。

ひと通り境内を見終えて、参道の店を改めてじっくり見ていく。
途中、通路が枝分かれしており、そっちに行ってみると、伝統人形や木彫りの仏像屋ばかりが並ぶ。うわ、これは魅惑的。

結局この店で、高さ25センチぐらいのずっしりした木彫りの仏像を購入。
たしか最初は2万だか18,000チャットと言われたのだが、結局15,000チャット。1,500円。仏像の相場なんてよくわからないが、木彫りのこの大きさの仏像が1,500円ってのは破格の安さだということぐらいはわかる。へへへ。

参道の最後まで行かず、途中で外に出るところがあったので出てみると、何だかよくわからない大きなプールがある。釣り堀なのか?単なる貯水池なのか?不思議な光景。
でも水辺はちょっと涼しげで気持ちいい。地元のお姉ちゃんがアイスを食ったりしていて、開放的な感じ。お寺の境内なので、みんな裸足で歩いてるのも、なんかいい。もうこの頃には、裸足で屋外を歩くことにも何の抵抗もなくて、むしろ気持ちいいと思うようになってきた。
